
そこで、この記事ではそんな餃子の皮で作るキャンプめしのアレンジレシピを、おかずやおつまみはもちろん、ピザや鍋・スープ、さらにはスイーツまで全17品ご紹介します。
餃子の皮がキャンプにおすすめな理由もあわせて解説しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
CONTENTS
餃子の皮で作るおかず・おつまみレシピ6選
まずは、おかず・おつまみのアレンジレシピをご紹介します。簡単なおつまみから本格的なインド料理まで、よりどりみどりのメニューが揃っていますよ。
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チーズの包み焼き

皮パリッ中とろ~りでやみつき。
最初にご紹介するのは、ベビーチーズを包んで焼くだけで簡単、「皮はパリッと中とろ~り」という食感がやみつきの1品です。
手早く作れるので、おつまみとしてはもちろん、お子様のおやつとしてもおすすめですよ。
材料(8個分)
- 餃子の皮(大判) 8枚
- ベビーチーズ 1袋(4個)
- 水 適量
- サラダ油 適量
作り方
【1】ベビーチーズは半分に切ります。
【2】餃子の皮で1を巻き、巻き終わりに水をつけて閉じます。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、3を両面こんがりと焼きます。
【4】お皿に盛り付けてケチャップを添えて完成です。
ポイント

包めれば具材は何でもOK。
餃子の皮は大判で厚手のものを使うと、やぶれにくくチーズも包みやすいです。
また、今回はベビーチーズを使用していますが、具材は小さく切ったウインナーや、焼き鳥缶詰など、包めるものなら何でもOKです。
味付けはケチャップ以外にも、チリソースやスパイスとあわせて食べるのもおすすめですよ。
カルボナーラザニア

重ねるだけなので簡単。
続いては、餃子の皮とカルボナーラソースで作るラザニアです。メスティンに餃子の皮とパスタソースを交互に重ねて焼くだけで、もっちり濃厚なラザニアが完成してしまいます。
材料(レギュラーメスティン1個分)
- 餃子の皮 30枚
- 市販のパスタ用ミートソース 1袋
- 市販のパスタ用カルボナーラソース 1袋
- ピザ用チーズ 適量
- 粗挽き黒こしょう 少々
- 乾燥パセリ 適量
作り方
【1】メスティンにクッキングシートを敷きます。
【2】1に餃子の皮→カルボナーラソース→餃子の皮→ミートソースの順で重ねていき、最後にピザ用チーズをちらします。
【3】フタをして弱火で15分ほど加熱したら火から下ろします。
【4】粗挽き黒こしょうを振り、乾燥パセリをちらして完成です。
ポイント

味変して作るのもおすすめ。
今回はミートソースとカルボナーラソースで作っていますが、ナポリタンやボロネーゼに置き換えたり、ボンゴレビアンコなどのあっさり系で作るのもおすすめです。
また、クッキングシートは無くても作れますが、敷いておくとメスティンのお手入れが楽になりますよ。
旨味凝縮蒸し餃子

こちらはセイロを使用した王道中華の蒸し餃子です。餃子の皮のモチモチ感と、ツルッと口に滑り込む食感がクセになる1品です。
材料 (20個分)
- 餃子の皮 20枚
- 豚ひき肉 100g
- キャベツ 1/4玉
- 玉ねぎ 1/4個
- ニンニクすりおろし 1片分
- しょうがすりおろし 1片分
- しょうゆ 大さじ1と1/2
- オイスターソース 小さじ1と1/2
- ごま油 大さじ2
- 塩コショウ 適量
作り方
【1】キャベツとタマネギをみじん切りにして塩を振り、水分を出します。
【2】豚ひき肉に1以外の材料をすべて加えてよく混ぜます。
【3】1の水分をよく絞って、2と合わせます。
【4】3のタネを皮で包み、せいろで火が通るまで蒸します。
ポイント

セイロから炎がはみ出さないように注意すること。
タネを中央に乗せたら周囲に水を塗り半分に折ります。端を重ね食べやすいひと口餃子にします。皮が半透明になるまで蒸します。セイロから炎がはみ出さないように注意することです。
スキレットで作る包まない餃子

