地元のおじいとのんびり回る集落散策
白保集落はリゾート地ではない。昔ながらの沖縄の街並みが色濃く残った、生活の場だ。
集落を地元出身の花城さんが案内してくれた。神聖な場所である御獄*うたき*の話、伝統的な赤瓦の屋根、珊瑚で作られた塀、防風林の福木、そして過去にあった悲しい津波の話。
地元の人と歩かないとわからないこと、素通りしてしまうことがたくさんある。
お祭りの話も出た。白保集落には、豊年祭をはじめ、海神祭、白保獅子舞など、民俗文化財になっているお祭りが全部で8つもある。
「いっつもお祭りしてるよね」と花城さんが笑う。
次は祭りの時期に来よう。そこにはまだ知らない白保の姿があるはずだ。