冬のオフシーズンこそキャンプギアの手入れを!斧のメンテナンス方法を紹介 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.12.27 アサノダイスケ

    私が書きました!
    フリーライター
    アサノダイスケ
    秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は「雪山での雪中キャンプ敢行」で、それに向けて着々と準備中です。

    キャンプのオフシーズンは、ギアの手入れをしよう!

    今回は斧のメンテナンス方法をご紹介。

    キャンパーにとって冬期間は、一般的にオフシーズンといわれる季節。シーズン中に活躍したキャンプギアも、オフシーズン中は物置にしまっている方が多いのではないでしょうか。

    しかしキャンプギアを使用しない期間も、道具の劣化は進みます。特にペグや刃物などの金属類は、いつの間にか錆びてしまうことがあるので、注意が必要です。

    今回はそんなキャンプ刃物の中から、斧のメンテナンス方法をご紹介します。斧は適切なメンテナンスをしないと、寿命が短くなってしまう事があります。

    オフシーズンは斧を物置にしまう前に、適切なメンテナンスをして、切れ味の良い斧を来シーズンも使えるように準備しておきましょう。

    斧の状態を確認する

    斧刃に刃こぼれが無いか、確認する。

    まずは斧頭の確認を行ないます。斧頭とは斧の鋼の部分のこと。特に斧頭の中でも刃の部分は、刃こぼれが無いかよく確認しましょう。

    刃こぼれがある場合は研ぎましょう。刃こぼれを放置して斧を使い続けると、刃こぼれが広がり、切れ味が悪くなるばかりか斧自体の寿命にも関わります。

    斧刃は日頃からメンテナンスが必要な部分ですが、オフシーズンは改めてじっくり確認しましょう。

    斧刃の他にも、斧頭に変形や欠け、割れなどが無いか確認しましょう。

    シースカバーにひび割れが無いか確認。

    斧刃にかぶせるシースカバーがある場合は、カバーにひび割れが無いか確認しましょう。

    一般的に斧は購入した際、斧刃を保護するためのシースカバーが付属しています。カバーは本革で作られている場合が多く、そのようなカバーは手入れが必要です。

    本革のシースカバーは乾燥によって硬くなり、ひび割れてしまうことがあります。ひび割れがひどいと、斧刃を保護する本来の役目が果たせなくなりますので、定期的に保革クリームを塗り込む必要があります。

    柄は乾燥収縮していないか、ひび割れが起きていないかを確認する。

    斧の柄は、一般的に木材で作られているものが多いです。木材は乾燥すると収縮し、斧頭と柄の接合部分にぐらつきが発生する場合があります。

    また薪割りをする際に、割れた薪が柄にヒットし、柄がひび割れてしまうことがあります。

    斧頭のぐらつきは無いか、柄のひび割れが無いか、よく確認しましょう。

    斧のメンテナンス:斧刃

    斧刃は研いでメンテナンスする。

    斧刃は日頃から研いでおき、いつでも切れ味を良くしておきましょう。

    普段斧刃を研ぐ際は、100円ショップで購入できるハンディシャープナーがおすすめです。このシャープナーは砥石のように水で濡らす必要が無く、手軽に斧刃を研ぐことができるすぐれものです。

