栄養たっぷり携帯にも便利な大豆ミートで作る肉じゃが
大豆の豊富な栄養がおいしく摂取でき、さらに環境にもやさしい食材と注目を集めている大豆ミート。お肉の代わりに使えるのはもちろん、軽くて携帯にも便利なため、アウトドアシーンでも大活躍します。
今回はそんな大豆ミートを利用した肉じゃがレシピをご紹介。調味料に焼肉のタレを使用して、パンチの効いた味付けに仕上げます。
大豆ミートの肉じゃがのレシピ
材料(2人分)
- 大豆ミート(ブロックタイプ) 20g
- じゃがいも 3個(200g)
- 玉ねぎ 1/2個(約100g)
- にんじん 1/2本(約50g)
- なたね油 大さじ1
- 刻みネギ 適量
★調味料
- 水 300ml
- 焼肉のタレ 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1/2
作り方
じゃがいもは、食べやすい大きさに乱切りにしましょう。
今回使用するのはメークイン。表面がすべすべしていて煮崩れしにくいので、煮物や炒め物におすすめの品種です。
にんじんは乱切りにしましょう。じゃがいもより一回り小さく切っておくと食べやすく、見た目のバランスもよくなります。
玉ねぎはくし切りにしましょう。加熱すると甘みが増して仕上がりにコクを与えてくれるので、にんじんと並んで肉じゃがに必須の食材ですね。
野菜の下ごしらえが済んだら、クッカーに油を加えて野菜を炒めるのですが……
大豆ミートを使用した料理は、酸化した油のにおいが普通の肉よりも強く出てしまうと言われています。
そのため、サラダ油のように熱に弱い油ではなく、なたね油や米油のような熱に強く酸化しにくい油を使う方がおいしく仕上がります。
という訳で今回は、なたね油を使用して野菜を炒めます。
クッカーに油を熱し、野菜を加えて中火で炒めましょう。
油で炒めて食材の表面をコーティングすれば、うま味や栄養が流出するのを防げるほか、煮崩れ防止にもなります。全体に油がなじんだら……
あとは水・焼肉のたれ・おろしにんにくを入れて混ぜ、煮立たせたら大豆ミートを投入。
アルミホイルにお箸で穴を開けて作った落し蓋をし、弱火で10分ほど煮込みます。煮汁が無くなると焦げてしまうので、ときどき様子を見ましょう。
お箸や串でじゃがいもを刺し、スッと通れば完成。大豆ミートもちゃんと戻ってます!
シェラカップに盛り付けて、刻みネギをたっぷりちらして完成!
焼肉のタレの甘みとコクが絡んだ大豆ミートはまるで本物のお肉のようにジューシー。なたね油を使用したおかげか、気になるにおいもありません。
大きめのじゃがいも、にんじんも食べごたえがあって、玉ねぎは噛むと甘みがジュワッと溢れ出ます。ほんのりにんにくの香りが食欲をそそる一品に仕上がりました。
おいしく作るためのポイント
今回使用した大豆ミートは、マルコメ「ダイズラボ」のブロックタイプ。他にも炒め物に使いやすいフィレタイプや、ミンチタイプなどもあります。
レトルトタイプや惣菜の素なども販売されているので、好みや目的に応じてチョイスしましょう。
大豆ミートは当然ですが元々大豆なので、タンパク質・脂質・炭水化物の栄養バランスがよく食物繊維も豊富、ダイエットにもおすすめの食材です。
また、焼肉のタレはいろいろな素材が配合されているのでコクがあって風味も豊か。そのため焼肉や炒め物だけじゃなく、じつは煮物やスープにも重宝する調味料です。
今回使用したのは辛さ控えめで、味噌やごまが配合された物。お好みで辛さを調節したり、おろしやコチュジャンが配合された物、はたまた塩ダレなどで煮物を作ってみるのも楽しいですよ。
という訳で、栄養たっぷり携帯に便利な大豆ミートで作る肉じゃが、ぜひお試しください!