タカアンドトシほか北海道ラバー5人がおすすめしたい、旅のマル秘スポットとは…? | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

日本の旅

2025.09.14

タカアンドトシほか北海道ラバー5人がおすすめしたい、旅のマル秘スポットとは…?

タカアンドトシほか北海道ラバー5人がおすすめしたい、旅のマル秘スポットとは…?
アツ~い都会を離れ、北の大地にひとっ飛び!今回は北海道ラバーの旅好き5人にお気に入りのフィールドを語っていただいた。

砂浜キャンプから秘境まで、どこでも絶景天国に癒やされる

お笑いコンビ タカアンドトシ

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1994年にコンビを結成。’97年「全国吉本若手漫才」優勝。デビュー当時は北海道で活動を続け、’02年に東京進出。全国ネットから北海道ローカルまで、幅広く活躍中。

札幌の中学校で同級生だったタカアンドトシのふたり。コンビを組んで東京進出後も、北海道ローカルテレビでMCを務めるなど、道産子魂を忘れない。

そんなふたりに、北海道のお気に入りフィールドを聞いた。

タカ「僕らが子供のころは、キャンプっていったら、みんな海でやるのが当たり前だったんですよ。砂浜にテント張ってBBQしたり、焚き火をしたり」

トシ「いまでも銭函や蘭島の海水浴場はテントだらけだと思いますよ。みんな当たり前のように立てますからね」

タカ「夏でも夜は涼しいから快適なんですよ。北海道の海キャンプは絶対おすすめです」

─番組などで訪れて、印象深かった場所はありますか?

トシ「洞爺湖いいですよ」

タカ「カヤックで4㎞ぐらい漕いでゼロポイントに行きました。大変でしたけど、風も波もない一瞬だけ、鏡面の絶景を見ることができましたね」

トシ「夏は毎日花火やってるし」

タカ「洞爺湖の山の形が、こいつの横顔に似てるんですよ」

トシ「子供が“パパの横顔だ”っていうから見たら、本当に僕が背泳ぎして顔出してるみたいで」

タカ「そこがキュンポイント。礼文島もめっちゃ綺麗でしたね。海岸から見える利尻富士は白い恋人のモデルなんですよ」

トシ「6月には貴重なレブンアツモリソウが見られたり。ほかにも室蘭の地球岬とか」

タカ「札幌の西岡水源池ではホタルが見られるし、夜景なら小樽運河が眺められる天狗山」

トシ「新三大夜景に選ばれた札幌市内の藻岩山もおすすめ。あ、寄り道するならきのこ王国がいいですよ。梅味のなめ茸が売ってるのもポイント高いでしょ」

タカ「中山峠のあげいもも!」

トシ「本当にジャガイモが丸ごと3つも串に刺してある」

─北海道のいちばんの魅力は?

トシ「圧倒的な自然に囲まれて、そこにいるだけで癒やされる」

タカ「僕は〜ゴルフのスループレーができるところかな」

トシ「おいそこかよ! 沖縄でもできるからっっ」

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北海道は絶景のるつぼ。
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思い出の地巡りしたいな。

タカアンドトシの思い出フィールド

蘭島海水浴場

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蘭島海水浴場は、道内最古の海水浴場として知られる。海岸の長さは800m。

地球岬

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断崖絶壁が連なる地球岬は、太平洋が一望でき、ハヤブサの営巣地としても有名。

中山峠

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羊蹄山を望める中山峠。道の駅「望洋中山」のホクホクのあげいもが名物で、通りがかったら必ず食す。

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洞爺湖

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洞爺湖の中央に連なる4つの島・中島が、トシさんの横顔の正体。

ブルーの模様を背負ったミヤベイワナに会える湖

絵本作家&フライフィッシャーマン 村上康成さん

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自然界のリアリティーを追求した作品は老若男女に幅広く愛される。シナベニアに描かれたミヤベイワナは、河東郡鹿追町の神田日勝記念美術館に寄贈されたもの。

