SUPやサーフボードは屋根のキャリアに。ポップアップ機能は積載した状態でも使用可能。サーフトリップ中は屋根のベッドで就寝。
MTBは後部のキャリアに。「ウチの山のなかに、MTBのコースを作ってツアーを始めました。数㎞を10分で下るのは爽快です！」
風が吹けば道具を積んでウインドサーフィンへ。スタックしたＳＵＶを脇目に、海辺へ乗り付けることもある。
「僕のヴァナゴンはＳＹＮＣＲＯと呼ばれる４駆モデル。取り回しが良く、軽トラしか入れないような林道でも走れるし、砂浜にも強いんです」
海に山に活躍するヴァナゴンだが、唯一の弱点が交換パーツが入手しづらいこと。
「故障したらカリフォルニアのヴァナゴン専門店に連絡して、中古パーツを探してもらうんです。いちばん長いときで……１年間待ちましたねぇ」
しかし、それでも佐野さんが乗り続ける理由がある。
「近所での波乗りも、ヴァナゴンで行けばサーフトリップ。そんな気分にさせてくれるクルマはなかなかありません。修理して乗り続けますよ！」
ガス台、流し、冷蔵庫を装備。「冷蔵庫は壊れていますが、そのほかの機能は現役です」
【おまけ：達人の道具拝見】
左上から、左回りに1.混合オイル 2.ヘルメット 3.斧とクサビ 4.ハスクバーナ／560XP「現在の愛機。チェーンソーを買うならこれ！」 5.ハスクバーナ／254XP「これで山から木を伐り出し、家を2軒建てました」
佐野さんの会社 ナチュラルアクション
http://www.naturalaction.co.jp
◎構成／藤原祥弘 ◎撮影／亀田正人
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