100年以上の歴史を持つコールマン「ガソリンランタン」。オフシーズンにやっておきたいメンテナンス3選 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

100年以上の歴史を持つコールマン「ガソリンランタン」。オフシーズンにやっておきたいメンテナンス3選

2021.12.27

コールマンのワンマントルランタン。

写真は全て著者私物です。

約120年前に誕生したコールマンのガソリンランタン。

時代に合わせて、少しずつモデルチェンジを繰り返しながら、現在でも高い人気を誇ります。

コールマンのランタンは、シンプルな作りをしているため、ユーザー自身でメンテナンスを行うことが可能。

製造から数十年経過したビンテージランタンも、メンテナンス次第で新品のランタンと同じように使用できます。

今回は、そんなコールマンランタンの、お手軽メンテナンス方法を3つご紹介いたします。

真冬はキャンプに行かない方も、クローゼットにしまう前に、お手軽メンテナンスをして、一生モノのランタンを育て上げましょう!

メンテナンスに必要なもの

メンテナンスに必要なもの。雑巾、コールマン純正潤滑オイル、コールマン純正工具。

雑巾の代わりに、キッチンペーパーなどで代用可能。

メンテナンスには、以下3つの道具が必要です。

1.汚れてもいい雑巾
2.リュブリカント(コールマン純正の潤滑オイル)
3.コールマン純正工具スーパーレンチ

お手軽メンテナンスその1「ベンチレーターとグローブの洗浄」

ひとつ目のメンテナンスはベンチレーターとグローブの洗浄です。

ベンチレーターとグローブは、ランタンを保護するためのパーツ。

ベンチレーターは汚れを落とすことで、サビや腐食の予防になります。

グローブは汚れ落とすと、見た目が良くなる上に、周囲を照らす明るさも強くなります。

グローブを洗うときには、グローブにひび割れや傷がないかも、合わせてチェックすると良いでしょう。

実際に作業をする時間は10分前後ですが、見た目が見違えるほど綺麗になるので、おすすめです。

ベンチレーターとグローブの洗浄手順

まずは、ランタンを分解します。

ランタン上部の、ボールナットを外そうとつまんでいる。

僕がつまんでる金具がボールナット。

1.ランタンの上部にある、ボールナットを反時計回りに回し、取り外します。

ボールナットは小さなパーツなので、なくさないようにご注意ください。

ベンチレーターを慎重に取り外す。

中の白いマントルに触れないよう慎重に。

2.ボールナットを外したら、写真で手に持っているベンチレーター、その下のガラス製のグローブ、の順に持ち上げ、別々に取り外します。

3.取り外したベンチレーターとグローブは、中性洗剤とやわらかいスポンジを使い、丸洗いOK。

4.水気を軽く拭き取り、完全に乾いたことを確認してから、逆の手順で組み立てたら完成です!

次に使うときに、気持ちよく点火できること間違いありません!

お手軽メンテナンスその2「マントルの点検」

ふたつ目のメンテナンスはマントルの点検。

マントルとは、ランタンの光を発するとても重要なパーツ。

1度使用したマントルは、もろくなっているため、少し触れただけでも簡単に破損してしまいます。

マントルが破損していると、燃焼効率が悪いうえに、熱が集中してしまい、グローブが割れてしまうこともあります。

そうならないためにも、マントルの点検は定期的におこないましょう。

マントルの点検手順

1.ボールナットを緩め、ベンチレーターとグローブを外します。

焼けて白くなったマントルの点検。

今回はまだ使えそうなので、交換しませんでした。

2.目視で、中央の白いメッシュ状のマントルに、破損がないか確認します。

3.破損がなければ、ベンチレーターとグローブを戻し、完成。

もしマントルが破損していた場合、新しいマントルに交換してから使用しましょう。

お手軽メンテナンスその3「ポンピング部の点検、清掃」

最後のメンテナンスは、ポンピング部の点検と清掃です。

コールマンのガソリンランタンは、燃料タンクに空気で圧力を加えることで、燃料を霧状に噴射する仕組みになっています。

ポンピング部は、燃料タンクに空気を送り込む、ポンプの役割を担っています。

ポンピング部の点検には、コールマンから販売されている、スーパーレンチが必要になります。

ポンピング部点検、清掃手順

専用工具をポンプノブの溝に合わせる。

必ず専用工具を使用しましょう。

1.スーパーレンチを使い、ポンプキャップを反時計回りに回し、ポンプキャップのロックを解除します。

ポンプノブをつまんで、ポンピング部を引き抜く。

内部には油がついているので、服につかないように。

2.ポンピング部を丸ごと抜き取ります。

3.抜き取ったポンピング部についた汚れを、雑巾などで綺麗に拭き取り、リュブリカント(純正の潤滑オイル)を新しく塗布します。

4.ポンピング部の先端についている、黒いゴム製のパーツが破損していないか、目視で確認します。

5.清掃が終わり、破損などがなければ、逆の手順で組み付けて、完成です。

長期保管する際のポイント

キャンプに行かない季節など、長期間保管をする際は、以下の2つのポイントに注意しましょう。

ひとつ目は、タンクの圧を抜いておくこと。

タンク内に圧力がかかっていると、パッキンなどのパーツに負荷がかかってしまいます。

ランタン本体を傾け、燃料タンクの蓋が水平になるように傾ける。

蓋が水平になるように、傾けながら開けましょう。

タンク内の圧を抜く際、給油口の蓋が水平になるように、ランタン本体を傾けた状態で蓋を開けると、燃料が吹き出しません。

二つ目は、給油口、火力調整バルブ、ポンプノブの3点をしっかりと閉じておくこと。

しっかり閉じておくと、気温や気圧の変化によるタンク内の燃料吹き出しを予防することができます。

メンテナンスを続けて一生モノのコールマンを使い倒そう!

コールマンランタンを使っていると、故障してしまうこともあります。

もちろん、コールマンへ修理を依頼するのもひとつの方法ですが、故障の原因がわかるのであれば、自分で修理可能な場合もあります。

コールマンの公式ページや公式YouTubeチャンネルでも、修理やメンテナンスの手順が公開されているので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

メンテナンスや、修理を自分で行うのは初心者の方にとって慣れない作業だと思いますが、自分の手で育てたギアは愛着もひとしお。

コールマンランタンを持っている方は、メンテナンスや、修理にも、挑戦してみてはいかがでしょうか?

コールマン公式サイト メンテナンスハンドブック
https://www.coleman.co.jp/wp-content/themes/coleman/assets/temp/files/Coleman-Handbook_2016.pdf

 

コールマン公式YouTubeチャンネル

私が書きました!
アウトドアライター
とむ
愛知県在住、キャンプやトレッキング、スノーボードが好きな31歳。キャンプギアは徹底的に調べ上げて、後悔のないようにポチります。好きなことを仕事にをモットーにフリーランスライターとして活動中。
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