キャンプで使った油の正しい処理方法を知らない人は意外と多い?初心者でも簡単な油の処理方法3選 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.02.20

    汚れた油を入れたメスティン

    適切な油処理はキャンプの基本にしてマナー

    アウトドアで手作りごはんを楽しむなら、油は欠かせません。揚げ物や炒め物はもちろん、バーベーキューでも焼いた肉から大量の油が出ます。

    そうなると、問題になるのは使った油の処理です。「なんとなく知っているから大丈夫」なんて考えで油を扱うと、火災などの大きなトラブルにつながりかねません。油を正しい手順で処理するテクニックは、キャンプ飯を作る上で絶対に必要な知識です。

    そこで今回は、キャンプで使った油の正しい処理方法や、詳しい方法をご紹介します。

    「キャンプ場に油を捨てる」はNG

    原則として使ったあとの油は、必ず自分で適切に処置して持ち帰るようにしましょう。「キャンプで使ったから」と、キャンプ場の水場やトイレに流すのは絶対にNGです。

    捨てた油が水道を通って河川に流れてしまえば、近場の水質を汚染します。また、熱した油がパイプを通ると詰まりや配管の変形につながり、故障する可能性も。軽い気持ちで捨てた油で、そのキャンプ場に大変な迷惑をかけてしまうのです。

    施設によってルールは異なりますが、油を捨てていいキャンプ場はまずないでしょう。「キャンプ場で使った油は持ち帰る」まずは、これを鉄則として覚えてください。

    キャンプでの正しい油処理テクニックを解説

    キャンプで使った油は持ち帰るのが基本です。とはいえ、使った容器に入れたまま荷物としてまとめるのもよくありません。

    具体的にはどうすればよいか。ここでは、初心者でも簡単な油の処理方法を3つ解説します。

    1.ペットボトルに移す

    ペットボトルに油を移す

    じょうごなどを使って、こぼさないよう入れましょう。

    空のペットボトルをあらかじめ用意しておき、使った油を移すやり方です。キャップを締めるだけでしっかり容器を密閉でき、帰り道でこぼれたりしないのが、この方法の大きなメリット。ペットボトルの用意が楽なのもグッドです。

    注意点としては、じょうごのような物を用意して、油がこぼれないよう気をつけて移すこと。また、油の温度が高すぎるとやけどしたり、ペットボトルが高温で変形したりするおそれがあります。油が冷めきってから、ペットボトルに移すようにしましょう。

    2.キッチンペーパーや新聞紙で拭く

    油をふき取る様子

    キッチンペーパーなら油をしっかり拭きとれます。

    炒め物やバーベーキューなど、あまり油を使っていないなら紙で油を拭くのがベターです。

    紙は、油を吸いやすいキッチンペーパーがおすすめ。手で紙を持つと汚れやすいので、菜箸やトングで紙をはさんで容器全体を拭くと、手も汚れず綺麗に拭きとれます。

    「キッチンペーパーはロール式しか持ってなくて荷物になる」そんな方は、新聞紙を数枚ほど持っていくと荷物が少なくすみますよ。また、最近では油拭きに特化したペーパーや綿がメーカーから販売されています。そちらをチェックするのもいいでしょう。

    なお、油を拭いた紙は持ち帰ってから可燃ごみに出すように。万が一にも着火しないよう、袋を厳重にしばってから捨ててくださいね。

    3.油凝固剤を使う

    油凝固剤とは、液体である油を寒天のように固めて、捨てやすくしてくれる便利な薬剤です。さまざまなメーカーから販売されており、スーパーや薬局、通販で気軽に買えます。

    油凝固剤を入れたメスティン

    油凝固剤は、油全体になじむように注ぎます。

    凝固剤は画像のように粉末状になっているものが一般的で、粉が油に溶ける過程で油そのものを固めます。

    汚れた油を入れたメスティン

    油凝固剤で固めた油は寒天のようにツルリと容器からとれます。

    固まった油は容器から簡単に外せるので、後はそのままゴミ袋に入れるだけ。筆者も基本的にはこの方法で油処理を行なっています。

    注意点としては、油が温かいうちに使うこと。油の温度が低すぎると、凝固剤が溶けこみません。油を使って間もないタイミングか、商品に記載されている推奨温度を目安に使用してください。

    ちなみに、片栗粉や小麦粉でも油を固められます。ただし油と同量の粉が必要だったり、ドロッとしたペースト状になったりと、凝固剤より不便な点が多いです。あくまで代用品と考えておくのがいいでしょう。

    アウトドアでも家庭でも覚えておくべき油処理

    自分で料理を作るなら、油の処理は逃れられない後片付けです。今回お伝えした油処理は、キャンプはもちろん家庭でも活用できますので、ぜひ試してみてください。

    油はあらゆる料理に活用できる一方、扱いを間違えれば事故や火事の原因になりうる、とても危険な液体です。トラブルを避けておいしく料理を味わうためにも、ぜひ正しい油処理を実践するよう心掛けてくださいね。

    私が書きました!
    フリーライター
    ハチミツ
    ライターとして活動中。ギアの優れた機能美に惹かれてすっかりアウトドアに夢中に。キャンプでも日常でも活かせるアウトドア用品の使い方を日々模索しています。

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