こちらは餃子は餃子でも、スキレットで作る「包まない餃子」です。
熱伝導が良く保温性の良いスキレットで作ることで、外はパリパリ中はジューシーに仕上がり、アウトドアでも熱々のまま食べることができますよ。
材料(直径15cmスキレット1個分)
- 餃子の皮 15枚
- キャベツ 150g
- ニラ 5本
- 豚ひき肉 100g
- とろけるチーズ 適量(お好みで)
★調味料
- おろししょうが 2cmほど
- 料理酒 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 片栗粉 小さじ1
- 水 大さじ1
- ごま油 適量
- 塩コショウやスパイスミックス 適量
作り方
【1】キャベツを細かく切ります。
【2】キャベツをジップ付きの保存袋に入れ、塩コショウやスパイスミックスを振り、揉んでしんなりさせます。
【3】みじん切りにしたニラと豚ひき肉を加えて混ぜます。
【4】おろししょうが、料理酒、しょうゆ、片栗粉を入れて揉み込みます。
【5】スキレットにごま油を入れ、キッチンペーパーなどで全体になじませます。
【6】スキレットに餃子の皮を敷きます。
【7】4の袋の端を2cmほど切り、餃子の具をスキレットの上に乗せて広げます。
【8】具材を半分ほど乗せたらスプーンで平らにし、とろけるチーズを乗せます。
【9】残りの具材を乗せて、餃子の皮を3枚敷きます。
【10】餃子の皮を畳んで水を入れ、フタをして弱火で4分ほど焼きます。
【11】フタを開けてひっくり返したらごま油を追加し、裏面を5分ほど焼いて完成です。
ポイント

保存袋で具を混ぜれば手も汚れません。
包まない餃子は、具を1個1個包まなくても良いので、とても簡単に作ることができます。また、ジップ付きの保存袋を使えば具を混ぜるときに手が汚れません。
作った具をそのまま冷凍保存できたり、調理後の洗い物が少なくなったりするのも嬉しいポイントです。
メスティンで作る広島風お好み焼き

こちらは「広島風お好み焼き」のレシピです。クッキングシートを敷いたメスティンに具材を重ねていくだけで作れるので、キャンプめしにピッタリの1品です。
材料(レギュラーメスティン1個分)
- 餃子の皮 4枚
- 千切りキャベツ 120g
- 焼きそばの麺 1/2袋
- 卵 1個
- 豚肉薄切り 20〜30gぐらい(メスティンの面が埋まる程度)
- とろけるスライスチーズ 2枚
★調味料・トッピング
- お好み焼きソース 適量
- マヨネーズ 適量
- 天かす、かつお節、青のり、紅生姜 適量
作り方
【1】メスティンにクッキングシートを敷きます。
【2】焼きそばの麺を入れます。
【3】キャベツを乗せて、真ん中にくぼみを作ります。
【4】卵を割り入れます。
【5】天かすとかつお節を入れます。
【6】キャベツを乗せます。
【7】豚肉を乗せます。
【8】チーズを乗せます。
【9】餃子の皮を乗せます。
【10】フタをして15分ほど焼きます。
【11】約15分焼いたらフタをあけます。
【12】お好みソース、マヨネーズをかけて、かつお節、青のり、紅生姜を乗せて出来上がりです!
ポイント

断面図がミルフィーユ!
焼きそばの麺がパリパリしていて、キャベツのシャキシャキ感がとても美味しかったです!
餃子の皮はしっとりモチモチで、側面がパリッとして良い食感でした。クッキングシートを使ったので、メスティンには水滴がついた程度で、後片付けもラクラクです!
インド料理・サモサ

