スウェーデンのスローライフを支える習慣「フィーカ」とは? | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2021.02.13

スウェーデンのスローライフを支える習慣「フィーカ」とは?

私が書きました!
スウェーデンのアウトドアガール
ヤンニ・オルソン
北欧スウェーデン出身のトリリンガルタレント、レポーター、アウトドアコラムニスト。いつも赤ズボンを履いて登山やハイキングに出かけることから、ついたニックネームは「赤ズボンのヤンニ」。英語・日本語・スウェーデン語を自由自在に操るトリリンガル。自然やアウトドアをこよなく愛し、日本各地を旅するレポーターとしてタレント活動をする傍ら、アウトドアや北欧の暮らしに関するコラムを執筆する。日本の温泉が大好きで、現在は温泉ソムリエの資格取得のため勉強中。

コーヒーカップから上がってくる湯気と自然の香りを楽しむ。アウトドアフィーカで心を充電する。

スウェーデンのコーヒータイム

世界幸福度ランキングのつねに上位にいるスウェーデンですが、それを支える習慣の一つは「Fika」(フィーカ)。フィーカはスウェーデン語で、「コーヒータイム」を意味する言葉ですが、眠気覚ましのためにコーヒーを飲んで仕事に戻るための時間というよりも、意識的にリラックスする時間を割いて、甘いものと一緒にコーヒーを飲みながら談笑を楽しんだり、一人で考えたりして、心休まる瞬間のこと。のんびりフィーカをすると、騒がしい日常から一息ができ、リフレッシュすることもできます。このシンプルな習慣はスウェーデンの社会を支えていると言われています。

フィーカと自然のコンビで健康的な相乗効果

寒中水泳で目を覚まし、その後焚き火の前でフィーカをし、心身を温める。

職場や自宅、可愛いカフェなど、どこでやってもおかしくないフィーカ。緑豊かなスウェーデンでは、自然の中でフィーカをする人も多くいます。しかし、なんでわざわざ自然まで行って、コーヒー休憩をするのでしょうか?

スウェーデン人は単に自然が好きという点もありますが、自然と触れ合うことによって、ストレスレベルを下げる効果があることが一つの理由でしょう。森林や海などでフィーカタイムをとることによって、心身ともに健康的な気分になり、スッキリと癒されますね。

私も何かを考えたい時に、街中のおしゃれな珈琲店に行くより、時間がゆったりと流れている森でフィーカをすることが多いです。

気軽にいきましょう〜

既に自宅にあるものを持参することによって、準備の時間が掛からなくてストレフリー。

「フィーカをやってみたいけど、どうすればいいのかわからない」と悩んでいるあなたに、一つ言いたいことがあります。

「ルールがないので、気軽にいきましょう」

コーヒーの代わりにお茶でもホットココアでもいいし、スイーツが苦手なら、サンドウイッチのような軽食でもいい。場所、時間や相手など、全てが自由です。なので、今度ひと休みしたいと思うようになったら、家にあるものを持って、緑が多いところでゆったりフィーカをしてみましょう。

時間があまりないと感じる時こそ、意識的に休憩する時間を作って、疲れた心体を癒すのが大事ですね。

日本でも、スウェーデンのスローライフを支える習慣が広がったらいいですね〜。

スウェーデンの実家の近くで、アウトドアフィーカをした時の動画をぜひご覧ください。

撮影:Anton Engblom
https://www.instagram.com/antonengblomphotography/

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