
美味しいからゴクゴク飲めるし、ビールやハイボールなどのアルコールに“ちょい足し”も、肌寒いときのホットドリンクとしても大活躍する手作りスパイスレモネード。今回は、僕が普段つくっているレシピを紹介させて頂きます。
1:材料と保存容器について

① 材料(およそ20〜25杯分)
オススメの基本材料は以下
- レモン:4個(レモンの皮も使用)
- ハチミツ:250g
- シナモンスティック:1〜2本
- クローブ:レモンスライス5枚に3粒程度
今回のレシピは、スパイシーさは控えめなので誰でも美味しく召し上がれますが、もしももっとスパイシーなレモネードがお好みの方は、次の材料を追加しても美味しいです。
- ショウガスライス:レモンスライス5枚に2枚程度
- 粒コショウ:10粒
- カルダモン:ホールを潰したものを3粒
スパイスの量は、お好みで調整、追加するなどしてオリジナルを楽しんでください。
② 保存容器

保存容器は、おおよそ800mL以上の容量があり、蓋ができればなんでも大丈夫です。
「密閉できること」「底が広いもの」だとより使いやすいのでオススメです。
2:下準備

美味しいスパイスレモネードづくりは下準備をどれだけ丁寧にするかにかかっています。
音楽を聴きながらなどしてのんびり作業を進めましょう!
① 保存容器を消毒する

スパイスレモネードの素が保管中に腐敗するのを防ぐために、保存容器をしっかりと消毒をします。市販のアルコールスプレーを使用したり、煮沸消毒など、やりやすい方法で消毒をしてください。
② レモンを洗い、軽く皮をむく

スパイスレモネードは、液体だけではなく蜂蜜とスパイスにつけられたレモンを食べるのも楽しみのひとつ!あとで食べやすいようにピーラーやナイフなどで、レモンの皮をむきます。皮むきはレモンを縦にして本体に4本皮むきのラインをつくる程度でOK。
むいたレモンの皮もつけ込みに使用するのでとっておきます。
③ レモンをスライスする

レモンを3mm程度の厚さでスライスしていきます。
厚くなりすぎると味が染み込みにくくなるのと、食べにくくなるので注意。
レモンがカットされたら下準備終了!
3:つけこみ作業

ポイントは、美味しいサンドイッチ構造で材料を積み重ねていくこと。
ここで面倒くさがらずに丁寧に作業をしていくのがポイントです。
① シナモンスティック以外の材料を保存容器に入れていく

レモンピール(むいたレモンの皮)→ハチミツ→レモン→クローブ→ハチミツ…の順番でサンドイッチ構造になるように材料を重ねていく。レモンはなるべく器の底面全体に敷き詰められるように並べていくのがポイント。重ねていくと中央が高くなっていくので、途中で中央を少し押してならしてあげよう。
クローブの量は好みに合わせて調整するのがオススメ。
② シナモンスティックを差し入れる

最後にシナモンスティックを保存容器の端に差し入れて、時々保存容器を軽く振って中の液体が混ざるようにしてあげながら冷蔵庫で1日〜2日保存したら完成!
完成目安は、レモン果汁と蜂蜜が混ざり、液がサラッとしていること。この頃にはレモンにも味が染みてそのままでも美味しく食べられます。
4:美味しい飲み方
飲み方は自由自在!炭酸で割ったり、好きなアルコールに足したりと、いろいろ試してみよう!
今回はベーシックな炭酸割り(ソフトドリンク)を紹介します。レモンの酸味とスパイスの爽快感と、蜂蜜の甘みを炭酸と一緒に飲むと、暑さも一気に吹き飛びますよ。
スパイスレモネードの炭酸割

① グラスに氷とスパイスレモネードの素を入れる

グラスに氷をたくさん入れ、スパイスレモネードの素を器の1/5程度入れる。
氷とスパイスレモネードの素を入れたらしっかりとかき混ぜて全体を冷やしてあげよう。
② 炭酸を注ぎ入れる

炭酸をなるべく静かに注ぎ入れたあと、スパイスレモネードの素が混ざるように優しく上下にかきまぜる。
③ レモンを添える

最後に、炭酸が抜けないように手早くつけてあったレモンをのせたら完成!
飲み終わったら、添えたレモンも美味しく食べよう。
いかがだったでしょうか?
ハイボールやビール、赤ワインに“ちょい足し”しても美味しいですし、寒い日にはお湯で割ったホットレモネードもポカポカして美味しいです。非常に便利なので、是非つくりおきしてみてください。