人混みもなく、猛暑も避けられる秋の海遊びに行ってきた!持っていきたいアイテムも紹介 | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

日本の旅

2025.09.11

人混みもなく、猛暑も避けられる秋の海遊びに行ってきた!持っていきたいアイテムも紹介

人混みもなく、猛暑も避けられる秋の海遊びに行ってきた!持っていきたいアイテムも紹介
旅エッセイストの国井律子です。

皆さんは「海水浴=夏」だと思っていませんか?じつはそれ、日本人特有の思い込みかもしれません。

サーファーの間ではよく知られていますが、海水温は気温より2か月ほど遅れて変化します。だから、9月から10月こそがじつはベストシーズン。

水は真夏並みに暖かいのに、空気は爽やかで人も少ない。駐車場代も無料になる場所が多く、快適さは段違いです。猛暑や人混みにうんざりして「もう夏の海はいいや」と思っている方にこそ、秋の海遊びをおすすめしたいのです。
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じつは、秋からの海遊びも楽しい!(安全管理は自己責任)

人もまばらな片貝海岸
人もまばらな千葉県九十九里町の片貝海岸。ここは、「漁港」と呼ばれる都心から約1時間のサーフポイントです。

夏休み、8月のピーク時には駐車場も砂浜もギュウギュウ…。そんな光景が一転、9月に入ると同じ海とは思えないほどのんびりムードに変わります。海水は温かく、波待ちしていても寒さを感じないから、サーファーにとってはここからが、海遊びの本番ともいえます。

まだまだ水着で海に入れます
天気がよくて気温が高いなど条件が揃えば、まだまだ水着だけで海に入れます。

今年の夏は外房勝浦の家で約半月間暮らしていました。丁度お盆時期に遊びに来た友人家族は、「せっかく来たなら海で泳ぎたい!」と張り切ってビーチに出かけて行きました。

ちなみに私たちはこの時期の海のカオス感を知っているので、激混みのことを一応はお伝えはして…。お盆時期、海へは夕方に散歩したりなど、ゆったり過ごすのがベストだよと、同行しませんでした。

結果、友人家族は、駐車場は高いし、そもそも大行列で入れない。結局さんざん文句をいって「あきらめた…」と戻ってきました。だから夏の海はやめた方がいいっていったのに~と、夫も私も苦笑い。そうなんです、みんなと同じ動きはしちゃダメ。オフピークを狙うのが、旅人の鉄則です(笑)。

秋に子どもと海水浴をするのに持っていきたいグッズ

その1:ウエットスーツやラッシュガード

ウエットスーツ
天気がよくて気温が高いなど、条件が揃えば水着で海に入れますが、ウエットスーツは持っておくと安心。

快適な秋の海ですが、心得も必要です。真夏にはいたライフガードが、9月以降はいなくなることが多いので、安全管理は自己責任。

外房特有の南風が強く吹くと起きる沿岸湧昇(ゆうしょう)と呼ばれる突然、冷たい海水が流れ込む現象や、クラゲに備えて、ラッシュガードやウエットスーツを用意しておくと心強いですね。体が冷えにくく、ケガ予防にもなるので一石二鳥ですよ。

その2:かかとのあるサンダル

かかと付きサンダル
ちゃんとしたリーフブーツでなくてもいいので、かかと付きサンダルがあると岩礁でのケガ予防にもなります。

ビーチサンダルでは滑りやすい、岩場や貝殻の多い場所でも、かかと付きサンダルがあれば安心ですね。ちょっとした装備さえ整えれば、快適さと自由度は真夏の比じゃありません。

その3:ライフジャケット

海では必ずライジャケ着用
だいぶ泳げるようになった息子たちですが、海では必ずライフジャケットを着用します。

海は、生き物です。予期せぬ大波や離岸流などに備えて、たとえプールで100m泳げるようになったとしても、その泳力を決して過信しないようにしています。

その4:タープ

タープ
日陰があるとないとでは、快適さがまるで違います。

タープは快適な日陰を作ってくれる、秋のビーチで長時間過ごすための必需品。読書をしたり、子どもが休憩したり遊んだり、家族の憩いの場になります。

海で過ごす筆者
太陽の光はまだ暖かく、波打ち際で遊ぶ人影もまばらな秋のビーチ。最高の休日がここにあります。

これらの準備さえあれば、秋の海は家族にとって最高の遊び場になります。人混みを避け、のんびりと豊かな時間を過ごせる秋の海水浴、ぜひ一度体験してみてくださいね~。

外房の港町からちょっと北上して小さな旅へ

海遊びを楽しんだあとは、ちょっと寄り道してみるのもおすすめです。海沿いからクルマを少し内陸に走らせて、千葉県東金市にある八鶴湖(はっかくこ)へ。

八鶴湖
なかなか知る人ぞ知るという雰囲気の穴場でした(笑)。

八鶴湖は、東金城跡に面した周囲約800mのおだやかな湖です。春の桜シーズンは県内外から多くの見物客が訪れるビューポイントだそう。この日、にぎやかだったのはセミの声だけ…。とてもいい場所でした。

蓮の花
シーズン最後の蓮の花が湖に咲いていました。最盛期に訪れたらきれいそう。

八鶴湖

  • 所在地:千葉県東金市東金1406
  • 駐車場:約30台

湖畔を少し散歩してから、JR東金線の東金駅近くにある「レストラン玉子家」という卵専門店へ行き、ランチをテイクアウトしました。お店で使用している卵は、なんとビタミンEの含有量がふつうの卵の10倍だそう。

玉子家でテイクアウトしたランt
欲望のままに、それぞれ食べたいボウルをオーダー(笑)。

湖畔にはクルマが停められる駐車スペースがあり、景色を眺めながらキャンピングカーの車内でランチ。さすがの濃厚卵、おいしい!

