アウトドアの“万が一”に備えよう!オンラインで学べるニチバンのテーピングセミナー | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • アウトドアの“万が一”に備えよう!オンラインで学べるニチバンのテーピングセミナー

    2022.08.29

    夏はアウトドアのアクティビティが盛んになる季節。暑い中での登山やキャンプなどでは、水分補給に気をつけたいのはもちろん、ケガにも注意が必要だ。

    ニチバンのオンラインテーピングセミナー

    ニチバンのセミナーで使われるテキストとニチバンのテープの一部。

    アウトドア好きなら学んでおいて損はしないであろう「テーピング」の知識。登山やキャンプなど、普段とは違うデコボコした道ではケガをしやすくなってしまう。そんなケガの予防や再発防止、また“万が一”の時の応急処置にも役に立つのがテーピングだ。

    ニチバンでは「2022年度ニチバン バトルウィン テーピングセミナー」をオンラインで開催。これからテーピングを学びたい人や、テーピング初心者に向けた実技形式のセミナーである。内容はテーピングの基礎知識の他、足関節のテーピングや足首のセルフテーピング、足裏のテーピングを実際にテープを使って学んでいく。

    ニチバンのセミナー申込ページから申し込むと、テーピングテープやテキストを含む教材セットの他、オンラインセミナーのURLが送られてくる。次回の開催は2022年9月25日だ。(2022年8月22日現在)

    ニチバンセミナー申込ページ(https://www.nichiban.co.jp/learn_enjoy/taping_seminar/)

    そもそもテーピングの目的とは?

    2022年7月24日に開催された今年の第1回のオンラインセミナーでは、アスレティック・トレーナーである並木磨去光(なみき まさみつ)氏による講義が行なわれた。

    日本大学法学部卒、日本鍼灸理療専門学校卒。三宅スポーツマッサージ勤務後、 1996年スポーツマッサージナズー開業。鍼灸師・あん摩・マッサージ・指圧師・ (財)日本体育協会公認アスレティック・トレーナー。

    テーピングの目的は主に下記の4つだ。

    • ケガの防止
    • 再発防止
    • 応急処置
    • 治療処置・リハビリテーション

    例えば、ゆるみがある関節にあらかじめテーピングし動きを制限することで、ケガの防止に備えられたり、以前ケガをした部分には補強をすることで、再発防止につなげられる。また、1度ケガをすると、「またケガをするのではないか」という不安が生まれ、本来持っている力を十分に発揮できなくなる場合もあるという。そんな部分にテーピングをすることで、心理的な安心感が持て、動かすことへの不安が緩和されることもあるんだとか。また、足の疲れの予防などにも効果があるとのこと。

    アウトドアにも活用できるテーピングのやり方2つ!

    ここではオンラインセミナーでも公開されている、ふたつのテーピングのやり方をご紹介したい。まずひとつ目は「足首のサポートのセルフテーピング」だ。足首を捻挫しがちな方や足首に古傷がある方にオススメとのこと。

    「足首のサポートのセルフテーピング」

    使うのは青色が印象的な「バトルウィンWグリップ」。テーピングとアンダーラップ(※)の両方の機能を備えたテープだという。肌にはつかず、テープ同士がくっつく(自着する)ので体毛の濃い人や肌の弱い人も使いやすい。
    ※アンダーラップとは体毛のある部分やテープによるカブレなどを防止する、テーピングを巻く前に肌に直に巻くテープ

    「バトルウィンWグリップ」75mm×12m 1ロール【希望小売価格】1,400円(税別)。

    持ってみると軽さに驚き。

    巻き方

    1. 足首は90度にキープしてテーピングを始める。
    2. まずは足の甲の小指側からスタートし、やや引っ張りながら2周くらいする。

      小指側から内に巻いていく。

      2周くらい巻く。

    3. 足の甲を2周した後はテープを引き上げながら足首を1周。

      引き上げつつ足首を1周。

    4. 前面で8の字を描くように足の裏を持ってきて1周したら、その流れで足首も1周。

      足の裏へ持っていって8の字に1周。

      流れで足首も1周。

    5. そこからかかとを包むように巻き(「ヒールロック」と呼ばれる)、反対側からも同様にかかとを包むように巻く。

      かかとを巻く。

    6. その後は足首から上に巻き上げる。

      上へと巻き上げ…

    7. 内側でテープを切ったら完成。

      完成。

    ポイント

    ふくらはぎまで巻き上げてしまうと、足がつる原因になるとのこと。それよりも下部で巻き終えるように。

    「バトルウィンWグリップ」は想像していたテーピングテープとは違い、感触はまるで包帯のよう。「これで巻けるの?」と始めた時は不安になるが、巻き始めるとすぐにテープの自着性が発揮されピッタリと巻くことができる。薄くて通気性も高いので、夏でも蒸れにくそうだ。

