冬キャンプで使うおしゃれな薪ストーブ。選び方のポイントは? | 暖房器具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    暖房器具

    2022.02.16

    冬キャンプで使うおしゃれな薪ストーブ。選び方のポイントは?

    薪ストーブは冬のキャンプで活躍するアイテムです。しかしどのように選べばよいか知らない人もいるでしょう。薪ストーブの選び方と、センスのいいおしゃれな薪ストーブを紹介します。薪ストーブで冬のキャンプを一味違うものにしましょう。

    冬キャンプに欠かせない薪ストーブ

    画像提供:キャプテンスタッグ。

    薪ストーブは、薪を燃料にする暖房器具です。冬のキャンプで暖を取る手段はいくつかありますが、その中でも薪ストーブの魅力や使うメリットを解説します。

    暖かさと癒し効果は抜群

    薪ストーブの大きな特徴は、その暖かさです。薪が燃えるときのエネルギーが遠赤外線となり、体の内側から温まることができます。数ある暖房器具の中でも随一の暖かさを誇ります。

    キャンプといえば焚き火を連想する人も多いのではないでしょうか。薪が燃える音がしたり、炎が揺らめいたりする空間で談笑するのは楽しいものです。薪ストーブの炎を見て癒される人も多いでしょう。

    調理もできるので便利

    多くの薪ストーブは、上部がフラットな天板になっている場合が多いでしょう。天板はストーブの熱で熱くなっているので、料理も可能です。直火ではなく熱伝導による加熱のため、鍋やシチューといった煮込み料理や、ケトルの保温に向いています。

    中には天板のサイズを調節できるものもあるので、使いたい調理器具のサイズに合わせて使うことも可能です。薪ストーブがあれば、グリルなどの荷物を持っていく手間も省け、一石二鳥といえるでしょう。

    安全への配慮が必要

    薪ストーブを扱う際には、以下の点に注意が必要です。

    • 火事・やけど
    • 一酸化炭素中毒

    薪ストーブの使用中は、本体が非常に熱くなります。そのため本体に触れることによるやけどや、周りに置いたものが溶けてしまうといった事故が想定されます。風の強い日には、風に煽られて薪ストーブが倒れてしまう恐れもあるでしょう。

    また薪ストーブをテント内で使用する際は、一酸化炭素中毒への注意が必要です。必ず煙突穴が付いた薪ストーブ対応型のテントを使用してください。薪ストーブの煙が充満すると、テント内の一酸化炭素濃度が高くなり、めまいや吐き気を催す可能性があります。

    薪ストーブを使用する際は、周囲に燃えやすいものを置かないことや、屋内で使用する場合はこまめな換気が大切です。

    キャンプで使う薪ストーブの選び方

    画像提供:キャプテンスタッグ。

    キャンプで使う薪ストーブはどのような観点で選べばよいのでしょうか。薪ストーブの選び方を3つのポイントからご紹介します。

    材質は主に2種類

    薪ストーブはステンレス製か鉄(鋳鉄)製が主流です。ステンレス製は軽量でさびに強いのが特徴です。鉄に比べて変形しにくく、長きにわたって使えるでしょう。

    汚れも落ちやすいので、手軽に使いたいキャンプ初心者におすすめといえます。ただし熱伝導率が鉄に比べて低いため、調理に時間がかかるのがデメリットです。

    鉄製は熱伝導率が高いため、料理がしやすい点がメリットです。準備から片付けまですぐに終わるでしょう。ステンレス製に比べて値段が安いのも嬉しいポイントです。

    しかし鉄はさびやすいため、こまめなメンテナンスが必要でしょう。重量感もあるため、持ち運びが大変なのもデメリットといえます。

    大きさや重さを考慮する

    サイズや重量も、選ぶ際の重要なポイントです。ソロキャンプ用やテント内で使用するために購入するなら、バックパックにも入れられる折りたたみ式がおすすめです。中には1kg程度の軽量なものもあります。

