薪ストーブの薪代はいくら?1カ月あたりの目安や入手方法をチェック | 薪ストーブ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.12.24

    薪ストーブの薪代はいくら?1カ月あたりの目安や入手方法をチェック

    薪ストーブを導入したくても、薪代を考えるとちゅうちょする人もいるでしょう。薪代がいくらなのかを知って、ひと冬にかかる金額を計算すると導入を検討しやすくなります。1カ月あたりの費用の目安や、薪の入手方法などを見ていきましょう。

    薪の種類で異なる薪ストーブの薪代

    薪に使われる木材にはさまざまな種類があります。薪ストーブの燃料としてよく使用されている木の種類や、相場などをチェックしましょう。

    薪の種類は主に2種類

    木材にはさまざまな種類がありますが、主に『広葉樹』と『針葉樹』の2種類が薪ストーブの燃料として使われています。

    『広葉樹』は、ナラ・カシ・クヌギなどの木のことです。着火しにくいものの火持ちがよく、薪ストーブに向いています。『針葉樹』はスギやマツなどの種類があり、油分を多く含むことが特徴です。

    針葉樹は広葉樹よりも乾燥期間が短いというメリットもあります。着火しやすい一方で、煙が出やすい点がデメリットです。また、広葉樹に比べて燃焼速度が速いので、短時間で燃え尽きてしまいます。

    また、どのような種類の木でも、よく乾燥させて内部に水分が残っていない状態になっているものを使用することが大事です。水分が残ったものは十分に燃焼しないばかりか、煙の量が多くなるなどのデメリットがあります。

    広葉樹と針葉樹の薪の相場

    薪に使用される広葉樹と針葉樹のうち、主に使われるのは火持ちのよい広葉樹です。針葉樹のみでは燃焼時間が短いので、広葉樹をメインに使用します。首都圏のホームセンターで薪を購入する際の相場は、以下の通りです。

    • 針葉樹…1箱3kg程度で300〜600円
    • 広葉樹…1箱7〜8kg程度で500~800円

      木の種類によって、薪代が変わる点を押さえておきましょう。針葉樹は安いというメリットがありますが、火持ちがよくない点を考えると割高といえます。

      薪ストーブに使用する薪代の目安

      広葉樹の薪を使うと、火の燃焼時間が長持ちします。薪ストーブに、広葉樹を使用した場合の薪代の目安を見ていきましょう。

      1時間あたりに必要な薪の量は1~2kg

      薪ストーブの燃焼効率(燃費)や、部屋の広さ、気密性など、暖めたい場所の条件によっても異なりますが、そうした差を考慮しないで、あくまでもモデルケースとして試算してみましょう。

      一般的に広葉樹の薪を使用した場合、1時間あたり1~2kgの量が必要です。つまり、広葉樹の薪1箱(7〜8kg程度)で3~4時間程度燃えます。

      薪のくべ方によっても燃焼時間が微妙に変わりますが、朝晩の2回で4時間ずつ薪ストーブを使用した場合、16kg程度の薪が必要です。

      薪ストーブだけを暖房として使用するとなると、かなりの量の薪をストックしておかなければならないことになります。

      5000円と50万円の薪ストーブの違いとは?

      薪代は1カ月あたり約3万~7万円?

      1日6〜8時間ストーブを使うと、2〜3箱の薪を消費します。首都圏ホームセンター価格を目安に1箱500〜800円程度と仮定した場合の薪代は、1日1,000~2,400円です。

      1カ月間、毎日薪ストーブを使用したときの金額は、3万〜7万2,000円程度となります。部屋の広さや気密性などでも必要な薪の量が異なり、金額が変わる点に注意しましょう。

      ホームセンターなどで薪を購入しなければならない環境で、光熱費の節約を考えて薪ストーブを取り入れるのは、あまり現実的ではないといえます。

      薪ストーブの薪代は入手場所によっても変わる

      薪を入手する方法は販売店での購入や、無料配布の利用などです。無料なら薪代がかかりませんが、注意点もあります。入手場所別の特徴や、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。

      ホームセンターやキャンプ場

      ホームセンターは店舗や場所にもよりますが、やや割高な傾向です。地域によって価格に開きがあり、広葉樹が置いていないこともあります。比較的店舗数が多いので、購入しやすい点はメリットです。

      キャンプ場でも焚火用の薪を置いてある場合があります。薪を購入し積み込んでから出かける必要がなく、荷物を少なくできることなどがメリットです。ただし、価格の割に量が少なかったり、在庫が少なく、キャンプ場で薪を買おうと思ったら売り切れていた、ということもありえます。キャンプ場で薪を購入するデメリットは、薪ストーブに適した火持ちの良い広葉樹を手に入れられないかもしれないという不確実性です。

      薪販売店

      薪販売店は薪の専門店なので樹皮の有無や種類など、取り扱っている薪の種類が幅広く、専門店ならではのアドバイスを受けられるところなどがメリットです。

      ホームセンターやキャンプ場で売っている薪に比べて品質やコスパがよい傾向ですが、店舗数が多くないところがデメリットといえます。

      近場に店があればよいですが、なければ遠出して購入しなければならず、多くの交通費が必要です。通信販売している店もあるので、うまく利用するとよいでしょう。

      森林組合

      全国各地の森林組合では、間伐材を薪にして販売しているところが少なくありません。通常の薪のほかに、原木購入ができる場合もあります。原木を配送してもらいチェーンソーでカットして乾燥の後、自分で薪割りをすると、コスト面でかなりお得になる上、薪割りを楽しむこともできます。田舎暮らしや二拠点居住をしている人なら、原木購入もおすすめです。

      ただし、森林組合の薪は発売時期が決まっていて、予約が必要な場合もあります。居住地の近くの森林組合のホームページなどで詳細をチェックしてみましょう。

      伐採ボランティアに参加する

      伐採ボランティアは、森林整備を行っている団体で募集していることがあります。登山道の整備や傷んだ木の伐採、倒木の除去などを行います。

      伐採ボランティアに参加すると、伐採後の木を分けてもらえる可能性があります。加入条件や伐採のタイミングはさまざまで、数千円の会費がかかることがある点に注意しましょう。

      また、いつでもボランティアに参加できるわけではないので、薪が必要なときに必ず手に入るとは限りません。

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      自治体などの無料配布を活用する

      自治体が管理する建設事務所や公園、街路樹の整備などで出た伐採木を無料配布していることがあります。

      配布期間や定員が決まっている場合が多く、いつでも欲しいときに入手できるとは限らない点に注意しましょう。たいていは先着順なので、情報を素早く入手することが大事です。

      役場の土木課や地元の河川組合などのホームページをチェックし、地域の情報を逃さないようにしましょう。

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      まとめ

      薪ストーブの薪代は、広葉樹を使用する場合で1箱500〜800円です。毎日6〜8時間程度使用すると、1カ月あたり3万〜7万円程度かかる場合が少なくありません。

      伐採ボランティアや無料配布を利用して薪代を抑える方法もありますが、そのときに必要な分が必ず手に入るとは限らないので、販売店も併用することになります。

      ホームセンターやキャンプ場より、薪専門店の方が薪代を抑えやすい傾向なので、できるだけ安く薪を確保できる場所が近くにないか探してみましょう。

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