おかず・おつまみレシピのラストは、餃子の皮で作るインド料理「サモサ」です。
サモサはインドでおやつとしてよく食べられている料理の1つで、こちらはキャンプなどのアウトドアでも作りやすいようなレシピになっています。
材料(12個分)
- 餃子の皮(大判) 12枚
- じゃがいも 小4個くらい
- たまねぎ 小1/2個
- いんげん 5本
- ゆで枝豆 24粒程度(サモサ1つに2粒入れた場合)
- しょうが 1片
- にんにく 1/2片
- クミンシード 小さじ1/2
- ターメリック 小さじ1/2
- ガラムマサラ 小さじ1
- クミンパウダー 小さじ1/2
- コリアンダーパウダー 小さじ1/2
- カイエンペッパー 少々
- 塩 適量
- オリーブオイル 大さじ3(揚げ焼き用)、大さじ1/2(炒め用)
- ケチャップ(好みで)
- パクチー(好みで)
- レモン(好みで) 1/2個
作り方
【下準備】じゃがいもはさいの目に切り、水にさらして水けをきっておきます。玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにします。スパイス(パウダー)はすべて合わせておきます。ない場合は、カレーパウダーでOKです。レモンは、くし切りにします。

こちらが下準備を終えたサモサの材料です。
【1】鍋に、クミンシードとオリーブオイルを入れて弱火で炒めます。
【2】クミンシードの周りが泡立ちはじめたら、みじん切りにしたにんにくとしょうがを加えて香りが立つまで炒めます。
【3】2に玉ねぎを加えて炒めます。
【4】玉ねぎが透き通ってきたら、じゃがいもといんげんを加えて軽く炒め、大さじ3(分量外)の水を加え、やわらかくなるまで蓋をして弱火で炒め煮にします。
【5】4に合わせておいたスパイスと塩を加えて味をととのえ、ボウルなどに入れて粗熱を取ります。

フィリングにはしっかりと味をつけます。スパイスは風味をつけるためのものです。味は塩でととのえます。
【6】粗熱が取れたら、餃子の皮に5のフィリングを乗せて半分に折り、縁に水をつけてフォークで押さえてしっかりと閉じます。

揚げるときに中身が出ないように、フォークを使って餃子の皮の縁をぎゅっと押さえます。
【7】6を大さじ3ほどの少量の油で揚げ焼きにします。少ない油なので、まずは縁の部分を菜箸などを使ってぎゅっと押しつけて焼き色をつけます。

サモサフィリングは火が通っているので、餃子の皮がいい色になればOKです。
【8】油をきって、パクチー、レモンとケチャップを添えればできあがりです。
ポイント

サモサを包む際に、フォークを使うと便利です。フォークも忘れずに。
暑い日の屋外で、揚げたてのサモサをサクッと、キンキンに冷えた飲み物でシュワッと。合わないワケがありませんね。
サモサはほかにも、スパイスティーやチャイと合わせるのもおすすめです。甘~いスパイスティーとサモサは、じっとり蒸し暑い日によく合います。
好みのスタイルで手軽にサモサ、まったりとお楽しみください。
餃子の皮で作るピザレシピ4選
餃子の皮は、じつはピザ生地の代わりとしてもピッタリの食材です。ここでは、いろいろなトッピングのアレンジレシピを4つご紹介します。
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餃子の皮で作る大葉といわしのピザのレシピ
まずご紹介するのは餃子の皮で作るピザ。包丁いらずで作れるので、小さいお子様と一緒に作るのもおすすめのキャンプ飯です。

材料(直径約21.5cmフライパン1枚分)
- 餃子の皮 15枚
- いわし味噌煮缶 1個(150g)
- ピザソース 適量
- ピザ用チーズ 40g
- 大葉 適量
餃子の皮で作る大葉といわしのピザの作り方

まずは、クッキングシートをくしゃくしゃに丸めて広げ、フライパンにセットしましょう。はみ出た部分はそのままだと燃えてしまうので、ハサミで切ってしまいます。

続いて、餃子の皮を重ねながら並べましょう。今回は直径約20.5cmのフライパンに対して餃子の皮を15枚使用していますが、枚数は増やしていただいてもOKです。

フチ部分を少し残して餃子の皮にピザソースを塗り、汁を切ったいわしの身を並べ、ピザ用チーズをちらしたら、フタをして弱火でチーズが溶けるまで焼きましょう。ちなみに、餃子の皮は焦げやすいので、ときどきフタを取りながら焼き加減を確認してみてください。そして、気になる焼き上がりは……。

写真のような感じに仕上がっていて美味しそうです!

