キャンプが久しぶり!な人必読。フィールドに行く前に気をつけておきたいポイントとは? | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

アウトドアの知識

2025.07.21

キャンプが久しぶり!な人必読。フィールドに行く前に気をつけておきたいポイントとは?

キャンプが久しぶり!な人必読。フィールドに行く前に気をつけておきたいポイントとは?
若い頃にやっていたキャンプ。時間に余裕が出来て久しぶりに始める人もいるかと思います。当時のウェアや道具を引っ張り出してはじめる場合、当時の勢いのまま始めると色々と支障が出てきます。

今回は、ウェアや道具の劣化・進化、ルールやマナーの変化、体力の低下など、年齢とともに変化するポイントに注目しながら、それぞれの対処法についてお伝えします。
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久しぶりにキャンプに行きたい!

キャンプ場とテント
生涯を通して楽しめるキャンプ。

「昔はよく行っていたけど、今は仕事が忙しくて」「子供が大きくなって」など、足繁く通うように楽しんでいたキャンプから遠ざかる理由は人それぞれ。生活の変化によって足が遠のいたキャンプから時が経ち、時間に余裕が持てるようになり、またキャンプに行きたくなる方もいるのではないでしょうか。

当時の気持ちを思い出し、キャンプ熱が再び燃え上がれば、もう止まりません。とはいえ、気持ちはあの頃と同じでも、身体や道具は当時のままではありません。今回は、10年ぶりのキャンプを想定しながら、キャンプが再び楽しめるようになるポイントをご紹介します。

昔と今のキャンプは何が違う?

道具の進化

SOTO トレックマスター
CB缶で登山ができる時代になった。

今から10年前と現在では、数年前にあったキャンプブームも相まって、キャンプ道具は大手ブランドから個人製作のものまで、多彩な進化を遂げました。

焚き火台はより軽く燃焼効率の高いものへ、ウェアは環境に配慮した素材が使われるようになるなど、道具や装備も進化しています。久しぶりにキャンプをしようとアウトドアショップに行くと、その変化に驚くと思います。

キャンプ場の変化

キャンプ場と愛犬
コロナ前後でキャンプ場の状況も大きく変化した。

スマートフォンアプリの普及が進み、オンライン上での予約が大分一般的になりました。昔ながらのキャンプ場だと、電話で予約確認と申し込みをして、書類を郵送するということもありましたが、私の感覚でもそうしたキャンプ場は減ってきた印象です。

また大きなフィールドではなく、利用者を少なくして静かなキャンプが楽しめたり、トレーラーハウスを活用するなど様々なスタイルのキャンプ場が増えました。

久しぶりのキャンプで気をつけるポイント

ウェアや道具の劣化

ローカットシューズ
昔の靴を引っ張り出すとソールが剥がれることも。

当時、最新のもので揃えたキャンプ道具。性能が落ちても現役で使えると思ったら、そうでもないものが幾つかあります。代表的なものはレインウェアやシューズ。レインウェアは生地が剥がれて防水性が著しく落ちていることがあるので、保管状況にもよりますが買い替えを推奨するアイテムの一つです。

アウトドア向けのシューズも、ソールが剥がれたり劣化で固くなったりすると怪我のリスクが上がるので、最新のモデルを導入するのがおすすめです。

この他、バーナーヘッドやヘッドライトなど、使おうと思ったら動かないという道具が出てきます。久しぶりに使う道具は、正常に動作するか事前の確認を忘れずに行いましょう。

肉体の変化

テントと登山者
過去の自分と同じようには動けない。

20代から30代、30代から40代など、肉体の変化は誰もが訪れます。以前は持ち上げられたキャンプ道具も、年齢とともに重く感じるようになります。クルマに積み込むだけでもひと苦労。キャンプ場に着けば、駐車場からフィールドへ運ぶ作業が苦行に変わってしまうこともあります。

私も20代の頃は勢いで運べたキャンプ道具が、10年の間にぎっくり腰になったりと、当時のような動きができなくなりました。テント設営をはじめとした道具の設置も、同じ手順なのに疲労することがあり、身体の変化はキャンプに大きく影響します。

久しぶりのキャンプを楽しむために

道具を見直す

ナタと薪
道具は予算の範囲内で惜しまず更新しよう。

「重くても価格が手頃なもので一式揃える」といったコンセプトは、身体が動く若い時ならではです。おすすめは、予算の範囲内で「軽く」「コンパクト」な道具に見直すことです。例えばレインウェアの場合、10年前と同じ価格帯では軽くコンパクトになっただけでなく、防水透湿性も格段に上がっています。

また、メンテナンスしやすい構造で多機能な道具が増え、身体に合ったものや、より快適で効率的なものを選べるようになりました。

適度に運動する

登山道をランニング
肉体のパフォーマンスを戻す・向上することでキャンプが快適になる。

特におすすめしたいのは、無理のない範囲で運動をすること。下がったパフォーマンスを少しでも戻すだけでも、キャンプはかなり快適になります。ウォーキングや30分程度のランニングでも継続的に負担にならない運動を続けるのが大切。キャンプ中の行動による負担が軽くなるので、辛さを感じることも少なくなります。

また、先述の道具を見直すことで、さらに快適なキャンプを楽しむことができます。

情報を入手する

キャンプ場で焚き火
情報の正確性を見極めることも大切。

SNSが普及し、最新のキャンプ情報が手軽に入手することができるようになりました。営業日や予約状況以外にも、悪天候による周辺道路の閉鎖など、これまで数日前の情報が最新だったものが、前日夜や当日朝の状況が入手できるキャンプ場も増えました。

10年前に行った馴染みのキャンプ場に行く場合でも、アクセスから設備、予約方法が変化していることがあるので、新しい情報を入手して当日に焦ることがないようにしましょう。

久しぶりのキャンプを楽しもう!

キャンプ場と自然
何歳になってもキャンプは楽しい。

いかがでしたか。キャンプは自然の中で過ごす変わらないアクティビティですが、道具や環境は時代とともに変化しています。10年前と比較すれば道具の劣化だけでなく、身体も年齢に応じて変化していくので、総合的なアップデートを施すことで、久しぶりのキャンプが負担なく快適に過ごすことができます。

久しぶりのキャンプ、ぜひ大自然の中で癒されてください。

北村 一樹さん

アウトドアライター

関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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