東京から一番近い「避暑地」!? 千葉県「勝浦」の海と森で夏を過ごそう! | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

東京から一番近い「避暑地」!? 千葉県「勝浦」の海と森で夏を過ごそう!

2022.07.24

森に囲まれたキャンプ場「RECAMP勝浦」

海よりクルマで10分弱の森に囲まれたキャンプ場「RECAMP勝浦」。涼やかな風が吹き抜けます。写真提供:RECAMP勝浦

私たちには「勝浦」があるじゃないか!

2022年6月27日、観測史上もっとも早い梅雨明けを記録した東京。連日体温よりも高い「酷暑」が続き、これはもう限界だ。「勝浦行こう!」と、7月1日(金)の夜に自宅のある世田谷を出発、家がある海沿いのその地へ出かけたのでした。

東京から2時間弱「関東の意外な避暑地」

親の仕事の都合で13歳から通っている千葉県勝浦です。夏涼しく冬温かい「海洋性気候」。また、勝浦は房総半島の形を模したご当地ゆるキャラ「チーバくん」のお尻のあたりに位置します。ツンと太平洋に突き出した地形。町の両サイドが海なので潮風が通りやすく、都市部で起こるような「ヒートアイランド現象」とは無縁。

さらには、勝浦の海って急に深くなるそうです。そのため海水が、かくはんされ、底のほうの冷たい水が海面へ。そこに海風が吹くため「天然クーラー」のような爽やかな冷気が町に流れます。35度Cを超す「猛暑日」になったことが観測史上一度もないそうです!

みずみずしくきれいに咲くアジサイ

東京ではあっという間にドライフラワーのようになって枯れていったアジサイが、勝浦ではみずみずしくきれいに咲いていました。

季節外れの猛暑に見舞われた今年の夏の東京。私たちが勝浦滞在中、「関東の意外な避暑地、千葉・勝浦」と、いろいろなメディアがこの地に大注目していました。昔からこの町に通っていた私たちはあたり前のこととして知っていたのですが。ある番組では、インパクトのある大柄な女装家の”あの人”が、「本気で移住したい!」と言っていたとか。もし実現して町でばったり会ったら、ちょっとうれしいですね。すごく目立ちそう(笑)。

真夏の炎天下でも時間に関係なく散歩ができる町

梅雨明け後、東京では早朝にイヌの散歩をしていますが、勝浦では朝食後、家族と一緒に暑さを気にせず散歩に出かけられます。薄着で出かけましたが、薄手の長袖があってもよかったかも。「寒い」というワードが新鮮に感じました。

勝浦の朝市を歩く

石川県の「輪島」、岐阜県の「飛騨高山」と並び、千葉県勝浦は「日本三大朝市」として有名です。真夏でも涼しい風が吹くので、昼近くでも出かけられます。金沢から遊びに来たお義母さんと散歩。

勝浦の海辺を散歩する

高台あり海あり起伏に富んだ勝浦。いい「散歩コース」がたくさんあります。

ただ、海の傍なので「塩害」はあります。過去に2度真夏にエアコンの室外機が壊れました。やはりそういう機械の寿命は短めです。自転車などは外に出しておくとスグに錆びます。クルマもこまめに洗車したほうがいいと思います。

じつをいうと昨年の夏もエアコンが効かなくなり、これがもし東京だったら命の危険すら感じる出来事です。しかしここは勝浦。部屋の対面した窓を開ければ風がスーッと通り、湿気はあるものの涼しく「エアコン無し」で過ごすことができたのでした。

昼寝するネコ

海の傍の町にはネコがたくさんいます。気持ちよさそうに昼寝中。

勝浦で快適キャンプ

家があるので、わざわざこの町でキャンプはしない私ですが、勝浦市観光協会におたずねしたところ、勝浦にはなんと7つのキャンプ場があり、昨今のキャンプブームでなかなかにぎわっているそうです。昼でも風はサラッと、夜は長袖が必要なくらい快適に過ごすことができそうですね。

「RECAMP勝浦」というキャンプ場

都心から2時間弱、またはJR勝浦駅からクルマで8分という好アクセスな「RECAMP勝浦」。写真提供:RECAMP勝浦

ファミリーキャンプシーン

静かな森のなかにあり、「ソロ」から「初心者ファミリー」まで快適に楽しめそう。写真提供:RECAMP勝浦

RECAMP勝浦

朝市で買った地の食材でキャンプ料理

勝浦朝市の様子

「勝浦朝市」は毎日6時30分ごろから11時ごろまで開催。お休みは、毎週水曜日と元旦。また、2022年の夏は8月10日もお休みになるそうです。

朝市で買ってきた魚や野菜で「キャンプ料理」を作ってもおいしそうですね!

勝浦の名物カツオで作った「カツオの香味野菜まみれサラダ」

勝浦のゆるキャラは、カツオの姿をした「カッピー」。そう、勝浦は「カツオ」の産地なのです。

シソ、ミョウガ、ネギ、カイワレなどをドサッと載っけた「カツオの香味野菜まみれサラダ」が大好物です。ポン酢を回しかけて召し上がれ。ハイ、切るだけ盛るだけです。おろし生姜もぜひ。

大原の地タコ

勝浦から少し北上した町、大原の地ダコの鮮度は別格!

ご当地グルメの勝浦式タンタンメン

ご当地グルメ「勝浦式タンタンメン」。 小さな子どもがいるのでお店に入るのはちょっとハードル高め。そんなとき勝浦のスーパーで売っている袋麺をゲット。自宅で「勝タン」を楽しんでいます。

「勝浦式タンタンメン」の材料はひき肉、玉ネギ、上に載せる長ネギだけというシンプルさ。簡単調理で「キャンプ料理」にもオススメです!