カッティングボードなどに盛り付けたら、ちぎった大葉をたっぷりちらして完成です。

ひと口食べてみると、餃子の皮のカリッと香ばしい食感にピザソースといわしのうま味、チーズのコクが絡んでやみつき。さらに、こってりとした味わいながらも、ちぎってちらした大葉の爽やかな香りのおかげで食べる手が止まらない一品に。まさに和洋折衷を具現化したような風味で、満足感たっぷりのピザに仕上がっています。
ひと口ツナマヨコーンピザ

おろしにんにくと粗挽き黒こしょうでパンチの効いた味わいに。
次にご紹介するのは、ちょこんと可愛らしいひと口サイズのピザです。
お子さまにも人気の具材「ツナマヨコーン」におろしにんにくと粗挽き黒こしょうを混ぜて、ちょっぴりパンチの効いた味わいにしました。
具材がツナ缶とコーン水煮なので、包丁いらずで作れるのも嬉しいポイントです。
材料(8枚分)
- 餃子の皮 8枚
- ツナ缶 1個
- (A)マヨネーズ 大さじ1
- (A)おろしにんにく 小さじ1
- (A)粗挽き黒こしょう 少々
- (A)コーン水煮 50g
- サラダ油 適量
- 乾燥パセリ 適量
作り方
【1】ボウルに汁を切ったツナ缶を入れ、(A)を加えて混ぜます。
【2】餃子の皮に1を乗せたらフライパンにサラダ油を熱し、弱めの中火で皮がパリッとするまで焼きます。
【3】お皿に盛り付けて乾燥パセリをちらし完成です。
ポイント

アレンジも自由自在。
今回はツナマヨコーンで作りましたが、餃子の皮に乗ってしまえば、ピザの具材は何でもOKです。
「バーベキューで余った肉や野菜を小さく切って乗せ、焼いて食べきってしまう」というのもおすすめですよ。
餃子ピザ

こちらは先ほどとは打って変わって、餃子の皮をピザ生地に見立て、フライパンで1枚大きく焼き上げるレシピです。
普通のピザ生地よりも簡単に作れて、パリパリ食感がクセになる魔法のような1品です。
材料(10枚分)
- 餃子の皮 8~10枚(フライパンに敷き詰めるぐらい)
- 玉ねぎ、ピーマン、アスパラなど 適量
- ソーセージ 2~4本
- ピザ用チーズ 適量
- ケチャップorピザ用ソース 適量
作り方
【1】ピーマンはヘタと綿を取り5mm幅の輪切りにします。
【2】ウインナーは薄切りにします。
【3】餃子の皮にピザソースを塗り、1、2を乗せてピザ用チーズをちらします。
【4】フライパンにサラダ油を熱し、3を入れてフタをし、チーズが溶けるまで焼いたらお皿に盛り付けて完成です。
ポイント

皮をたくさん重ねるともっちり食感に。
皮をたくさん重ねるともっちりとした食感になります。
使用する調理器具によっては火が同じ箇所に当たって焦げやすくなるので、バーナーパットを使用するのがおすすめです。
メスティンピザ

こちらはメスティンを使って作るシーフードピザです。
餃子の皮がパリパリに仕上がって、まるでクリスピーピザのような食感を楽しむことができる1品です。
材料(レギュラーメスティン1個分)
- 餃子の皮 4枚
- 玉ねぎ 1/4個
- ツナ缶 1/2缶
- シーフードミックス 1/3カップ
- ピザ用チーズ 適量
- ピザソース 適量
- オリーブオイル 適量
作り方
【1】メスティンにクッキングシートを敷き、オリーブオイルを入れます。
【2】餃子の皮をメスティンに敷きつめます。
【3】ピザソースを塗ります。
【4】薄切りにした玉ねぎを乗せます。
【5】ツナ缶を乗せます。
【6】シーフードミックスを乗せます。
【7】チーズを乗せます。
【8】フタをして弱火で10分ほど焼いて完成です。
ポイント

