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道央で楽しめるツアー2選
ここでは雑誌『BE-PAL』(2025年9月)に掲載された特集から道央で楽しめる2つのツアーをご紹介する。
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アポイ岳馬の背~頂上ツアー/様似町

2015年にユネスコ世界ジオパークに加盟したアポイ岳ジオパークの魅力を体感。かんらん岩の山並みや海岸を彩る奇岩類、希少な固有の高山植物群落などの説明を聞きながら、標高810mの山頂を目指す。
馬の背と呼ばれる尾根からは、南には太平洋、北には遠く日高山脈が見える。子供からお年寄りまで楽しめるルートなので家族で参加するのもいい。

海岸線に並ぶ岩山は、アポイ山塊とともにこの地域の特徴的な景観。

アポイ岳の高山植物群は貴重。特別天然記念物に指定されている。
問い合わせ先:様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会(様似町役場商工観光課)
電話:0146(36)2120
料金:8,000円(2名参加時の1名分)
所要時間:4~6時間
HP:https://www.apoi-geopark.jp/guide_service/
ネイチャートレッキング(神仙沼)/ニセコ町

ニセコ連峰に点在する湖沼群のなかでもひときわ美しい景観を誇る、神仙沼とその周辺の湿原をハイキング。ガイドの案内で高山性の植物や樹木の解説を聞きながらのんびり歩く。平坦で遊歩道や木道が整備されているので、体力に自信のない人もOK。

神仙沼には木道が整備され歩きやすい。周辺はニセコを代表する美しい湿原だ。
問い合わせ先:ニセコアウトドアセンター
電話:0136(44)1133
料金:4,400円(2名より催行)
所要時間:約2.5時間
HP:https://www.noc-hokkaido.jp/trekking/1/
(BE-PAL 2025年9月号より)
▼参考記事
道東で楽しめるツアー5選
道東で楽しめる5つのツアーを雑誌『BE-PAL』(2025年9月号)に掲載された特集からご紹介。
道東で楽しめるツアーはこちら
アトサヌプリトレッキングツアー/弟子屈町

アイヌ語で「裸の山」を意味するアトサヌプリ(硫黄山)。日本一近くから噴気孔観賞ができる活火山だが、立ち入り制限区域で、入れるのは認定ガイドによるツアーのみ。参加して地球の鼓動を感じよう。

噴気孔の周囲に広がる黄色の硫黄結晶を間近に観察。迫力満点!
問い合わせ先:アトサヌプリトレッキングツアー
電話:015(482)2200
料金:13,000円(2名参加時の1名分)
所要時間:3時間
HP:https://masyuko.or.jp/enjoy/atosanupuri_trekking_tour/
ALKU原生林と断崖絶景ツアー/知床

整備された道ではなく、ほぼ手つかずの原生の森を、野生動物の食痕や足跡などを観察しながら進む。森を抜けると、知床連山や自然が生み出した断崖、その先には知床岬を望む絶景が広がる。知床らしい地形と生態系の両方を体感したい人はぜひ!

野生動物が棲むミズナラやトドマツが中心の深い森を歩く。
問い合わせ先:ALKU
メール:alku.y116@gmail.com
料金:6,500円
所要時間:約3時間
HP:https://alku-shiretoko.com/
神秘の秘湖トレッキング/阿寒湖

人が訪れることの少ない原生林内の太郎湖と次郎湖へ。太郎湖は阿寒湖の水が流れ込む湖で阿寒川へと続き、次郎湖は雄阿寒岳の湧水がたまっている。性質の異なる2つの湖を楽しめる。起伏のある登山道を歩くため、体力に不安のある人は事前に相談のこと。

湖は周囲500~700mほど。阿寒湖の賑わいとは対照的に静寂に包まれている。
問い合わせ先:鶴雅アドベンチャーベースSIRI
電話:0154(65)6276
料金: 13,200円
所要時間:約2.5時間
HP:https://tsuruga-adventure.com/
別寒辺牛川ショートコース・タンチョウ湿原プラン/厚岸町

牡蠣で有名な厚岸湾に注ぐ別寒辺牛川流域。そこに広がる、開発から免れた湿原をカヌーで散策。約200種の野鳥が確認されていて、タンチョウが子育てをする姿や絶滅危惧種のオジロワシなど、希少な生き物に会えるかも。

湿原はタンチョウの縄張り。春から晩秋まで子育てをしている。
問い合わせ先:厚岸味覚ターミナル コンキリエ
電話:0153(52)4139
料金:9,500円(大人2~4名参加時の1名分)
所要時間:約1.3時間
HP:https://www.conchiglie.net/tour/tou5
クジラ・イルカ・バードウォッチング/知床

毎年、マッコウクジラがやってくることで知られる羅臼沖を、クルーザーに乗って、ネイチャーウォッチング。クジラやイルカ、フルマカモメなど、生き物を発見したときはその都度、生態や特徴、習性などについてスタッフがていねいにガイドしてくれる。

8、9月はマッコウクジラ、イシイルカのベストシーズンとなっている。
問い合わせ先:知床ネイチャークルーズ
電話:0153(87)4001
料金:大人8,800円、小学生4,400円
所要時間:約2時間半
HP:https://www.e-shiretoko.com/
(BE-PAL 2025年9月号より)
▼参考記事
ツアーも楽しめる自然派な宿2選
アウトドア雑誌『BE-PAL』(2025年9月号)に掲載された「宿泊しながら北海道ならではの体験ができる宿」をご紹介していく。
ツアーも楽しめる自然派な宿はこちら
オフグリッドゲストハウス GURUGULU/倶知安町

羊蹄山の麓にひっそりと佇む宿。自立した循環型の暮らしを目指し、家庭菜園や庭先養鶏、養蜂、独立太陽光発電など、さまざまな取り組みを行なっている。
焚き火、薪割り、尻別川ラフティングツアーなどの体験メニューも提供。寝室は3室あり、すべて手作り。漆喰や無垢板など自然素材を使用。窓からは羊蹄山が見える。7人まで宿泊OK。グルグル回る自然の循環を感じながら、森の暮らしを体験しよう。

ニワトリが走る庭でグリーンウッドワーク。季節のイベントも開催。

オフグリッドソーラーシステム、養鶏、雨水利用など、参考になる。

庭先養蜂の見学もOK。オリジナル蜜蝋ワックスも販売している。
メール:info@gurugulu.com
料金:夏季(4月~10月)48,800円〜 冬季(12月~3月)60,000円~(軽朝食付き)※1日1組、定員7名
ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド/鶴居村

釧路湿原の端に位置する森の中の一軒宿。ベテランのネイチャーガイド、安藤誠さんが運営。釧路湿原のトレッキングやカヌーなどのアクティビティーも提供している。妻の忍さんが作る食事も評判で、地元食材を中心に365日、異なるメニューが楽しめる。部屋は1人用から4人用まで。敷地内の別棟にはバーもあり、バーボンは100種類以上もそろっている。

北海道フードマイスターの資格を持つ忍さんの手料理は大人気!

北海道限定のサッポロビールなどもあるバー。お酒好きの人はぜひ。

夏は星空が楽しめるナイトカヌーツアーがオススメ。¥22,000(税抜き)。
料金:シングル/16,500円~(夕・朝食付き)
(BE-PAL 2025年9月号より)
▼参考記事