勝浦といえば「海」

ビーチから見る「ウォーターアイランド」

勝浦中央海水浴場の夏の風物詩。今年は、海上アスレチックが楽しめる「ウォーターアイランド」が7月13日よりスタートしています。写真提供:勝浦市観光協会

ウォーターアイランドにある「オンザシー」という海上遊具

ウォーターアイランド「オンザシー」。首都圏最大級の広さを誇る海上アスレチックは、6mスライダーが3本、ジャンプ台、バランスブリッジ、トランポリンなどが楽しめます。写真提供:勝浦市観光協会

ウォーターアイランド

  • 所在地:千葉県勝浦市 勝浦中央海水浴場(三日月シーパークホテル勝浦前)
  • 営業期間:2022年7月13日~8月31日
  • 料金:「オンザシー」大人(中学生以上)1,600~2,500円、小学生1,000~1,800円(時期により料金が変わります)。要予約
       「オンザビーチ」3歳以上1,000円。予約不要
  • 対象:「オンザシー」小学生以上、身長110㎝以上、自己遊泳25m以上可能な方
       「オンザビーチ」3歳以上(スライダーの利用は小学生以上)
  • URL: https://www.katsuura-kankou.net/waterisland/

リアス式の透明度の高い海

「かつうら海中公園」近くのビーチ

礒遊びがしたければ、「かつうら海中公園」近くのビーチがオススメ。

リアス式海岸が美しい「鵜原(うばら)」は透明度が高く、海の生き物もたくさんいます。

水中を覗く様子

GoProに「ドーム」を装着して撮影するとこんな感じです。

豊富な「サーフポイント」

SUPを持ってビーチを歩く筆者

何年か前「MALIBU POINT」というショップのイベントにお邪魔してSUPを楽しませてもらいました。水の上から見る透明度が高い海もほんとうにきれい。

部原(へばら)、串浜海岸、隣町のちょっと華やかな御宿(おんじゅく)、初心者向けの穏やかな鵜原海岸と守屋海岸。いくつもの入江でできている勝浦の海。波のコンディションとサーファーのレベルに合わせて、ポイントを選ぶことができます。水は驚くほど透き通っていますよ。また、御宿あたりから砂浜が急に白くなります。ここは本当に東京のお隣なのかとちょっとビックリします。「MALIBU POINT」など、レンタルで体験できるスクールもあるので、気軽に挑戦できます。

MALIBU POINT

  • 所在地:千葉県勝浦市串浜1224-1
  • 電話:0470(64)6480
  • 体験内容:サーフィン、SUP、ヨガほか
  • URL: https://www.malibupoint.net

海遊びはウエットスーツがあった方がいいかも

外房特有の現象ですが、真夏に南風が強く吹くと海水温が急激に下がり、氷水のような冷たーい海になります。水着だけだと3分と浸かれません。そんなときに「ウエットスーツ」があるといいかもしれません。寒いとどうにもならないけど、暑けりゃ「脱げ」ばいい!

日本の渚百選にも選ばれている「守谷海水浴場」

勝浦の中心地からクルマで約10分。日本の渚百選にも選ばれている「守谷海水浴場」。

サーフィンする子ども

波が穏やかなので、子どもでもサーフィンを楽しめますよ。

トレッキングやサイクリングも楽しめる!

何年か前に亡き母も一緒に撮影した「鵜原理想郷」での思い出の写真

何年か前、亡き母も一緒に「鵜原理想郷」をトレッキングしました。駐車場やトイレもあります。

海も高台も楽しめる、お気に入りルートです。年に数回歩きに行きます。季節ごとの良さがあっていいですよ。海を見下ろしたり、波打ち際を歩いたり、ダイナミックな景観が贅沢に楽しめますが、ゆっくり歩いても1時間半ほど。この「箱庭」的な感じが好きなんです。でもこの春歩いたときは駐車場までのトンネルが通行止めになっていました。いまだにクローズらしいので、ぐるりと周回はできず、来た道を戻ります。2度素晴らしい景色が楽しめるということで…(笑)。

ルート中のトンネル

ルート中、こんなトンネルがいくつもあります。

自転車で出かけたときの「部原(へばら)海岸」

このあたりで一番のメジャーなサーフスポット「部原(へばら)海岸」にて。

いつもサーフィンを楽しんでいる部原の海沿いで、さらっとした風に吹かれてサイクリング。新鮮な気持ちになります。ただ、遊び終わったらスグに掃除しないとサビが浮いてきますよー。

海から見た勝浦

沖から見る勝浦の海

じつは私の両親は、勝浦の海で眠っています。ゆかりのあるこの場所の海で、2人とも散骨しました。私たち家族はサーフィンしつつ遊びながら、毎回「墓参り」しているというわけです。

ボートに乗る子ども

この写真は昨年の夏、母を散骨したときのもの。勝浦の町、そしていつも散歩している道を海から眺めるのがおもしろかった。

梅雨明けが早すぎた2022年。今年の夏は長そうですね。街の暑さに疲れたら涼しい勝浦に遊びに行ってみませんか?

勝浦市観光協会

  • URL:https://www.katsuura-kankou.net
  • 勝浦の楽しみ方や、旅しながら働ける「ワーケーション」情報などが掲載されています。旅の参考に!
私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/
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