炙る場合は耐熱容器に移してから。
仕上げにガストーチで炙る場合は必ずクッキングシートを剥がし、耐熱の容器に入れて炙りましょう。また、周りに燃えやすい物がないかも注意してくださいね。
餃子の皮で作る鍋・スープ3選
餃子の皮は茹でるともっちりとした食感に仕上がって、鍋やスープにもピッタリです。また、薄くて火が通るのも早いので、手早く温まりたいときにもおすすめですよ。
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鶏キムチ鍋

まるでトッポギのような食感に。
まずご紹介するのは、鶏肉とキムチを使った鍋風のレシピです。
餃子の皮はクルクルと丸めて煮ることで、トッポギ風の食感を楽しむことができます。
材料(1人分)
- 鶏もも肉 1/2枚(150g)
- キャベツ 50g
- キムチ 50g
- 餃子の皮 6枚
- (A)水 200ml
- (A)味噌 大さじ1
- (A)鶏ガラスープの素 小さじ1
- (A)おろしにんにく 小さじ1
- 刻みネギ 適量
作り方
【1】キャベツはざく切りにします。餃子の皮はクルクルと筒状に巻きます。鶏もも肉は食べやすい大きさに切ります。
【2】メスティンに(A)を入れて煮立たせ、1、キムチを入れてフタをし、肉に火が通るまで弱火で5分ほど煮ます。
【3】仕上げに刻みネギをちらし完成です。
ポイント

豚肉や白身魚で作っても。
今回は鶏もも肉を使用していますが、豚肉や白身魚で作っても美味しいです。
シメに中華麺やおにぎりを入れて食べるのもおすすめですよ。
包まない豚こまワンタンスープ

包まないので簡単。
こちらはひき肉よりも利用しやすい、豚こま切れ肉を使った包まないワンタンスープ風のレシピです。
餃子の皮は4つ折りにして煮るとチュルンとした食感に仕上がり、豚肉やスープもよく絡みます。
材料(2人分)
- 豚こま切れ肉 100g
- 餃子の皮 6枚
- ごま油 小さじ1
- (A)水 500ml
- (A)めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1/2
- (A)鶏ガラスープの素 小さじ2
- (A)おろししょうが 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- 刻みネギ 適量
- ラー油 お好み
作り方
【1】豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切ります。
【2】餃子の皮は4つ折りにします。
【3】クッカーにごま油を熱し、1を中火で色が変わるまで炒めます。
【4】3に(A)を加えて煮立たせ、2を入れて弱火で5分ほど煮たら塩コショウで味を調えます。
【5】仕上げに刻みネギをちらし、お好みでラー油を垂らして完成です。
ポイント

気になる方はアルミホイルでアク取りを。
豚こま切れ肉はアクが出やすいので、気になる方はクシャクシャにしたアルミホイルで表面をトントンと叩いてアク取りをしましょう。
中華麺を加えて、ワンタン麺風にしても美味しいですよ。
焼き鳥缶詰のフォー風

あっさり食べられるキャンプめしをお探しの方に。
こちらは細切りにした餃子の皮を、ベトナム料理のライスヌードル「フォー」に見立てた1品です。
「あっさりしたキャンプめしが食べたい」という方はもちろん、ヘルシーなので「最近お腹周りが気になる」という方にもおすすめです。
材料(1人分)
- 餃子の皮 10枚
- 焼き鳥缶詰(塩味) 1個
- もやし 30g
- (A)水 300ml
- (A)鶏ガラスープの素 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- パクチー お好み
作り方
【1】餃子の皮は1.5cm幅に細切りにします。
【2】メスティンに(A)を入れて煮立たせて1をほぐし入れ、もやし、焼き鳥缶詰を加えてフタをし、弱火で餃子の皮が柔らかくなるまで3分ほど煮ます。
【3】塩コショウで味を調えたら、パクチーを乗せて完成です。
ポイント

