青き氷の洞窟へ。アラスカ・メンデンホール氷河を歩く | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2

海外の旅

2017.01.18

青き氷の洞窟へ。アラスカ・メンデンホール氷河を歩く

Text

巨大な氷の裂け目のふちに、ガイドさんがペグを打ち込んで、ザイルをつけた状態で裂け目をのぞきこめるようにしてくれました。この写真は、僕の撮影中にガイドさんが撮ってくれた1枚。のぞきこんでも、まったく底の見えないクレバスで、肝を冷やしました。

氷河の上を流れる細い水流は、時にこんな不思議な風景を作り出します。

いったん氷河の上から降り、別の場所から地面と氷河の間の隙間を滑り降りていくと、そこには、信じられないほど青い光に包まれた、氷の洞窟がありました。氷河の底を流れる1本の細い川が、このような神秘的な世界を生み出したのです。

地球温暖化の影響で、現在も急速に後退を続けている、メンデンホール氷河。今回訪れることのできた氷の洞窟も、あと何年か経てば消滅してしまう可能性も少なくありません。その原因に少なからず関与してしまっている人間の側にいる者として、あらためて考えさせられることの多かった体験でもありました。

【南東アラスカの旅1】
【南東アラスカの旅2】
【南東アラスカの旅4】
【南東アラスカの旅5】
【南東アラスカの旅6】
【南東アラスカの旅7】
【南東アラスカの旅8】
【南東アラスカの旅9】

◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
http://ymtk.jp/ladakh/

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

高地トレーニングと大自然のゲートシティ——アリゾナ州フラッグスタッフ【100周年を迎えるルート66の点と線・その6】

2026.01.24

シマ模様はみんな同じ!? 絶滅危惧種もいるシマウマの見分け方とは?

2026.01.22

風景と文化の交差点——ニューメキシコ州アルバカーキ【100周年を迎えるルート66の点と線・その5】

2026.01.20

歴史と文化が交錯する街——オクラホマ州タルサ【100周年を迎えるルート66の点と線・その4】

2026.01.19

アラビア砂漠の「遊牧民キャンプ」のあと○○に行ってみた!

2026.01.12

垂直落差1,131m!サウジアラビア・リヤドで「世界の縁」まで行ってきた

2026.01.09

映画『バグダッド・カフェ』の舞台を訪ねる【100周年を迎えるルート66の点と線・その3】

2026.01.08

サウジアラビア建国の地「ディルイーヤ遺跡」を夜間探検!

2026.01.08

伝説のモーテル&カフェ「Roy’s」を再建した日系人【100周年を迎えるルート66の点と線・その2】

2026.01.07