    屋外で使用するなら、薪をカットせずにそのまま入れられるサイズ感だと便利です。市販の薪の長さは大体20〜50cmで、大型の方が温かくなりやすいですが、その分、薪の持ち運びが大変になることを覚えておきましょう。

    テント内で使用するなら煙突が必要

    薪ストーブは原則的にテント内では使用できません。しかし排気用の煙突穴を備えた薪ストーブ対応型のテントであれば、テント内でも使えます。そのためテント内で使用したい場合は、必ず薪ストーブを使用できるテントであるか否かを確認してください。

    また、薪ストーブが屋内使用に対応しているタイプかどうかも必ず確認しましょう。屋内で使用できない薪ストーブをテント内で使うと、テントの生地が燃えたり、一酸化炭素中毒になったりするリスクがあります。

    煙突を通す穴が備わっている専用のテントであっても、安全のためにこまめな換気を心がけましょう。

    厳選!おしゃれな薪ストーブ

    画像提供:WILD-1。

    数ある薪ストーブの中から、特におすすめのモデルを5つ紹介します。気になるものは、商品ページで詳細を確認してみましょう。

    ホンマ製作所「黒耐熱 窓付時計型薪ストーブ」

    黒の耐熱塗装により、風合いと耐熱性を高めた時計型の薪ストーブです。スモークがかったような仕上がりの塗装は高級感があります。正面の扉にはガラス窓が設置されているので、揺らぐ炎を楽しみながら暖を取れるでしょう。

    天板には鍋やケトル、26〜30cmの羽釜をセットして調理することも可能です。使用するときには、別売りの煙突を取り付けましょう。

    ホンマ製作所

    黒耐熱 窓付時計型薪ストーブ

    サイズ:幅40×奥行60×高さ40cm
    重量:6.7kg
    原産国:日本
    煙突径:106mm※他社製煙突とは接続できない場合あり
    煙突位置:背面
    最大薪長さ:500mm
    最大熱出力:3600kcal
    暖房面積:10~15坪

     

    Mt.SUMI「Woodstove AURA」

    3面に大きなガラス窓があり、炎をじっくりと眺められるのが特徴です。ガラス窓が扉になっており、40cmの薪をそのまま入れられる大きさになっています。

    天板は横に広く、グリッドをつけることでさらにスペースを確保できるため、調理スペースを広めに確保できます。また炎が煙突に直接抜けるのを防ぐバッフルが搭載されていることで、炎の揺らぎがゆったりとなっています。

    アウトドア用に設計されているものの、きちんと排気のできる環境を用意できれば屋内でも使用が可能です。

    Mt.SUMI

    Woodstove AURA

    本体:鉄・煙突、火かき棒、煙突固定リング、グリット:ステンレス・耐火煉瓦:セラミック
    本体重量:18.4kg
    外寸:幅55cm×奥行40.2cm×高さ48.1cm・燃焼室/幅41×奥行32.5×高さ22cm・煙突径:直径80mm・最大煙突長:2.21m
    薪ストーブ本体・煙突(325mm×8本継ぎ(うち1本はダンパー付)))・煙突固定リング(ペグダウンには麻ひも・針金などを別途ご用意ください)・グリッド(本体脇に設置できる調理用の台)×2・火かき棒・工具セット・キャリーバッグ
    3面の大きなガラスで、贅沢に炎を眺めて楽しむ二次燃焼薪ストーブ。大きな天板での料理も複数でき、三人以上で、薪ストーブを囲む際にオススメのstoveです。

     

    キャプテンスタッグ「KAMADO(かまど)煙突ガラス窓付角型ストーブ」

    長い煙突が特徴の、鉄製の薪ストーブです。40cm程度の薪であればそのまま入れられます。大型のガラス窓がついており、炎の揺らぎを楽しむことが可能です。足を広げるだけで簡単に組み立てられるため、初心者でも使いやすいでしょう。

