本記事では、商品選びに失敗しないために、アウトドアチェアの選び方やをBE-PAL.NETが解説します。また、おしゃれなアウトドアチェアのおすすめも、ロータイプ、ハイタイプ、座椅子タイプなど種類別に紹介します。ご自身のスタイルに合ったチェアでキャンプを楽しみましょう。
アウトドアチェアの種類

(出典) pexels.com
アウトドアチェアは、主にロータイプ・ハイタイプ・座椅子タイプの3種類に分けられます。それぞれ特徴や使用するシチュエーションが異なるので、まずはアウトドアチェアの種類について確認しましょう。
リラックスできるロータイプ
ロータイプは、座面の高さが約30cmと低いアウトドアチェアです。そのため地面に足がつくので落ち着き、リラックスできるでしょう。背もたれが深いタイプも多いので、小さな子どもでも座りやすく、家族キャンプでも活躍します。
座面が低いので、テント内での使用時も頭上に余裕ができ、広々とした空間を作れるのもメリットです。ゆとりのある空間でリラックスしたい場合に適しています。
サイズが小さいので、折りたたんで収納や持ち運びにも便利です。スッキリとした見た目も魅力といえます。
立ち座りが楽なハイタイプ
ハイタイプは座面が約40cm以上のアウトドアチェアで、リクライニング機能が付いているタイプも販売されています。ゆったりと腰掛けることが可能で、座面が高く立ち上がりやすいのも魅力です。
大きなキャンプテーブルでもご飯が食べやすく、ダイニングチェアのような感覚で使用できます。長時間座っていても負担が少ないので、キャンプの醍醐味である食事を楽しめるでしょう。
非常に手軽に組み立てできるものが多く、脚を広げるだけで素早く使えるのも大きなメリットです。その代わりサイズはあるので、荷物量を減らしたい場合には工夫が必要といえます。
テント内でも使える座椅子タイプ
座椅子タイプは、日本人に馴染みのある座敷スタイルで座れるアウトドアチェアです。地面にそのまま座る感覚で、マットを敷いてテントやタープ内でも快適に使えます。
靴を脱いでくつろげるので、日本人にとってはリラックスできるでしょう。キャンプやアウトドア以外でも使用できる場面が多く、普段のサブチェアとしてもおすすめです。
ロータイプやハイタイプのチェアにある『脚部分』がないので、軽量で持ち運びにも非常に便利です。コンパクトに収納できる商品も多く、使わない時期にはスッキリ収納しておけます。
アウトドアチェアの選び方

アウトドアチェアを選ぶ際のポイントをしっかり押さえることで、自分に最適なアイテムを見つけられます。アウトドアチェアを探すときに、注目すべきポイントを紹介しましょう。
耐久性、耐荷重を確認する
アウトドアチェアは、耐久性と耐荷重が重要といえます。キャンプなど屋外で使用するアウトドアチェアは、不安定な環境でも耐えられる耐久性が必要です。特にスチール素材であれば、重量はあるものの高い耐久性を得られます。
利用する人の体重に耐えられる耐荷重も、故障や破損のリスクを防ぐという観点から、大切なポイントです。耐荷重は商品の概要欄や製品情報などに記載されているので、事前にチェックしましょう。
収納サイズを確認する
キャンプは運ぶ荷物量が多いので、事前に収納サイズも確認しましょう。特にハイタイプであれば、コンパクトに折りたたんで収納できる商品を選ぶのがおすすめです。
さらに収納の手間を軽減したり、手軽に持ち運んだりできるように、なるべく軽量のチェアがベストです。専用のバッグが付属している商品を選ぶとなおよいでしょう。
アウトドアチェアの購入にあたり、まずは荷台やラゲッジスぺース、自宅の収納スペースの広さをあらかじめ計測します。収納や持ち運びの方法などを確認し、最適なサイズを選びましょう。
ロータイプのおしゃれなアウトドアチェア

ロータイプのアウトドアチェアは、地面に足をつけてリラックスできるのが特徴です。天井が低いテント内でも使えて、コンパクトに収納できるというメリットがあります。
コールマン「コンパクトフォールディングチェア」