網走湖や朱鞠内湖でのワカサギ釣りを年明けとともに始めて、やがて春になると訪れるのが、然別湖。

ミヤベイワナという稀有な魚に出会えるので、それを釣るために30年以上前から通っています。湖水の色によってブラウン、グリーン、ブルーに変化し、深いところに生息するほど背が青くなる。春先は水温が低くて湖面に上がってくるので、フライでも狙いやすいんです。

秋は大型のニジマスを狙います。リールの逆巻くジジジーッ! というドラッグ音が聞こえた瞬間、"生きててよかった"。「村上さん、本の増刷決まりました」っていう知らせと同等、下手すればドラッグ音が上かな。そんなしどろもどろしたことを、大の大人が北海道で相も変わらずやっている。

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然別湖での釣りは、春のファーストステージと秋のセカンドステージに分かれ、一年のうち50日間、一日50名限定で特別解禁される。ナキウサギの名所でもあり、登山客も多い。

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ミヤベイワナは然別湖の固有種。フライをくわえた、グリーンバックの背にルビーの斑点が美しい1匹。夏は奥深く潜ってしまう。

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秋のセカンドステージは、アワフキムシを偏食するニジマス狙い。5㎜の極小フライを浮かべて待つ。カプリカプリと寄ってくるが、フライの出来の良し悪しで見切られることも多々ある。

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然別湖

2025年度然別湖特別解禁スケジュール

[セカンドステージ]
9月19日〜10月5日
定員:50名(1日)
遊漁時間:7:00〜15:00
問い合わせ先:グレートフィッシング然別湖事務局 https://www.shikaribetsu.com/

海辺のキャンプ場で朝晩温泉三昧

直木賞作家 河﨑秋子さん

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北海道別海町で育つ。ニュージーランドへ留学後、酪農を営む実家で働きながら執筆活動をはじめる。’24年に熊文学『ともぐい』で第170回直木賞受賞。

北海道の温泉で有名なのが麦茶色をしたモール温泉。さらに珍しいのが、ここ晩成温泉のヨード泉だ。太平洋が見える温泉施設にある芝生のキャンプサイトは、料金に温泉の入浴チケットが付く。

温泉に入ってからテントで寝るも良し、出発前に贅沢に朝温泉を楽しんでも良し。ほうじ茶色の泉質はとろみがあって最高。近くには砂浜が広がっているため、湯上がりにぼーっと散歩も楽しめる。食堂もあるので、テントと寝袋だけ持って気軽に行けるのもうれしい。

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キャンプサイトからは海が見え、波の音が聞こえる。この日は偶然虹がかかった。

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世界でも珍しいヨード泉。高濃度のヨウ素イオンを含み、湯冷めしにくい。

大樹町 晩成温泉

住所:広尾郡大樹町晩成2 
電話:01558(7)8161
https://www.bansei-onsen.jp

何もない山奥の野営場で静寂を味わう

俳優 手塚日南人さん

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大学在学中にスペイン留学。アイヌ文化を探究するため’18年に北海道へ移住。森林ガイドや映像クリエイターを経て、’24年より俳優として本格的に活動開始。

足寄町の山奥にあるオンネトー野営場。かつては電波も届かず、湖畔に響く薪割りの音や鳥のさえずりにただ耳を澄ます時間が、何よりも心地よく感じられました。

美瑛に住んでいたころは、旅の途中に道の駅しかおい・かみしほろなどで旬の地場野菜や地ビールを調達し、焚き火でじっくりと調理して味わうひとときが、とびきりの贅沢でした。

まるで心と体が自然とつながり、ととのっていくような感覚で。この豊かな静寂を求めて、毎年通っていました。

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キャンプサイトの横に静かに広がる湖面。鳥のさえずりと水のさざめきに癒やされる。

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ブッシュクラフト講習で初訪問。広場に並ぶテントは熟練の風格が。

オンネトー国設野営場

住所:足寄郡足寄町茂足寄国有林内
電話:0156(28)0115(オンネトー野営場休憩舎)
https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/spot/spot-7.html

※写真/佐賀詔一

※構成/大石裕美 写真提供/蘭島海水浴場組合、室蘭観光協会、道の駅「望羊中山」、洞爺湖町

(BE-PAL 2025年9月号より)

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