車内でランチ
窓から入る風が心地よくて、まるで移動する小さなカフェのようでした。

ビーチの喧騒を離れて、こういう寄り道時間を楽しめるのも秋旅の醍醐味ですね。

レストラン玉子家
ランチをテイクアウトした「レストラン玉子家」は、東金市役所の目の前にあります。

レストラン玉子家

  • 所在地:千葉県東金市東岩崎2-10
  • 電話番号:0475-53-5658
  • 営業時間:11~15時、17~22時
  • 定休日:月曜

海を満喫したあとは、グランピングでゆっくりと

新しくオープンしたグランピング施設
外房エリアに新しくオープンしたグランピング施設「UE GARDEN RESORT(ユイガーデンリゾート)」。

うちの子どもたち、「グランピング行くよー」と言ったら、「やったー!」と大喜びでした。

個性的なドーム型テントや広々としたウッドデッキ、地元食材を使った食事メニューなど、ほどよく洗練されていて、自然との一体感もあります。冷暖房やアメニティも揃っており、アウトドアに不慣れな人でも安心して楽しめる工夫がいっぱいの施設でした。

室内
すべてがゆったり。ひとり1ベッドで贅沢に過ごしました。

私たちが宿泊した日は、吹奏楽部の合宿なのか遠くからかすかに楽器の音が聞こえてきました。近くに民家などがなく、大自然に囲まれているので、周囲を気にせず自由に過ごせる環境でしたよ。

天然芝が気持ちいいエリア
泊ったのはペットOK、天然芝が気持ちいいエリア。お隣さんは人懐こいワンコを放していました。

フェンスに囲まれているので、ボール遊びもOK。普段の生活では、子どもに対して「DON’T」ばかり言っている私です。「こんなところで騒ぐな」「ボール遊びするな」「クルマの通る場所で遊ぶな」。

でも、ここではなんでもOK~。お互いラクな時間が過ごせました。子連れやグループ旅にはぴったりで、海で思い切り遊んで、そのまま泊まれる場所として使えるのがいいですね。

雨や日差しを気にせず遊べる全天候型プレイグラウンドが充実

室内のプレイグラウンド
敷地内には子ども大興奮間違いなしの遊具が揃った屋内プレイグラウンド。

大きな屋根の下に設置されたボールプールや巨大なジャングルジム、滑り台にトランポリン。子どもも満足なら大人も大興奮。懐かしい漫画がたくさん置いてあるコーナーがあり、コミック大好きな私はここにずっと居たいと思ってしまった…(笑)。

9月下旬まで入れる2カ所のプール

プール
午前中いっぱい海水浴、到着して早々プレイグラウンドで遊び、続いて日暮れまではプールで。

子どもたちは、体力お化けっぷりを一気に発揮した一日となりました…(笑)。ありがたいー!
上の写真は子ども用プールですが、隣には大人用もありました。

夕食は屋外デッキでBBQ

夕暮れ時
まだまだ暑いけれど最近は日暮れが早くなりました。そのギャップもまた気持ちいいのです。
BBQ
けっこうガッツリな量でした。お肉、やわらかくておいしかった。

BBQで肉も魚介もたっぷり、みんなでワイワイ盛り上がりました。

ワイン
お酒は持ち込みOKなのがうれしい。

ドームテントの部屋でシャワーを浴びるのもありですが、敷地内のホテル棟には大浴場があり、食後に、みんなでひと風呂入りに行きました。さっぱり!

夕食風景
夜は涼しく、蚊とかブヨなど嫌な虫がまったくいないのも、すごくうれしかったです。

”自然のなかで自由に過ごす”って、シンプルだけど贅沢。秋の海旅の締めくくりに、ぴったりの時間でした。

UE GARDEN RESORT

  • 所在地:千葉県東金市八坂台1-8-1
  • 電話番号:043-330-3939
  • ホームページ:https://ue-hotel.com

秋の海を満喫しよう!

サーフィンする息子
今年はあと何回海に行けるかな?

秋の海は、真夏の喧騒が過ぎ去ったあとに現われる、知る人ぞ知る贅沢な時間。波の音を聞きながら過ごす静かなひとときや、湖畔でのランチ、夕暮れの風に吹かれる心地よさ…。自然のなかに身を置くと「同じ場所でも季節が変われば、まったく違う顔を見せてくれるんだな」と気づかされます。

今年は夏を外して訪れたからこそ出会えた秋の海と寄り道の景色。「ピークをずらす」という旅の鉄則は、自然をもっと深く味わうための知恵なのかもしれません。さぁ、今年の秋はどこに泳ぎに行く?

国井律子

旅エッセイスト

国内外の旅を綴るエッセイを中心に、日常の延長にある“ちょっと特別な旅”も提案。ソロ登山、2人の男児の母として家族とのキャンピングカー旅、自由で自分らしい旅の形を発信中!

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