小さくても座り心地のよい、コールマンで人気のロータイプチェアで、座面の高さは約28cmです。焚き火やローテーブルにぴったりのサイズといえます。木製のアームレストは木のぬくもりを感じられ、肌触りのよい仕上がりになっています。
折りたたむと薄い正方形になり、持ち運びに便利なハンドルも付いています。マジックテープで折りたたんだ状態を保てるので、収納時もコンパクトです。
●サイズ:約54×55×61(h)cmColeman(コールマン) コンパクトフォールディングチェア
●収納時サイズ:約54×8.5×56.5(h)cm
●重量:約2.1kg
オンウェー「リクライニングコンフォート ローチェア」
心地いい手触りが人気のローチェアがリクライニング式に進化したモデルです。4段階のリクライニングができるナチュラルなローチェアで、アームはチーク材、シート地には火の粉にも強い6号帆布を採用しています。
座ったまま手元で角度が変えられる、使いやすいシンプルな構造です。
フレームはアルミ合金製なので軽量で、アルマイト加工を施しているため、通常の塗装よりも色がはがれにくく、美しい色合いと質感を実現しています。
ONWAY(オンウェー) リクライニングコンフォート ローチェア
●サイズ:幅60.5×奥行70×高さ81cm
●収納サイズ:横60.5×縦72×厚み16cm
●重量:4.2kg
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スノーピーク「ローチェア30」
まるでソファに座っているかのようなリラックス感が得られるロースタイルチェアです。座面の高さを地上高30cmに設定しています。
ゆったり座れるのに、安定感があるので、食事も作業もしやすいのが魅力です。セッティングも簡単で、収納袋が付いているから収納&持ち運びも便利です。
2010年グッドデザイン賞も受賞したおしゃれなアイテムです。
Snow Peak(スノーピーク) ローチェア30 カーキ・ブラウン
●サイズ:W58×D65×H86cm
●収納時サイズ:W16×D18×H101cm
●重量:3.6kg
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ハイタイプのおしゃれなアウトドアチェア
ハイタイプのアウトドアチェアは、立ち座りが楽で食事もしやすいのが大きなポイントです。機能性だけでなくデザインにもこだわった、おすすめのアウトドアチェアを紹介します。
スノーピーク「Take!チェア」
キャンプ場で映える美しいフォルムと、包み込まれる安心感が魅力のキャンプチェアです。座ったときに背中に違和感がないように、下方の位置に縫製箇所がくるようにデザインされています。
4本のメイン脚に竹の集成材を採用し、そこにアール曲線をあしらったアルミフレームをX字に組み合わせたことで、強度を維持しながら美しいデザインも実現します。
座布には耐久性が高く丈夫な厚手6号帆布を使用し、キャンプで汚れても気兼ねなく洗濯することが可能です。頑丈な生地は使用者をしっかりと包み、破損やほつれを心配する必要もありません。
Snow Peak(スノーピーク) Take!チェア
●サイズ:55×63×75(h)cm(シート高42cm)
●収納サイズ:10×15×98cm
●重量:3kg
キャンピングムーン「ハイバックチェア ハイスタイルチェア F-1001-K」
高いデザイン性と美しい絶妙なカーブを描いた肘掛けが魅力のハイバックチェアです。肘を置くと自然に馴染み、パッと広げるだけとセットアップも簡単に完了します。
ヘッド部と背もたれにはクッション生地を採用し、また背もたれには絶妙なカーブがあることで、座り心地が抜群です。化繊より柔らかいコットン生地が背中にフィットし、体を包み込む感覚をもたらします。
背中には収納用のメッシュ袋も付属しているので、キャンプギアなどの小物の収納に便利です。
CAMPING MOON(キャンピングムーン) ハイバックチェア F-1001-K