    斧刃が刃こぼれしたら、シャープナーで研ぐ。

    硬い薪を割った際や、斧刃に小石などの異物が誤ってヒットした際は、刃こぼれが無いかよく確認してみてください。

    もし刃こぼれがある場合は、キャンプ中でもすぐにシャープナーを使って斧刃を研ぐことをおすすめします。

    刃こぼれした状態の斧を使い続けると、刃こぼれが広がり、斧自体の寿命が縮んでしまいます。刃こぼれを広げないよう、シャープナーで研ぎましょう。

    刃を研ぐとシャープナーに鉄粉が付着する。

    斧刃がしっかり研げている場合、シャープナーに鉄粉が付着します。

    ただしシャープナーはかなり粗くしか研げませんので、定期的に砥石を使って丁寧に研ぎましょう。

    10分程度、砥石に水を吸わせる。

    砥石を使って斧刃を研ぐ場合、まずは砥石に水を吸わせます。およそ10分程度水に浸しましょう。

    斧刃の現在の形状を、極力変えないように研ぐのがコツ。

    斧というのは、用途によって斧刃の形状が異なります。

    斧刃の形状をよく観察して、なるべく元の形状を変えないように研ぐことを意識しましょう。

    斧頭が重い斧は、砥石を持って研ぐ方法がおすすめ。

    斧頭が重く、思ったように上手く斧刃が研げないという方は、砥石を持って斧刃を研ぐのがおすすめです。

    砥石は頻繁に水をかけて、乾かないように注意しましょう。

    刃こぼれが無くなるまで丁寧に研ぐ。

    砥石で斧刃を研いだら、刃こぼれが無くなっているか確認しましょう。

    薪割り斧は、斧刃を鋭利に研ぐ必要はありません。ただしブッシュクラフトなどに使うのであれば、斧刃をある程度鋭利に仕上げましょう。

    斧のメンテナンス:シースカバー

    シースカバーのひび割れを防ぐため、保革クリームを塗り込む。

    シースカバーが本革の場合、保革クリームを塗り込んでカバーを柔らかく保ちましょう。

    使用する保革クリームは、革靴用のクリームで問題ありません。

    クリームをカバー全体に薄く塗り広げる。

    端切れや雑巾などに保革クリームを少量取り、シースカバー全体に薄く塗り広げます。

    一カ所にかたよって多量に塗り込むと、シースカバーが変色する原因になります。全体に薄く均一に塗りましょう。

    定期的にクリームを塗り込むと、シースカバーがしっとり仕上がる。

    革は乾燥しやすいため、定期的にメンテナンスが必要です。保革クリームを塗るのを怠ると、革が硬くなり、ひび割れてしまいます。

    しかし定期的に保革クリームを塗り込んでおけば、しっとりとした革になり、とても柔らかく、長持ちします。

    特にオフシーズンの冬期間は空気が乾燥しており、革が乾燥しやすい時期です。斧をメンテナンスする際には、シースカバーにクリームを塗り込みましょう。

    斧のメンテンナンス:柄

    柄の木材には、アマニ油を塗り込む。

    斧の柄が木製の場合は、アマニ油を塗って木材の乾燥を防ぎます。

    この油は植物性油で、乾性油という種類のものです。乾いた後もベタベタしないのが特徴で、斧の柄をはじめ家具などの仕上げにも使われています。

    斧の柄にアマニ油を塗ると、柄にしなやかさが生まれます。乾燥によるひび割れの心配が少ないので、永く使える斧に成長します。

    アマニ油はスーパーマーケットで購入可能です。入手しやすいので、ぜひメンテナンスに使ってみてください。

    少量のアマニ油を、柄に垂らす。

    柄の上にアマニ油を少量垂らします。端切れや雑巾の上に垂らして、それを塗り込む方法でも問題ありません。

    アマニ油を柄に薄く塗り広げる。

    アマニ油を柄全体に塗り広げます。

    何度か繰り返し塗ることによって、柄に油が染み込み、乾燥が抑えられます。

    柄がしっとりとした質感の見た目になる。

    柄にアマニ油が染み込むと、濡れているようなしっとりとした質感になります。

    柄の表面のアマニ油が乾くと、手に油が付着することがなくなり、ベタベタしなくなります。

    オフシーズンは空気が乾燥しやすく、柄の木材が乾燥してひび割れやすくなっています。アマニ油をしっかり塗り込んで、柄の乾燥を抑えましょう。

    オフシーズンは斧のメンテナンスをしっかり行なおう!

    アマニ油を斧刃の表面に薄く塗ると、錆防止になる。

    斧はしっかりメンテナンスをしないと、柄が乾燥収縮して斧頭がぐらつき、使用中に斧頭がすっぽ抜けてしまう危険があります。

    他にも斧刃が刃こぼれしたり、錆びついたまま使用すると、思わぬ事故に繋がる恐れがあります。

    使用に危険を伴うキャンプギアは、日頃からメンテナンスをしっかり行ない、不良箇所や破損が無いかを確認する必要があります。オフシーズンは特に、不良箇所・破損の見落としが無いかを、念入りにチェックすることをおすすめします。

    オフシーズンは、普段使っているキャンプギアをメンテナンスしてみませんか。シーズン中に受けたダメージを発見し、修復や補強を行い、キャンプギアを大事にしましょう。

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