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    2017.01.20

    日本三大秘境! 徳島県祖谷(いや)の交流スペース『なこち』でジビエ三昧

    105-1

     

    野生肉ソーセージの作り方

    ここでは食事だけでなく、祖谷の自然を体感できるアクティビティも楽しめる。そのひとつがジビエソーセージ作りだ。
    「ヒツジの小腸を使うとウィンナーサイズ、ブタの小腸だとフランクフルトサイズだね。肉質が劣化するので、10度C以上にならないように気を付けて~」

    材料を混ぜる。鹿肉と猪肉のミンチを1対 1の割合で準備。リン酸塩 とスパイス、水(1㎏に対 して200㏄)を加え、粘り が出るまでよく混ぜる。

    材料を混ぜる。鹿肉と猪肉のミンチを1対1の割合で準備。リン酸塩とスパイス、水(1㎏に対して200㏄)を加え、粘りが出るまでよく混ぜる。

    腸詰作業。スタッファー(圧力器)のハンドルを 押してノズルの先端から肉 を出し、腸に詰めていく。詰 めた肉は「の」の字のかた ちに回すとあとの作業が楽。

    105-3完成までには3時間ほどかかるが、燻製している間は急斜面に張り巡らされた里道(歩道)をゼェゼェいいながら散策したり、縁側でぼーっとしたり。そんな時間も妙に楽しい。

    金串に吊るして表面を乾燥させたら、60~70度Cで2時間ほど燻製する。80度Cを超えると脂身が溶け出すので要注意。

    スモーク作業。金串に吊るして表面を乾燥させたら、60~70度Cで2時間ほど燻製する。80度Cを超えると脂身が溶け出すので要注意。

     

    肝心のソーセージは、香ばしく、肉の旨みがハンパない。合成保存料なども無添加なので、安心して食べられる。猟師の理想は「シカ一頭、骨まで使い尽くすこと」といっていた石井さん。食べにくい部位をソーセージなどで上手に利用することで、日本のジビエはもっと進化していくのかもしれない。

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