キャンプでの洗い物が劇的にラクになる3つのコツ | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.03.28

    キャンプでの洗い物が劇的にラクになる3つのコツ

    食事の後の洗い物の山

    筆者私物。

    対策しておきたいキャンプの洗い物

    楽しい食事の後に必ず出る洗い物。

    この洗い物、甘くみてはいけません。「たかが洗い物、されど洗い物」です。

    キャンプ場では、洗い物に関して以下のような不便さがあります。

    • 洗い場は共有の場所なので、自由に使えない。
    • 調理しながら洗い物を進めることができない。
    • 雨の日は洗い場に行くことさえ大変。
    • 冷たい水では油が落ちにくい。
    • 夜の洗い物を放置すれば、朝がバタバタになる。
    暗い中洗い物に向かう様子。

    暗い中、ランタンと洗い物を持って移動するのは大変ですよね。

    どうでしょう。こう聞くとキャンプでの洗い物が大変な作業だと、改めて思い知らされませんか?

    実は洗い物は、キャンプにおいてしっかりと対策を立てるべき重要なポイントなのです。

    そこで今回は、キャンプでの洗い物を劇的にラクにするコツと、洗い物自体を減らすための工夫について紹介します

    簡単にできる3つのコツとは

    今回紹介するコツは、その場で簡単にできることばかりです。ぜひ試してみてください。

    コツ1. 洗う前に汚れを取る

    使用した食器は、洗う前に、さっと汚れを取ってしまいましょう。

    汚れを取るために、使えるものはいろいろあります。

    (1)キッチン用スクレーパー、切った厚紙や牛乳パック

    これらは、汚れをこそげ取ることができます。スクレーパーは、汚れを拭き取れば何度でも使えます。厚紙や牛乳パックは、使用後にそのまま捨てることができるのに加え、余った分は焚き火の着火剤として使えます

    スクレーパー、切った厚紙と牛乳パック。

    キッチン用スクレーパー、切った厚紙、牛乳パック。

    スクレーパーで皿の汚れをふき取っている様子。

    スクレーパーを使えば、きれいに汚れが取れます。

    カレー鍋の汚れを厚紙でこそげ取っている様子。

    形を変えられる厚紙は、いろいろな鍋の形に対応しやすいです。

    (2)キッチンペーパー、ウェットティッシュ、トイレットペーパー

    これらはあると何かと便利なので、常備しておきましょう。

    キッチンペーパー、ウェットティッシュ、トイレットペーパー。

    キッチンペーパー、ウェットティッシュ、トイレットペーパー。

    アウトドア用のウェットティッシュとトイレットペーパーホルダー。

    最近では、アウトドア用のウェットティッシュも販売されています。トイレットペーパーは専用のホルダーに入れると、ひっかけることもできて使い勝手がよくなりますよ。

    (3)アルカリ電解水、アルコールスプレー

    こちらは、汚れのふき取りに役立つ液体です。

    アルカリ電解水は、100%水でできた強アルカリ性の洗浄液です。油汚れに強く、乾くと跡が残らないので、フライパンや鍋の後始末に最適です。また、アルコールスプレーは油汚れに使えるほか、テーブルの除菌ができたり、手をふけたりと、何かと便利です。

    これらは最悪、水が使えなかった場合、汚れた食器を自宅まで持ち帰るときにも役立ちます。

    アルカリ電解水と、アルコールスプレー。

    アルカリ電解水とアルコールスプレー。小さい入れ物に移し替えると持ち運びに便利です。

    コツ2.つけ置きをする

    ライスクッカーなど、置いておくと固まってしまう汚れものは、ある程度拭き取ったら、つけ置きしておきましょう。

    (1)折りたたみバケツ

    あらかじめ水を汲んで、つけておくことができます。

    折りたたみバケツ

    折りたたみバケツ。使用しないときはコンパクトになるので、持ち運びがしやすくなります。

    食器をつけ置きしている。

    拭き取った後につけておくと、洗うときが一層ラクになります。

    (2)ミニシンク

    洗い場にそのまま持って行って使えるミニシンクを準備するのも一つです。直火OKのシンクもあります。水を入れたシンクを火にかけて温めておけば、シンクに入れた食器の汚れが落ちやすくなります。

    コツ3.熱湯を利用する

    食後に温かいお茶やコーヒーを飲むときには、熱湯を作りますね。その熱湯も、食器洗いに利用すると良いでしょう。少しでも放置すると固まって落ちにくくなってしまうガンコな油汚れには、熱湯を少量かけておきましょう。汚れを柔らかくしてからふき取ると、あっという間にきれいになります。

    お湯を沸かしている様子。

    多めに沸かしておきましょう。

    その他:BBQで使った網

    網についた焦げ付きは、たわしでゴシゴシこする前に、炭化するまで火にかけたり、バーナーで焼いたりしてみましょう。炭化したら、トングなどで軽く削るだけで、焦げがポロポロ落ちていきますよ。

    洗い物を少なくする工夫をしてみる

    洗い物自体を減らす工夫をするのも一つの方法です。

    1.使う食器を考える

    ラップを使う:食器にラップをかける方法です。少し味気ない気もしますが、水があまり使えないキャンプ場や、撤収のために急ぎたい朝ごはんどきには有効です。

    ラップをかけたシェラカップ。

    見た目はイマイチですが、水が使えないときはとても便利です。

    紙皿:思いきって紙皿を使うのも手です。最近ではアウトドアシーンにぴったりな、かわいい紙皿もたくさん販売されています。

    たくさんの紙皿

    こちらは全て100円ショップで購入。たくさんの種類が販売されています。

    2.食材を切り分けて持っていく

    事前にメニューを考え、食材を切ってジップロックなどに入れて持っていくと、包丁やまな板を使う必要がなくなります。

    ジップロックに入れたカット野菜。

    料理ごとに食材をパックしたものです。

    3.まな板シートを使う

    ラップのように切って、まな板にのせて使います。焼いた肉を切り分ける時などにあると便利です。

    まな板シート

    まな板シートの使用例。好きな大きさにカットできます。

    4.BBQ用アルミシートを使う

    BBQコンロに専用のアルミシートをあらかじめ敷いておくと、汚れが付きづらくなり、その場で洗う手間が省けます

    BBQアルミシート

    BBQ用アルミシート。分厚くて少し硬いため、手を切らないように注意が必要です。

    洗い物が楽になるコツのまとめ

    食事の後の洗い物の山

    洗い物を早く終わらせて、ゆっくり過ごしたいですね。

    いかがでしたか?

    「不便を楽しんでこそキャンプ」と言いますが、それでも面倒な作業はできるだけ避けたいですよね

    食事をすれば必ず出る洗い物ではありますが、ほんの少しの工夫でかなりラクになります。

    せっかくの貴重なキャンプ時間です。効率よく洗い物を片付け、後の時間をのんびりと過ごしてくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアママライター
    井上京子
    キャンプ歴30年。社会人になりアウトドアから少し離れるも、キャンプマニアの夫と結婚し、再びアウトドア魂が覚醒。ハイクオリティのギアはもちろん、PB品や100均を使った、『気負わないキャンプ』をモットーに、アウトドアライフを満喫中。現在はキャンピングカーも所有し、家族で時間を気にせず、日本中を旅することが夢。

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