常温食材だけで作る!トランギアメスティンで豆乳ポテトグラタン
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    2020.09.08

    常温食材だけで作る!トランギアメスティンで豆乳ポテトグラタン

    私が書きました!
    ママキャンライター
    天嶺 葵
    北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

     

    トランギアのメスティンと言えば、アルミ製で軽く、熱伝導率がよくて、飯ごうにも鍋にもなる万能調理器具。
    そんなメスティンを使った、常温食材だけで作れる「豆乳ポテトグラタン」のレシピをご紹介します。

    要冷蔵の材料がなくても作れる、お手軽レシピ

    アウトドア料理に要冷蔵の食品を持って行くのはひと手間。

    このレシピは、すべて常温保存できる材料だけで作られています。写真のような要冷蔵の食品(例えばお肉や牛乳)は、お家で作るときにはいいのですが、野外に持って行くときには保存の時間がごく限られてしまい、不便なことも。

    私は2泊3日などのキャンプで、最終日に調理したいときなどに、これをよく作ります。
    登山などで荷物を減らしたいとき、次の日に調理したいときなどには、うってつけのレシピです。

    必要な道具と材料

    道具と材料はとてもシンプル。

    <道具>

    トランギアメスティンには、ふたつのサイズがあります。今回使うのは通常の大きさのもの。容量は750mlです。これを大きいサイズのラージメスティンにすると、材料を倍にして、2人前の料理を作ることができます

    火を使うための道具も必要です。ガスバーナーに五徳をつけたもの、固形燃料を使ったポケットストーブ、カセットガスボンベを使ったカセットガスコンロなど、弱火~中火で調理できるものを用意しましょう。

    また、調理の途中で材料をかき混ぜるための、スプーンや箸なども必要になります。

    <材料>

    ジャガイモ 小~中1個(100g程度)
    タマネギ  小1個(120g程度)
    マカロニ  10g(ゆで時間3~4分程度の早茹でタイプのもの)
    豆乳    120cc
    粉チーズ  大さじ1
    塩     ほんの少々
    コンソメ  1袋(5g前後

    ※これ以外に水50cc(大さじ3程度)が必要になります

    豆乳以外の材料は、メスティンにひとまとめにして入ります。

    材料の塩、粉チーズはあらかじめ分量を計って、ラップでくるみ持ち運ぶと、運搬や現地での調理がラクになります。ほとんどがメスティンに収納できるので、写真のようにして持ち運ぶのがおすすめです。

    豆乳は常温保存が可能な、小さな紙パックのものが便利です。

    豆乳ポテトグラタンを作ってみよう!

    当日に作るなら、材料は切って持っていってもOK。

    ジャガイモとタマネギは、カットした状態で持って行くこともできます。調理するのが翌日以降になる場合は、丸ごと持って行き、現地でカットしましょう。

    火にかける時間は20分以下なので、3035gの固形燃料でも調理が可能です。火加減が出来ないので、ふきこぼれたり焦げ付いたりしないよう、よくかき混ぜて様子を見ながら煮込んでください。

    <作り方>

    1.ジャガイモは皮を剥いて半分に切り、薄めのスライスにする。タマネギも同様に切る。

    お家のガスコンロでももちろんOK。

    2.メスティンに豆乳、コンソメ、塩、分量外の水50ccを入れ、火にかけます。ふたをすると吹きこぼれますので、ふたはしません。

    3.沸とうしたらマカロニ、ジャガイモ、タマネギを加えます。

    こちらは固形燃料を使ったポケットストーブで調理中のもの。

    4.再沸とうしたら弱火にし、底が焦げないようかき混ぜながら、ジャガイモがやわらかくなるまで煮込みます。

    5.火からおろし、粉チーズを全体にふりかけたら出来上がりです。

    とろけるチーズを使わなくても、おいしいですよ!

    お好みで、パセリなどのハーブをふりかけてもいいですね。

    火から下ろしてしばらくはとても熱いので、安全な場所に置き、気を付けて召し上がってください。

    調理する際の注意点など

    材料を多く入れすぎると、こんなことにも……

    豆乳の小さいパックは200ccあるので、分量を入れたあと、あまります。あまってしまうからといって、多く入れてしまうと、ふきこぼれてしまう可能性が高くなります。
    あまった豆乳は飲み物に使うなど工夫して、全部入れてしまうことのないようにしましょう。

    火の勢いを強くしすぎて、ジャガイモが煮える前に豆乳の水分がなくなってしまった、ということもあるかもしれません。そんなときには、残った豆乳や水を少し足してみてください。

    また、アウトドアで調理をする際はとくに、出来上がりまでの時間が気温や天候などに左右されます。
    固形燃料を使用する場合は、自動炊飯のようにほったらかしにするのではなく、ふきこぼれたり焦げ付いたりしないよう、そばで見守るようにしましょう。

    失敗することの少ないシンプルなレシピなので、一度覚えてしまえば短時間でラクに調理ができます。
    味の濃さを自分好みにしたり、別の材料を加えてみたり、アレンジも楽しんでみてくださいね。

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