●サイズ:座面/56.5×56.5cm、座面高/45.5cm、全高:110cm
●収納サイズ:120×15×15cm
●重量:4.2kg
オガワ「ハイバックチェアII」
ブラックフレームがクールな、ハイスタイルのキャンプにぴったりのハイバックチェアです。背もたれと座面の角度は浅めで、立ったり座ったりが多いシーンでも過ごしやすいのも魅力です。
ワンタッチで細長くたためる収束式なので、設営・撤収が簡単なのもうれしいポイントです。背面には便利なメッシュポケットが付いているので、小物の定位置にするのもいいでしょう。
ogawa(オガワ) ハイバックチェアII
●サイズ:W45×D66.5×H96cm
●収納時サイズ:W14×D13.5×H115cm
●座面高:46cm
●重量:約3.0kg
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座椅子タイプのおしゃれなアウトドアチェア
座椅子タイプのアウトドアチェアは、日本人に馴染みのある座敷スタイルで使用できるのが魅力です。デザイン性と機能性を両立した、おすすめ商品をチェックしましょう。
キャプテンスタッグ「グラシア フィールド座椅子」
キャンプだけでなくさまざまなシーンで活躍する、超軽量でコンパクトな座椅子です。後ろ側にフレームが付いているので、背もたれに寄りかかっても倒れづらい仕様になっています。フレームにはアルミ合金を採用し、軽量ながら非常に高い耐久性を誇ります。
折りたたんでコンパクトにでき、収納バッグ付きで持ち運びもスムーズです。ソロキャンプや登山などの荷物量が制限されている場面でも、手軽に持ち運べます。
ゆったりとした座り心地なので、キャンプだけでなく野外フェスや運動会といったアウトドアシーンでも活躍します。使い勝手のよい、おすすめのアウトドア座椅子です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) グラシア フィールド座椅子
●サイズ:(約)幅40×奥行68×高さ39cm
●収納サイズ:(約)12×11×長さ40cm
●重量:(約)530g
コールマン「コンパクトグランドチェア」
キャンパーに人気のコールマンが販売している、背もたれの付いた折り畳み式の座椅子です。地べた座りでも快適に過ごせる設計で、コンパクトに収納できます。ポリエステル製のシートと軽量ながら耐久性のあるアルミフレームで背中をしっかりと支えます。
背面には大きな収納用ポケット付きで、キャンプギアやペットボトルなど、手元に置きたいものを収納しておけます。約1.4kgの重量で、持ち運ぶ際にも肩への負担が少なく、幅広い年代の人が扱いやすいキャンプチェアです。
Coleman(コールマン) コンパクトグランドチェア
●サイズ:約39×52.5×43.5(h)cm
●収納時サイズ:約10×14×61(h)cm
●重量:約1.4kg
クレイジークリーク「HEX2.0オリジナルチェア」
くるっと丸めて持ち運べるアウトドア用座椅子の元祖アイテムです。
マットを二つ折りにして背もたれを作るシンプルな作りながら、1987年の初登場から改良を重ね、現在採用されているフォームは地面の硬さ・冷たさを感じにくい絶妙な厚みとなっています。
生地に砂やホコリが入りにくくなっており、ビーチに持ち出しても楽にケアができます。
CRAZY CREEK(クレイジークリーク) HEX2.0オリジナルチェア
●収納サイズ:φ12×42cm
●重量:614g
▼参考記事
まとめ
アウトドアチェアを選ぶ際は、ロータイプやハイタイプなど目的に適した種類を確認する必要があります。また、耐久性や耐荷重、収納サイズも重視すべき重要なポイントです。
キャンプや運動会など、屋外で使用する時間が多いアウトドアチェアは、その日の過ごしやすさにかかわる大事なアイテムです。デザイン性にも注目しながら、おしゃれで自分に合ったアウトドアチェアを選びましょう。
















