数奇な歴史を持つロシア領アラスカ時代の古都、シトカへ

2017.02.01

南東アラスカの旅5

南東アラスカに点在する街の中で、太平洋に面した場所にある人口約9000人の街、シトカ。アラスカがかつてロシア領だった19世紀初頭の頃、この街はその首都として機能していました。1867年にロシアが米国に720万ドルでアラスカを売却し、1906年には州都がジュノーに移されましたが、シトカは今もインサイド・パッセージで随一の輝きを放っている、美しい街です。

ロシアに統治されていた時代の名残りである、聖ミカエル教会と、ロシアン・ブロック・ハウス。ロシア人がこの地を開拓した19世紀初頭、先住民族のクリンギット族との間で激しい戦闘が繰り広げられ、双方に多くの犠牲者が出ました。ロシアン・ブロック・ハウスは、街の北方にいたクリンギット族を見張るためにロシア人が建てた見張り台を再建したものだそうです。

シトカでの滞在中は、一年を通じて雨の多い南東アラスカでは珍しく、すっきりとした晴天の日が続きました。こぢんまりとしたダウンタウンは、1時間もあれば歩いて見て回れるほど。街の佇まいも、人々の表情も穏やかで、何ともいえない居心地のよさを感じます。

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