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軽量アウトドアチェアの選び方
軽量なアウトドアチェアの選び方を解説! 重量や耐荷重の基準をチェックしよう。
重量は約0.7~1kgを基準に選ぶ
一般的なコンパクトチェアの重量は、約1~2kgといわれている。携行性を重視するなら、約0.7~1kgのチェアを選ぼう。
中には約0.5kg前後のモデルもあるが、携行性と座り心地のバランスが取れているのが約0.7~1kgのモデルだ。
耐荷重は自分の体重+10kg以上が目安
耐荷重は、自分の体重+10kg以上を目安にしよう。一般的なアウトドアチェアの耐荷重は約80~100kgだが、コンパクトチェアは軽量な代わりに、耐荷重が低い傾向にある。
耐荷重よりも大きい力が加わると、フレームの破損や、それによる転倒などのおそれがある。
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2025年の注目モデル!おすすめの軽量アウトドアチェア
人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、編集部で「これは売れる!」と2025年の注目チェアをセレクト。その中でも軽量コンパクトなモデルをピックアップした。アポリト・バイヤーの下村泰夫さんが紹介。
(BE-PAL 2025年1月号をもとに加筆)
NEMO(ニーモ) ムーンライトエリート
リクライニング機能としっかりと安定したサポート機能を搭載したチェア。アーム部分に、高強度のダイニーマコードとクライミングのビレイデバイスにヒントを得たロック機構を備えている。鍛造アルミニウムを使用したスケルトンアルミハブもポイント。

ムーンライトチェアのリクライニング機能はそのままに、アーム部分を改良。通気性抜群のメッシュ生地を使い、ケースは沈み込み防止のベースに。

軽量コンパクトで約520gと、片手で軽々持てる。
撮影/小倉雄一郎
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2024年に売れた!人気の軽量アウトドアチェア
2024年、全国の人気アウトドアショップで売れたチェアから、軽量モデルを紹介。
(BE-PAL 2025年1月号をもとに加筆)
MAGIC MOUNTAIN(マジックマウンテン) トレイルチェアー
ジュラルミンのフレームにナイロンシートを張った超軽量チェア。フレームをたたむと片手で握れる細さになり、長さも38cm。バックパックに無理なく取り付けられる。重量290g(収納袋込み)。

細くまとめられるのでちょっとした隙間に収めて持っていける。コンパクトだが耐荷重は余裕の85kg。洋服を着込んだままでも安心して座れる。
CRAZY CREEK(クレイジークリーク) HEX2.0オリジナルチェア
マットを二つ折りにして背もたれを作るシンプルな作りだが、1987年の初登場から改良を重ね、現在採用されているフォームは地面の硬さ・冷たさを感じにくい絶妙な厚み。生地に砂やホコリが入りにくくなり、ビーチに持ち出してもケアが楽になっている。重量614g。
くるっと丸めて持ち運べるアウトドア用座椅子の元祖。φ12×42cmにまとめられる。
Helinox(ヘリノックス) チェアゼロ
ヘリノックスの代表モデルを軽量化したハイスペックタイプ。抜群の強度と柔軟性を持つ軽量合金製ポールと超軽量シートを採用。コンパクトな収納サイズからは想像できない快適な座り心地が特徴だ。
薄手でも上部なポリエステル・リップストップを採用するほか、オリジナル合金ポールの肉厚を抑えるなど、軽量コンパクト性を追求したチェア。ペットボトル1本分ほどの509gという超軽量を実現。また、軽くても耐荷重は120kgと十分だ。
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BE-PALスタッフがチェック!ロースタイルの軽量アウトドアチェア
人気のロースタイルチェアをBE-PALスタッフがチェック。ULハイクの相棒に最適な、おすすめの超軽量モデルを紹介する。
(BE-PAL 2024年4月号より)
FIELD RECORD(フィールドレコード) チェアカーボンフィールド
熱反射するオリジナルマットを座面に、V字バックフレームにカーボンポールを使用した重さ270gの超軽量座椅子。サイドを立体縫製することで、体にフィットする形状に。コンパクトにたためる設計だ。

ベルトに装着されたラダーロックで、背もたれ角度を調整可能。

カーボンポールで軽々!
撮影/三浦孝明
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キャンプや庭BBQにおすすめの軽量チェア
キャンプから庭でのBBQまで活躍するアウトドアチェアから、軽量かつリラックスできるモデルを紹介!
(BE-PAL 2023年2月号より)
Helinox(ヘリノックス) グラウンドチェア
ヘリノックス・チェアシリーズの中で、もっとも座面が低いモデル。座ったときの姿勢に無理がないよう、他モデルより深めのシート設計になっている。サイドはメッシュ素材で通気性も◎。
焚き火の横で星空を眺めたくなるようなヘリノックスの椅子。座面高22cmで、地面に近い状態で座れるので、背の低いテントでも使用できる。高強度なのに軽量な合金製ポール「TH72M」を採用しており、本体重量637g。
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Helinox(ヘリノックス) タクティカルチェア
家仕様にデザインされたコンフォートチェアのミリタリーライン。室内外問わず使える素材感が◎。座面が吊り下げられているので、驚くような座り心地の良さを実感できるはず。
インテリア映えと携行性を両立したヘリノックスの名品。家仕様のコンフォートチェアに機能をプラス。両側にポケットを付属、収納袋を小物入れにできたりと工夫を凝らしている。本体重量922g。
撮影/山本 智
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まだまだある!おすすめの軽量アウトドアチェア
こちらも軽量で快適なアウトドアチェア。アウトドアライターによるおすすめも必見だ。
(BE-PAL 2022年2月号等より)
Helinox(ヘリノックス) チェアワン
軽量コンパクト系の元祖王道モデル。このサイズ感からは想像できない快適な座り心地で、ソロからファミキャンのロースタイルまで幅広く人気。本体重量893g。
(BE-PAL 2022年2月号より)
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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) グラシア フィールド座椅子
重さ約530gと軽量なチェア。お座敷スタイルでも問題のないソロ~少人数のキャンプや、荷物を減らすメリットが大きい徒歩キャンプ、ツーリングキャンプで特に活躍する。組み立て・片付けも10秒程度で、設営・撤収ラクラク。

こちらの座椅子は約530g。多くの荷物が必要となるキャンプでは、いかに1つ1つの荷物を軽量化するかが総重量を減らすカギとなる。とくに、軽量化が必要となる徒歩キャンプやツーリングキャンプではこのような軽量ギアはとてもありがたい存在だ。

パーツはイス本体とフレームの2つだけ。フレームの組み立て・片付けが10秒で終わるため、設営・撤収も簡単だ。
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mont-bell(モンベル) L.W.トレールチェア26
本体345gと軽量コンパクトで、持ち運びも簡単。ほどよい座り心地と頑丈な作りで気軽に使用できるため、登山やキャンプはもちろん、釣りやピクニックにもおすすめだ。
取り出して開くだけで使えるので、設置、撤収にかかる時間はわずか十数秒。とても手軽なので、ふと休憩したくなった時に迷わず使える。
耐荷重は静荷重で80kgと、そのコンパクトさからは想像できないくらいの頑丈さを持ち合わせている。

メッシュのスタッフバッグが付属している。
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