【不思議の国ブータン7】ブータンに芽生えたエコ・ツーリズムの萌芽。ワンデュ・エコロッジ訪問記 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2016.08.10

【不思議の国ブータン7】ブータンに芽生えたエコ・ツーリズムの萌芽。ワンデュ・エコロッジ訪問記

Text

bhutan0701

ブータンでは、一般的な外国人旅行者向けのホテルのほかに、アマン・リゾートなど外資による高級リゾートホテルも続々と進出しています。それらとは異なる基準で選べる新たな滞在スタイルの選択肢となる可能性を持っているのが、エコロッジ。あらゆる面で環境に配慮しながら、ブータンならではの伝統も重視したエコロッジがあると聞き、取材させてもらうことにしました。

bhutan0702

ワンデュ・エコロッジは、ブータンのワンデュ・ポダンという場所にある小高い山の上に、2015年にオープンしたばかりのエコロッジです。敷地内には4棟の宿泊客用コテージ(1棟につき2部屋)と、食堂などの建物があります。どの建物も可能なかぎりブータン国内で入手できる建材を使用し、伝統的な工法によって造られているそうです。実際の建設作業も地元の人たちだけで行ったとか。エコロッジの建物の背後には、周辺の村々に電力を供給するために日本の企業が設置したという風力発電プラントがありました。

bhutan0703

ワンデュ・エコロッジのオーナー、ウゲン・ワンチュクさん。これまではガイドや写真家として活動していたそうですが、このエコロッジのプロジェクトに託す思いは並々ならぬものがあるようです。

「私たちが目指しているのは、地元のコミュニティを大切にするソーシャル・フレンドリー、伝統文化を大切にするカルチュアル・フレンドリー、環境に負担をかけないようにするエンバイロンメント・フレンドリー、そしてそれらを持続していくサスティナブル・プラクティスという4つのテーマです。こうしたコンセプトを持つエコロッジという存在は、ブータンという国の特性によく合っているのではないかと思います」と、ウゲンさんは話してくれました。

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

台東から花蓮まで、太平洋に面した台湾の東海岸を、列車で北へ

2026.04.19

総距離400kmのロングトレイル!台湾の名物行事「媽祖繞境」をご存じですか?

2026.04.18

白百合を尊ぶ先住民の村、霧台と、台湾南部の小都市、屏東を巡る

2026.04.17

台湾南部の港町、高雄で再会した、懐かしくて変わらない味

2026.04.12

安平と新化。台南近郊にある二つの老街をそぞろ歩く

2026.04.10

世界の絶景と音楽に没頭する、ソロ活旅の実践者たち

2026.04.07

ノスタルジックな古都、台南で、ローカルグルメ食い倒れの日々

2026.04.06

マイナス30度の世界を体感!ユーコンの極寒のなかで見つけた自然の美

2026.04.05

ラスベガスの近くに広がる静かな別世界!国立保護区の「レッドロックキャニオン」で絶景体験

2026.04.02