鎌倉の海へ流れる川の、水源目指して上っていこう!「滑川じゃぶじゃぶ」の旅 | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2017.06.13 旅音逗子鎌倉

    6月のよく晴れた日の朝。由比ガ浜海岸入口の滑川河口付近に、たくさんの人が集まった。その数、およそ60名。いったい何が始まるのかというと、川の中を歩いて、海との合流地点から水源を目指す小さな冒険の旅、である。その名も「滑川じゃぶじゃぶ」。そういえば、海にはよく行くけれど、川のことって全然知らないなあ。

    今回、このワクワクを企てたのは、鎌倉の隣、逗子市を本拠地とする一般社団法人「そっか」の共同代表、永井巧さん(写真左)と八幡暁さん(写真右)。それぞれが海にまつわる活動をしながら、「そっか」では足下(あしもと)の自然を楽しみ、地域とのつながりを取り戻すための試みをあれこれ展開している。 でも、今回は“海”ではなくて“川”。ナゼ? と気になるところではあるが、それは追々聞いてみることにして……。

    八幡さんからのこんな言葉のあとに、いよいよ出発だ。 「点呼は取りません。途中で道路に上がっても、離脱してもOKです。ケガはします。川の中では足がつかないところもあります。まあ、皆で助け合いながら行きましょう!!」

    今回の「滑川じゃぶじゃぶ」では、ライフジャケットなどの浮力体着用、ビーチサンダル不可ということ以外、基本的に自由だ。歩いても泳いでもよし。早く進んでもいいし、のんびり向かったっていい。ひとまず、河口から約2km先の東勝寺橋で落ち合うことにして、各自歩き始める。

    しかし、スタート直後からいきなり難関が。河口付近は堆積したヘドロに足を取られて歩きづらい。堤防に手をついて進みたいところだけれど、水面すれすれのところに牡蠣がびっしりとくっついている。と、息子が牡蠣の殻で膝をスパッと切ってしまい、流れる血を目にして「……もう無理」と今にも泣き出しそうになっている。開始5分でいきなり暗雲が漂う。

    その様子を見ていた八幡さん、「よし、ちょっと抱っこしようか」と抱き上げた。気持ちが落ち着けば、また動けると思うから、と。

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