山梨県でハイキング!「こんな絶景があったんだ…」と感動できる山を厳選して紹介 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.09.16

山梨県でハイキング!「こんな絶景があったんだ…」と感動できる山を厳選して紹介

山梨県でハイキング!「こんな絶景があったんだ…」と感動できる山を厳選して紹介
都心からも近くアクセスしやすい「山梨県」は、ハイキングにちょうどいい山が沢山ある。No.1アウトドア雑誌『BE-PAL』本誌(2023年11月号~2025年4月号)に掲載された山のほか、山岳ライターの木元康晴さんや長野県にある自転車とアウトドアのお店「CLAMP」スタッフ武村由紀子さんにもおすすめの山を教えていただいた。どの山も「こんな絶景があったなんて!」と登りきったときに感動できるはず。
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たいら山(山梨県中央市)

標高:934m
コースタイム:4時間20分
難易度:★★★★

標高の低い登山口から山頂にかけて、順番にサクラが満開になるので、お花見登山が2週間ほど楽しめる。山頂まで歩いている間、ずっとサクラの道が続き、まるで花のトンネルをくぐっているようだ。そのシーズンは、満開時期だけでなく、あえて桜吹雪を楽しむために訪れる人たちも多いそう。花越しに見る南アルプスや甲府盆地も美しい。

※構成/中山夏美
(BE-PAL 2025年4月号より)

▼参考記事

関東、関西ほか全国の「花がきれいなおすすめ低山」24選!日帰りできる&ビギナーでも安心

都留アルプス(山梨県都留市)

コースタイム:4時間30分
ルート:東桂駅→古城山→都留アルプス山→長安寺山→蟻山→都留市駅
富士急行線東桂駅から10分

都留市を流れる桂川の右岸に位置する低山の連なり。静かな里山をのんびり歩くには絶好の山で、ピーヤ(水道橋)や富士山といった見どころも多い。コース内には環境配慮型のバイオトイレなども設置されている。

東桂駅から都留市駅にかけていくつものコース計画が作れるのも◎。ファミリーコース、一般コース、がっつりコースなどがある。

※構成/大石裕美 写真/大内 征
(BE-PAL 2024年6月号より)

▼参考記事

登山口まで徒歩20分圏内!電車で行けるアクセス良好な駅近低山10選

大平山(山梨県南都留郡山中湖村)

標高:1,296m
コースタイム:3時間20分

山頂からの富士山は圧巻。初心者には、花の都公園から東海自然歩道のハイキングコースがおすすめ。開放感満点の絶景が楽しめる。石割山と縦走も可能。

▼参考記事

絶景、歴史あり、植物観察も…BE-PAL厳選!一度は登りたい 全国おすすめ低山リスト

足和田山(山梨県南都留郡富士河口湖町・鳴沢村)

山岳ライター木元康晴さん
山岳雑誌で記事を執筆する山岳ライターのほか、登山ガイドとしても活動。日本の山以外に海外での登山経験も豊富だ。著書に『IT時代の山岳避難』(山と溪谷社)などがある。

標高:1,354.9m
難易度 ★★

「富士五湖のひとつ、西湖の南側に延びる尾根を、東から西へと歩いていくコース。山頂に加え、三湖台、さらにレストハウスになっている紅葉台の3か所から、少しずつ景観の異なった富士山の展望が楽しめます。比較的平坦で登山初級者でも歩きやすいです」(山岳ライター・木元康晴さん)

石割山(山梨県南都留郡山中湖村・同忍野村、都留市)

標高:1,412m
難易度 ★★★

「魅力は富士山の大展望。山頂から大きく裾野を広げる美しい姿が視界いっぱいに広がります。山名由来の石割神社を通るルートがおすすめ」(山岳ライター・木元康晴さん)

※構成/中山夏美
(BE-PAL 2023年11月号より)

▼参考記事

低山を愛する達人7名が太鼓判! 絶対登っておきたいマイベスト低山

高指山(山梨県北都留郡小菅村)

標高:1,174m
コースタイム:2時間5分

山中湖交流プラザきららをスタートし、60分ほどで正面に富士山と山中湖の絶景スポットへ。山中湖周辺の中では地味な山だが、その分ゆったりと登れる。隣にある明神山まで縦走できるので、合わせて楽しみたい。

貫ヶ岳(山梨県南巨摩郡南部町)

標高:897m
コースタイム:5時間46分

山梨百名山のひとつ。手入れの行き届いた杉林、ヒノキなどの美林に出会える。山頂の展望はないが稜線沿いにある2つの展望台からの富士山は素晴らしい。

※構成/中山夏美
(BE-PAL 2023年11月号より)

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絶景、歴史あり、植物観察も…BE-PAL厳選!一度は登りたい 全国おすすめ低山リスト

日向山(山梨県北杜市)

著者画像

武村 由紀子さん

CLAMPスタッフ

長野県にある自転車とアウトドアのお店「CLAMP」スタッフ。大学生時代に移動キャンプで旅をする部活を経て、アウトドアメーカーに就職。2003年に大阪から長野に転勤したのをきっかけに本格的に山に登り始める。2012年にCLAMP開店とともに伊那市に移住し、身近なフィールドを活かした「楽しく美味しいアウトドア」をモットーに活動している。

山梨県で人気の「日向山」山頂付近の景色。

最短ルートは登り2時間、下り1時間。コスパ最強の絶景登山

南アルプスの麓に広がる山梨県北杜市白州町。このエリアの湧水は名水の呼び声高く、サントリーのウイスキー「白州」や天然水のCMで目にしたことがある方も多いのでは?

