服装や燃料、水筒など。冬ハイキングを楽しむために追加したいアイテム6選 | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

アウトドアの知識

2024.11.19

服装や燃料、水筒など。冬ハイキングを楽しむために追加したいアイテム6選

服装や燃料、水筒など。冬ハイキングを楽しむために追加したいアイテム6選
空気が澄んでいて、春夏とは異なる世界が楽しめる冬のハイキング。

ただし、春夏の装備のままで行くと想定外の苦労が起こるもの。

そこで今回は、冬のハイキングに持っていくと良いアイテムをご紹介します。

冬に追加しておくと良いアイテム6選

大きめのバックパック

バックパック

ウェアの脱着ですぐに収納できるフロントポケットがあると便利。

秋冬になると、ハイキングで使うアイテムが増えたり、ボリュームが大きくなったりします。

ウェアは厚めの防寒着が追加されますし、凍結した路面を歩くことを想定してチェーンスパイクを持ち込んだりするなど、春夏で使用していたバックパックでは容量が足りなくなってきます。

筆者の場合、夏春は15L程度のバックパックでも余裕があるのですが、秋冬は20L以上を使う機会が多くなります。

また、春夏と明らかに変わってくるのは、容量に余裕があると良い、ということです。

これは、ウェアを脱いだ後にバックパックに収納する際、春夏の薄いアウターやTシャツなら小さなポケットに入れれば大丈夫ですが、秋冬はダウンジャケットをはじめとした大きめのウェアが多くなるため、容量を必要となるからです。

20L以上のバックパックを持っていない場合は、入手しておくと良いでしょう。

保温水筒

アルパインサーマボトル

冬は欠かせない。

1年を通して活躍する保温水筒は、寒い時期は特に必要なアイテムのひとつです。

ハイキングは朝早くに登山口に移動し、麓より気温の低い山頂を目指していくため、常に寒さに備えることが必要です。

最寄り駅のコンビニで温かい飲み物を買っても登り始める頃には冷たくなっていたりします。さらに、山頂で温かいものを摂取するには、火器を使って沸かすことになります。

アウトドア用の保温水筒を用意しておけば、早朝に自宅で沸かしたお湯をお昼頃でも「熱っ」と感じるほど温かい状態で飲むことができます。

歩みを止めると体温が低下して凍えてくる冬のハイキング。休憩時に保温水筒から飲むお湯が、この世のものとは思えないほど美味しく感じますよ。

容量は350ml程度のものから1Lの大容量まで様々ありますが、ハイキングなら500mlが丁度良いです。

また、冬の山中で遭難すると、生命の危険に晒されるリスクが春夏より多くなります。保温水筒を持っておけば必ず大丈夫、ということではありませんが、備えておいて損はありません。

温かい食事かナッツなどの行動食

調理

夏より水を積極的に使っている。

筆者が冬の山をハイキングするようになったある日、バックパックに入れていたおにぎりを食べようとしたらカチカチになっていたことがありました。

真冬の寒い時期でしたが大丈夫だろうと油断していました。今では、大切な経験だったなと思い出します。

氷点下になると、水分の多い食品はそのままの状態では食べられなくなることがあります。食べるためには火器を使って加熱したり、お湯などを使ったりする必要がでてきます。

秋冬の食事のおすすめは、行動食はナッツやドライフルーツなどの水分が少ない食品です。山頂などで長めの休憩が取れる時は、火器があれば春夏と変わらない食品が使えます。

あまりの寒さに長めの休憩が取れないこともあるので、行動食は必ず持っておきましょう。

アンダーウェア

アンダーウェア

ドライと保温を確保してくれるアンダーウェア。

春夏より意識することのひとつに「体をドライに保つ」ということがあります。これは、秋冬は汗をかいても水分が蒸発せず、濡れたウェアが身体をどんどん冷やしてしまうからです。

行動しなければ発熱しなくて寒いけれど、動きすぎると汗をかいてしまう、というジレンマを解決してくれる方法として、アンダーウェアの着用がおすすめです。

登山向けのアンダーウェアは適度に保温し、発汗してもドライに保てるよう汗を素早く放出する機能を備えています。

もちろん限界はありますが、アンダーウェアを着ていれば、行動がスムーズになるだけでなく、休憩で身体を動かしていないときでも一段上の暖かさを手に入れることができます。

燃料

OD缶

使用可能な温度を確認しておこう。

万が一の遭難時にも役立つ火器が、シングルガスバーナー。春夏で使用しているものでも使えますが、低温下では火力が上がらず燃料を多く使ってしまうことがあります。秋冬は、お湯を沸かすだけでも一苦労することも珍しくありません。

やはり秋冬は低温下に対応した燃料缶やバーナーヘッドを使うのがおすすめで、氷点下でも湯沸かしをはじめとした調理も問題なく行なえて便利です。

100均ショップのまな板

まな板。

これがないと調理できない時も。

最後にご紹介するのは、100均ショップで入手できるまな板です。筆者が冬に使うアイテムの中で、最もコストパフォーマンスが高いものがこのまな板です。

雪の上で調理しようとした際、五徳の熱で雪が溶けてしまったりして危険なことがあります。

このような問題を解決してくれるのがまな板で、燃料缶やバーナーヘッドをまな板の上に置いて調理すれば、安定しますし、地面の冷気が伝わらず余計な燃料消費を回避できたりもします。

濡らしたくない、汚したくないアイテムを置くときにも有効です。100均ショップなので懐も傷まず遠慮なく使えるのもグッドです。

装備を整えて秋冬のハイキングを楽しもう!

冬の蓼科山

冬の蓼科山を登る。

いかがでしたか。澄んだ空気の中を歩く秋冬のハイキングは、春夏とは違う山の世界を堪能できる絶好の機会です。

装備を整え、万が一にも備えて、安全で楽しいハイキングを満喫してくださいね。

北村 一樹さん

アウトドアライター

関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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