    天板には大小の五徳があり、バーベキュー用の網が付属しているので調理も可能です。重量は10kgと少々重めですが、収納バッグが付いているので持ち運びもしやすいでしょう。煙突は3段階、足は2段階で高さの調節が可能です。

    キャプテンスタッグ

    KAMADO(かまど)煙突ガラス窓付角型ストーブ

    組立サイズ:(約)ハイ/幅600×奥行510×高さ1070・1415・1770mm、ロー/幅470×奥行360×高さ830・1180・1530mm、焼き面までの高さ:(約)440・685mm、網サイズ:(約)255×230mm、煙突外径:(約)100mm
    収納サイズ:(約)幅480×奥行270×高さ265mm
    セット重量:(約)10kg
    セット内容:本体1、煙突2、煙突(蓋付き)1、角蓋1、丸蓋(大)1、丸蓋(小)1、バーベキュー網1、ジョイント脚4、キャップ4、ガラス窓1、蝶ネジ1、収納バッグ1
    材質:本体・扉・蓋・脚・煙突/鉄(焼付塗装)、バーベキュー網/鉄(クロムめっき)、ガラス窓/耐熱ガラス、収納バッグ/ポリエステル、原産国:中国

     

    テンマクデザイン「ウッドストーブS」

    コンパクトさが売りの薪ストーブです。収納時のサイズは長さ32cm・横幅15cm・高さ16cmで、ステンレス製なので重さは6kgと、ソロキャンプでもさほど不便はないでしょう。コンパクトながら長さ30cmの薪を入れられます。

    天板では調理も可能です。天板は使用すると歪みますが、性能には問題ありません。グリッドも付属しているので、ほかの調理器具も置きながら料理ができるでしょう。

    テンマクデザイン

    ウッドストーブS

    ‎45.9 x 50.8 x 193 cm; 6 Kg 
    耐久性抜群の高品質ステンレス304製「薪ストーブ」
    ソロキャンプを極めたコンパクトウッドストーブ。
    ●炎が見えるガラス窓。 ●脚はワンタッチ開閉、自動ロック&解除。
    ●天板の丸フタを外せば直火調理が可能。 ●空気調整が容易で火力コントロールがしやすくなっています。
    ●使い勝手のよいバタフライ型ステンレス棚付き。料理の保温や焚火ツールの吊るし収納に便利です。

     

    ANEVAY「フロンティアストーブプラス」

    煙突付きでテント内でも使える1台です。煙突パーツは本体にしまえるので、収納性も抜群です。パーツを全て収納したら、本体の取っ手を持って運べるようになっています。

    旧モデルから煙突やドアの見直しが行われ、燃焼効率が高まるように改良されています。天板では調理が可能で、ガラス窓を通して炎の揺らぎを楽しめるのも嬉しいポイントです。

    ANEVAY

    フロンティアストーブプラス

    【ブランド】ANEVAY 【素材】スチール 【重さ】約16.5kg
    【サイズ】本体:横28×奥行49×縦23cm(※煙突&脚含まず)  本体最大高さ(煙突セット時):脚延長時 278cm / 脚収納時 270cm  本体脚:18、25cm(地上から本体下部まで)  煙突径:10.16cm
    【付属品】煙突×5、スパークアレスター×1 【パッケージ】専用箱:(約)横53.5×奥行37×高さ35.5cm / 約18kg

     

    まとめ

    薪ストーブは薪を燃やして暖を取ることから、他の暖房器具と比べて暖かさに優れたアイテムです。天板で料理ができる一石二鳥のモデルも多く、冬のキャンプで活躍してくれるでしょう。

    ただし使用中は本体が非常に熱くなっているため、やけどや火事には注意が必要です。また屋内で使用する際は必ず煙突を付けて排気をし、さらに換気を頻繁に行い一酸化炭素中毒を防止する工夫をしましょう。

    薪ストーブは、鉄製かステンレス製、またサイズや重さ、煙突の有無などを比較して選ぶのがポイントです。この記事を参考に、自分に合った1台を見つけましょう。

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