冬キャンプを彩る!イタリア屋台飯風「クリスマス・バーベキュー」レシピ | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2023.12.04

冬キャンプを彩る!イタリア屋台飯風「クリスマス・バーベキュー」レシピ

イタリアの冬のお楽しみは屋外で食べる北部の地方料理!

イタリアの冬のお楽しみは屋外で食べる北部の地方料理!

イタリアの屋台飯は手軽に再現が可能なメニューが豊富

冬のイタリアでは、各地で様々なクリスマスマーケットが開かれます。クリスマス飾りや北ヨーロッパ・南チロル地方の食べ物などで賑わうクリスマスマーケットで欠かせない食べ物が、スティンコ・ディ・マイアーレと呼ばれる豚肉のローストです。

クリスマスマーケットの楽しみの一つが、屋台飯。じつはバーベキューで本場の味を手軽に再現可能です。

クリスマスマーケットの楽しみの一つが、屋台飯。じつはバーベキューで本場の味を手軽に再現可能です。

スティンコとは豚の後ろ足のすね肉のこと。一本の太い骨が突き出した大きなお肉の塊は、まるでマンガやゲームに出てくるマンガ肉のようで、見ているだけでテンションが上がります。クリスマスマーケットは基本的には屋外で開かれるイベントなのですが、イタリア人たちは寒さも気にすることなくお肉にかぶりついて、この時期ならではの味を楽しみます。

イタリアでクリスマス時期に食べられることが多いスティンコは、実は冬バーベキューのメインディッシュにも最適!バーベキューといえば夏のイメージがありますが、同じくクリスマスマーケットの人気メニューであるホットワインを用意すれば、体も心もポカポカ温まること間違いなしです。

今回は、そんな冬のイタリアを感じられるバーベーキューメニューを紹介します。日本でも再現可能な食材を使った大まかなレシピも解説するので、アウトドア派流のイタリアのクリスマスを堪能してみてくださいね。

南チロル地方ではソーセージもよく食べられる。粗挽きソーセージを一緒に焼けば、さらに本場に雰囲気に近づける。

南チロル地方ではソーセージもよく食べられる。粗挽きソーセージを一緒に焼けば、さらに本場に雰囲気に近づける。

スティンコ・ディ・マイアーレ(豚のロースト)

大きなスネ肉は火を通すのに時間がかかります。なので、先に家で調理しておいて、仕上げにバーベキューで炭火焼きにするのがオススメ。下準備に時間はかかりますが、しっかり味がついた最高のお肉になります。

すね肉はビニール袋やボールに入れてたっぷりのビールに一晩浸けておきましょう。翌日、軽く水分を拭き取って表面に塩コショウして、フライパン強火で表面に焼き色をつけます。

肉とローズマリーやローリエなどのハーブ類、にんにく一欠、コンソメスープを耐熱容器に入れ、150℃のオーブンでじっくりと焼いていきます。

先に強火で表面を焼くことで旨みを閉じ込める。

先に強火で表面を焼くことで旨みを閉じ込める。

焼き時間は肉の大きさに合わせて1〜2時間ほどで調整してください。途中で数回、肉を転がしたり、コンソメスープを上からかけたりして表面が乾燥しないようにしましょう。スープが足りなくなれば注ぎ足し、底が焦げないように注意します。

中まで火が通ったら肉を取り出し、アルミホイルに包んで保存し、いざバーベキューへ。

ソースには肉の旨みが溶け込んでいるので、絶対に捨てないで!仕上げにバター少々を加え、お好みで小麦粉などで少しとろみをつけてから、アウトドアへ別容器に入れて持参しましょう。

まるでマンガ肉!見た目にインパクトがあって、バーベキューのメインに出せば歓声があがること間違いなし。

まるでマンガ肉!見た目にインパクトがあって、バーベキューのメインに出せば歓声があがること間違いなし。

あとは、肉の表面に香ばしい焼き目がつくまで、バーベキューで焼くだけ。事前に火を通してあるので調理に時間もかからないし、火力の調整もあまり気にしなくて大丈夫です。前日に下準備しておくことができるのも魅力。準備しておいた肉汁入りソースを上からかけながら食べるのがオススメです。

ビール浸けにしてあるので肉が柔らかくなり、ジューシーに仕上がります。仕上げに炭火で焼くことで一気にクリスマスマーケットの屋台感が出ますよ。

もっと柔らかく仕上げたい時は事前調理の時にオーブンで焼くのではなく、材料を入れて圧力鍋で調理すると時短できてオススメです。

ヴィン・ブリュレ(ホットワイン)

ヴィン・ブリュレとは、クリスマス時期に飲まれる甘いホットワインのこと。女性でも飲みやすく、ホッとする味わいです。香辛料たっぷりで体が温まります。

冬バーベキューは防寒対策も大切。温かいホットワインで体を内側から温めよう。

冬バーベキューは防寒対策も大切。温かいホットワインで体を内側から温めよう。

作り方は、鍋に赤ワイン、レモンやオレンジの皮、生姜、クローブ、シナモンスティック、スターアニスなどのお好みの香辛料、砂糖(お好みでハチミツでもOK)を加えて鍋に入れ、中火で沸騰直前まで温めて完成。

分量などはあまりむずかしく考えなくてOK。お好みの香辛料と柑橘類の皮を入れ、自分がちょうど良いと思う甘さで調節しよう。

分量などはあまりむずかしく考えなくてOK。お好みの香辛料と柑橘類の皮を入れ、自分がちょうど良いと思う甘さで調節しよう。

簡単なのでバーベキューをしながら鍋で作ることもできますが、予め用意しておいて水筒に入れて持参してもいいですね。

おまけ。チーズの肉汁かけ

スティンコを調理したら、ついでに試していただきたいのが、こちら。

我が家では、シメのチーズはバーベキューに欠かせない。肉を下調理していることで絶品ソースもできているので、この2つを合わせれば最強の組み合わせに。

我が家では、シメのチーズはバーベキューに欠かせない。肉を下調理していることで絶品ソースもできているので、この2つを合わせれば最強の組み合わせに。

イタリアではトミーノという白カビタイプのチーズがありますが、日本では手に入りにくいのでよく似ているカマンベールチーズで代用すると良いでしょう。その他にも、溶けるタイプのチーズならどんなものでも合うと思います。

作り方は、フライパンにチーズを入れ、弱火〜中火で両面しっかり焼きます。中がトロっとしてきたところで、スティンコを焼いた時の肉汁ソースをかけます。

肉の旨味と、トロ〜リ溶けたチーズが絡み合って、最高の味!そのまま食べても良いし、チーズフォンドュのように野菜やポテトにつけても美味しいです。オススメは、網の上で軽く表面を焼いたトーストの上にのせて食べること。お肉で満腹になっていたとしても、ついついおかわりしたくなっちゃう美味しさです。

いかがだったでしょうか?

今年の冬はぜひ、バーベキューで冬のヨーロッパの味を体験してみてくださいね。

私が書きました!
イタリア在住ライター
佐藤モカ

2009年よりイタリア在住。料理と旅行とモノづくりが趣味のシングルマザー。イタリア在住ライターとして多数の媒体に執筆する他、企業向けマーケティング・リサーチや料理研究など幅広く活動。海外書き人クラブ会員

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