今回は関西から遊びに来てくれた友人に見せたい景色があり、甲斐駒ヶ岳の麓に位置する標高1,660mの日向山(ひなたやま)を案内した。

こんな笑顔になっちゃう理由をご紹介。

登山口は「尾白川渓谷駐車場」と「矢立石登山口」の2か所

マイカーで行く際の登山口は「尾白川渓谷(おじらがわけいこく)駐車場」と「矢立石登山口」がある。矢立石登山口は尾白川渓谷より上まで行けるが、やや狭い道を上っていくことと、駐車スペースが限られているので、半分賭けのようなもの。今回は平日だったが、残りスペースあと1台とギリギリ。また、トイレはコース上にないので「道の駅はくしゅう」に寄ってから向かうのがおすすめ。

その反面、尾白川渓谷駐車場は広く、トイレなども整っていて、曜日や時間帯による混雑の影響が少ないので利用しやすいだろう。

矢立石登山口からスタート。

登り出しはいつも息切れ…。こんなにしんどかったっけ?

0/10からカウントダウン。

登山あるあるだと思うが、ある程度心拍が上がるまでは毎回ちょっと辛い。出だし20分くらいは急いでもペースが上がらないので、世間話をしながらゆっくり歩くのがいい気がする。今回利用した矢立石登山口からの歩行時間は平均的なペースで往復約3時間。日向山も、序盤はぐっと標高を稼ぐのでのんびりペースで進む。

見渡す限りの明るい緑。ブナの原生林で深呼吸

緩急ありながらも歩きやすい道を進んでいくと、少し平らで開けた場所に出る。登山道といえば針葉樹の中をしばらく歩いて取り付く山もあるが、こちらは比較的、広葉樹が多く日差しを受けると森全体が明るい緑に。

ブナの原生林の緑の濃さを味わってほしい。

忙しい日が続くと呼吸が浅くなりがちだが、このときばかりは、大きく息を吸って身体の隅々まで新鮮な空気で満たしたくなる。

新緑も紅葉も楽しめる広葉樹の森。

春蝉、鳥の声も聴きながら

明確な休憩スポットはないが、時折東側の展望が良くなっている箇所がある。足場もよいので、立ち止まっておやつを食べたりちょっと一息。ふと木の幹を見るとセミの抜け殻を発見。自然のものの形は無駄なく美しく感心してしまう。盛夏の風物詩のイメージのセミだが、春蝉の鳴き声は「ミンミン」でも「カナカナ」でもなく「ギーギー」「ムゼームゼー」などと表現される。

春蝉の抜け殻は芸術的。

山頂が近くなるにつれ勾配が緩やかになるありがたさ

序盤の看板で「まだ1/10もきてないの?」と怯んでいましたが、後半、そのカウントも間隔が狭くなるので、絶妙に励まされて登っていく。どちらかといえば、山頂が近づくにつれ勾配が緩やかになるので、のんびり登山を楽しみたい気分のときは、最高のコースなのだ。三角点の前にやや下る場所があり、そこを越えれば山頂はすぐそこ。

山頂に近づくにつれ勾配は緩やかに。

はじめて登る人は山頂手前50mで心の準備を

山頂が近づくと足元の土が徐々に白い砂になってくる。ここまでは展望個所も少なくずっと樹林帯の木陰を歩いてきたが、いざ山頂に出ると一気に世界が変わる。まるで海のような「天空のビーチ」に出る直前は日向山登山で一番ワクワクする瞬間。

さあ、天空のビーチへ!

歓声を上げずにはいられないビーチ感。

風が吹き抜ける白砂の山頂、雁ヶ原

花崗岩が露出したこの場所は一面細かい白砂で、空の青と白い砂地が相まって「水着忘れたー」と思うくらいのビーチ感。

雁ヶ原は花崗岩の砂礫で真っ白。

北側は雄大な八ヶ岳連峰と北杜市の街、南側には凛々しくそびえる甲斐駒ヶ岳を望む、何度訪れても感動する絶景。登ってきた疲れ具合と景色の素晴らしさを天秤にかけると、絶景への感動が圧勝なので、疲れが吹き飛ぶとはまさにこのこと。

疲れが吹き飛ぶ絶景。

八ヶ岳を眺めながら食べる「真空ごはん」が最高

この日は天気が良かったので、山際の木陰でランチタイム。

風が強いときは少し戻って樹林帯で休憩もおすすめ。

下山するのが名残惜しい…

滑りやすいところもあるので足元に気を付けながら、もうしばらく景色を堪能。本来は西側に続く登山道があり、錦滝の方を回るルートもあるが、このときは林道崩壊のため通行止めとのこと。いつまでもここにいたい気持ちもあるが、じりじりと照り返す日差しが暑くなってきたので、来た道を戻るルートで下山。

稜線が美しい甲斐駒ヶ岳。

下山は1時間ほど。クルマを停めた矢立石登山口まで戻ってきたらハイキングの締めに、毎日周辺の大自然から届く、新鮮な旬のおいしいものがいっぱいの「道の駅はくしゅう」へ。お買い物と白州の名水にふれながら、ゆったり休憩もできる人気の道の駅だ。

雄大な甲斐駒を背景に建つ「道の駅はくしゅう」。(写真提供/道の駅はくしゅう)

▼参考記事

ブナ原生林を抜けると”天空のビーチ”!往復約3時間で絶景を楽しめる山梨県「日向山」

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BE-PAL編集部

1981年に創刊したアウトドア月刊誌『BE-PAL』を手掛ける、アウトドアが大好きな編集スタッフが集結。キャンプの達人、山の達人、冒険の達人、ナチュラル生活の達人、キャンプ料理の達人など、アウトドアにまつわるたくさんの達人たちと、「自然を遊ぼう」というキャッチフレーズの元、楽しいアウトドアライフ情報を発信しています。

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