    「足の疲れ予防〜アーチアップ〜」

    続いてご紹介するのは足の疲れを予防する巻き方。登山やハイキングなど、長時間歩く時に活用できそうだ。使ったのは「バトルウィンセラポアテープ撥水(キネシオロジーテープ)」。

    50mm×4.5mベージュ 1ロール【希望小売価格】950円(税別)。

    先ほどのよりは馴染みあるタイプのベージュのテープ。

    巻き方

    1. 小指側からかかとを回り、親指側へ巻く分のテープを測っておく。

      巻いてみて長さを測る。

    2. ざっくり巻きつけたものより少し短めに切る。

      少し短めに切る。

    3. 小指側からかかとへ引っ張りながら巻き、親指側まで巻く。

      小指側からかかとを通り…

      親指側まで。

    4. テープを2.5マスくらいに切ったものを3本用意する。

      2.5マスに切ったテープ。

    5. 1本目を強く引っ張りながら、かかとにかからないように貼る。

      引っ張りながら巻く。

    6. 続いて2本目を1本目の少し上に3分の1ほど重ねて同様に貼る。

      2本目。

    7. 3本目はその上を母趾球にかからないように貼る。

      3本目。

    8. 最後は巻いたテープが剥がれないようにするため、親指側からかかとを通って小指側までぐるっと巻く。

      ぐるりと1周。

    9. 完成。

    ポイント

    立った時に足の裏が、サポートされて上がっている感じがしたらOKとのこと。
    「バトルウィンセラポアテープ撥水」は、撥水性能が特に高く、家事など水を使う場面にも適したテーピングテープとのこと。「足の疲れ予防〜アーチアップ〜」は、土踏まずが普段よりも持ち上げられている感覚になり、地面に触れた際のクッション的な機能が高まっていて、確かに疲れにくそうだ。扁平足の方やアーチが少ない方は、長い歩行が予測される日に試してみてはいかがだろうか?

    “正しい巻き方”を学んで欲しい!

    セミナーではテープの正しい切り方なども学べる。

    しかし、巻き方には様々な注意が必要である。例えば、テープにシワができてしまうと、それによる摩擦で皮膚を傷つけてしまうこともあるという。ニチバンのセミナーでは、正しいスポーツテーピングの巻き方を実技とともに教えてくれる。目的によって適したテープも違うため、「どんな目的にどんなテープが効果的か」といった実践的な内容も学べる。

    どのような方々が受講しているのか並木氏に聞いたところ、「養護教諭や保健室の先生、部活のマネージャー、柔道整復師や理学療法士、看護師、トレーナーを目指している人などが多い」という。

    並木氏によるとテーピングは“巻き方”がしっかりしていることで、テープ本来の性能が発揮されるという。「ニチバンのテープは少し高いけれど、本当に質が良い」と言う並木氏。しかし、巻き方が悪いとテープの本領が発揮されないため、ぜひ正しい巻き方を学んでから使って欲しいとのこと。

    模型も用いて実技を行なう。

    アウトドア好きやスポーツ好きなら知っておいて損はないテーピングの知識。この機会にしっかりと学んでみるのはいかがだろうか?

    2022年度ニチバン バトルウィン テーピングセミナー

    【開催要項】
    ・時間:各回 9:00~12:30
    ・定員:30 名(各回、先着順)
    ・受講料:5,500円(税込)※受講費、教材費含む
    ・受講資格:中学生以上

    【開催日程】
    第1回:2022年7月24日(日)終了
    第2回:2022年8月21日(日)終了
    第3回:2022年9月25日(日)
    第4回:2022年10月23日(日)
    ※内容はすべて同じです

    【申し込み方法】
    ニチバンのセミナー申込ページ:https://www.nichiban.co.jp/learn_enjoy/taping_seminar/

    私が書きました!
    フリーライター
    まなたろう

    コンテンポラリーダンサーやヨガインストラクターもしているライター。ドイツに2年、アメリカに10年ほど住み、帰国。海、山、温泉、アウトドア全般とコーヒーが大好き。

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