ナンプラーを追加すればより本格的に。
今回は使用していませんが、より本格的な風味に仕上げたい方はナンプラーを加えるのがおすすめです。
焼き鳥缶詰は、そぎ切りにしたサラダチキンで代用してもOKです。
餃子の皮で作るスイーツ4選
餃子の皮があれば、なんとスイーツまで作ることができます。
ここでは、定番のチョコバナナとあわせた1品から、和風の甘みが楽しめるアレンジレシピまでご紹介します。
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餃子の皮で簡単パイ風スイーツ

パリッとろ〜りの組み合わせに大満足なスイーツです!
今度は、餃子の皮に材料を入れてフライパンで焼くだけのお手軽スイーツ。
餃子を作るのが難しいお子さんでも、このスイーツは皮を半分に折るだけだから、一緒に楽しめますよ。
材料

材料はシンプル!
- バナナ
- チョコレート
- 餃子の皮
- バター
作り方

これだけでもおいしそう!!
バナナを小さめにカット。チョコレートも小さく割っておきます。

中央より手前寄りに乗せると閉じやすいです。
餃子の皮に、バナナとチョコを乗せたら、餃子を作るときと同様に縁に水をつけて半分に折り、しっかりと閉じます。
調理中に具が出てくると油で跳ねて危険なので、中身が出てこないように、ピッタリと閉じているか確認してくださいね!

スイーツらしくなってきました!
縁をフォークで押さえると一気にパイ風に変身。
今回は鉄のフライパンを使います。
しっかりと熱した鉄のフライパンにバターをひき、1つずつゆっくり置いていきます。

バターがいい香り!
火加減は最初中〜弱火くらい。焦げがつく場合は弱火にします。

いい色に焼けました。
片面が狐色になったら、ひっくり返し反対側を焼き、完成です。
あま〜い香りが広がり、ひと口食べるとまさにパイ!あっという間にペロリ。こちらには、紅茶が合いそうです。
作るときのコツ
餃子のように立体的に作るよりは、平べったく作った方が焼き時間が短くなる上、焼きムラができにくいです。
多めの油で、揚げて作ってもOKですよ!
揚げ物をする予定があれば、最後の締めスイーツとして作ってもいいですね。
チョコバナナピザ

とろ~りとした甘みでしあわせ気分。
次にご紹介するのは、ピザはピザでも具材にチョコバナナを使用したスイーツピザです。
皮のパリッとした食感とバナナ・チョコのとろ~りとした甘みで、しあわせ気分が味わえる1品です。
材料(8枚分)
- 餃子の皮 8枚
- バナナ 1本
- 板チョコレート 1/2個
- 有塩バター 10g
作り方
【1】バナナは皮をむいて斜め薄切りにします。板チョコレートは折り目に沿って割ります。
【2】1を餃子の皮に乗せます。
【3】フライパンに有塩バターを熱し、2を弱火で皮がパリッとするまで焼き、火を止めてフタをし、チョコレートを溶かします。
【4】お皿に盛り付けて完成です。
ポイント

ホワイトチョコで作っても。
チョコはホワイトチョコレートに置き換えると、よりスッキリとした甘みになります。
また、ビターチョコで作れば大人のスイーツピザになって、ワインやウイスキーなどにもピッタリの1品に仕上がります。
フルーツピザ

こちらは同じフルーツでもさっぱり風味のパインを使用した、夏にピッタリのスイーツピザです。
クリームチーズの程よくとろけるような食感と、はちみつの甘みでスッキリ食べられて、朝食にもおすすめの1品です。
材料(8枚分)
- 餃子の皮(大判) 8枚
- パイン缶詰(朝からフルーツパイン) 1個(固形量100g)
- クリームチーズ 200g
- 無塩バター 適量
★トッピング
- はちみつ 適量
- ミント 適量
作り方
【1】餃子の皮にクリームチーズを丸く形を整えながら塗ります。
【2】1の上にパインを乗せます。
【3】フライパンに無塩バターを熱し、2を入れて弱火で皮がカリッとするまで焼きます。
【4】お皿に盛り付けて、★をトッピングして完成です。
ポイント

さわやかな甘みが広がります。
バターのおかげで皮はパリッと香ばしく、クリームチーズはほんのりとろ~りです。さらに、はちみつとパインのさわやかな甘みが口の中に広がります。
調理はもちろん、アレンジも簡単なので、ぜひお子様と一緒に作ってみてほしい1品です。
シナモンバターぜんざい

餃子の皮は和の甘みにもピッタリ。
スイーツラストは餃子の皮をお餅に見立てた、和の甘みが味わえるぜんざい風のレシピです。
仕上げのバターとシナモンで、体も心もポカポカあたたまること間違いなしの1品です。
材料(1人分)
- 餃子の皮 4枚
- ゆであずき 200g
- 水 100ml
- 有塩バター 10g
- シナモンパウダー 適量
作り方
【1】餃子の皮は4つ折りにします。
【2】シェラカップにゆであずき、水を入れて混ぜて火にかけて煮立たせます。
【3】2に1を入れ、弱火で餃子の皮が柔らかくなるまで煮ます。
【4】仕上げに有塩バターを入れ、シナモンパウダーを振って完成です。
ポイント

お好みでミルクぜんざいにしても。
お好みで牛乳で置き換えて作り、「ミルクぜんざい」にするのもおすすめです。
1人分なら調理は通常サイズのシェラカップだけで完結するので、洗い物が少なく済むのが嬉しいポイントです。
キャンプに餃子の皮がおすすめな理由

キャンプに餃子の皮がおすすめな理由とは?
ここまで、いろいろなレシピをご紹介してきましたが、なぜキャンプに餃子の皮がピッタリなのでしょうか。
それには、以下に紹介するような3つの理由があります。
おすすめな理由
1.持ち運びしやすい
何と言っても餃子の皮は薄くて軽く、場所を取らないので持ち運びに便利です。
さらに、保存もしやすく調理に特別な器具を必要としないため、何かと荷物が多くなりがちなキャンプにピッタリの食材なんです。
2.調理が簡単
餃子の皮は焼く、揚げる、茹でるなど、調理法を選びません。また、薄いので火の通りが早く、調理時間も短く済みます。
さらに、具材を乗せて焼くだけでも簡単においしい料理が作れるので、調理法が限られるアウトドア環境でも、バリエーションに富んだキャンプめしを楽しむことができるのです。
3.どんな食材・味付けにもあう
記事内でも紹介したとおり、餃子の皮は肉や魚、野菜にフルーツにチーズ……と、あわせる食材を選びません。
また、和洋中からイタリアン、さらには甘い辛い、とどんな味付けにもあう懐の深さを持ちあわせています。
そのため、単調になりがちなキャンプめしに、バラエティ豊かな選択肢を与えてくれるのです。
お弁当にも餃子の皮が便利!

餃子の皮はお弁当にもおすすめ。
餃子の皮は、じつはお弁当にもおすすめの食材です。
肉や野菜を包めば栄養たっぷりなおかずが作れますし、焼けばパリッと揚げればサクッと仕上がり、冷めても食感をキープします。
また、皮自体には味がほとんど付いていないので、濃い目の味付けにあうのも嬉しいポイントです。
さらに、サイズが小さいので隙間埋めにもピッタリで、お弁当に食感や彩りなど、さまざまな面からアクセントを与えることができるのです。
餃子の皮のアレンジレシピで、バラエティ豊かなキャンプめしを楽しもう!

ぜひ、いろいろアレンジしてみてください!
餃子の皮は持ち運びがしやすく、調理も簡単、どんな食材・味付けにもあってキャンプにピッタリの食材です。
また、今回ご紹介したレシピは、どれもアレンジしやすいものばかりです。
ぜひ、餃子の皮でいろいろな具材や味付けを試してみて、バラエティ豊かなキャンプめしを楽しんでください!