ポルトガルの世界遺産の街・シントラでホタル観察!夕暮れの絶景&月光が頼りのハイキング | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2024.07.06

ポルトガルの世界遺産の街・シントラでホタル観察!夕暮れの絶景&月光が頼りのハイキング

ポルトガルの世界遺産の街・シントラでホタル観察!夕暮れの絶景&月光が頼りのハイキング
みなさま、こんにちは。ポルトガル在住の東リカです。

ポルトガルの山間にある世界遺産の街シントラ。詩人バイロンが「この世のエデン」と称した街を取り囲む森は、なんと夏場、幻想的なホタルに彩られるそうです。

以前ご紹介したドラクエやラピュタを思わせるシントラの城の周囲にホタルが飛び交うなんて、まさにファンタジーな世界じゃないですか!

夕暮れから夜にかけて森を巡るホタル観察ツアーに参加してきました。

まずは、夕暮れの絶景を楽しむ

日が長くなってきたこともあり、集合は日没の30分ほど前の20時半。

日中は夏の陽気でしたが、日が傾くと山の上は風が強いこともあり、かなり肌寒く感じます。年配の地元の方は、さすがに賢くセーターやダウンジャケットを持参していました。半袖短パンの若者がビーチタオルやクルマの日除けシートを巻こうとしている姿が哀れです……。

集合場所の駐車場から、山道を通ってまずはペニーニャの丘の上、標高488メートルにあるペニーニャの聖域(Sanctuary of Peninha)へと向かいます。

道中の崖からは、ピンク色に染まる海岸線が一望できます。

以前ご紹介したユーラシア大陸最西端、ロカ岬も見えます!街明かりが灯っていく様もロマンチックな絶景ポイントでした。

歴史ある教会から夜の森へ

CAMINHADA DE PIRILAMPOS

巨石に囲まれた聖域。

ペニーニャの聖域は1710年に完成した礼拝堂が有名ですが、その側には、16世紀頃のいおり(hermitage)が残っています。今回は、その中でホタルを見る際の注意事項を聞きました。

ちなみにホタルはポルトガル語で「ピリランポス(pirilampos)」といいます。なんだかかわいい響きですよね。

CAMINHADA DE PIRILAMPOS

この「いおり」から夜の森へと出発する。

話が終わる頃には、かなり暗くなっていました。

ただ、ヘッドランプを持参して、とのことでしたが、ライトはホタルの邪魔になるんだとか。そのため、どうしても必要な場合は赤いランプのみ使用するように、という指示でした。かなり暗い山中は、木の根や坂で足元がちょっと不安ですが……みんなでゆっくりと進んでいきます。

すると、ぽつり、ぽつりとホタルの光が現れ始めました!

CAMINHADA DE PIRILAMPOS

ゆっくりと点滅するホタル。

ガイドさんがホタルを希望者の手に乗せてくれました。繊細な光です。

満点の星空と飛び交う蛍

草に止まって光っているのは、メスのホタルとのこと。また幼虫も光るそうです。

さらに森の奥へと進んでいくと、今度はふわふわと飛び交うホタルの姿も。オスがメスを探して飛んでいるのだそうです。

月も出て、目も慣れてきました。

CAMINHADA DE PIRILAMPOS

月が明るく感じます。

たくさんのホタルに囲まれて歩き、ふと上を見上げれば、いつの間にか満点の星空!

儚げな光に囲まれる、ロマンチックな夜のハイキングでした。そんな様子を撮影できず残念です。

CAMINHADA DE PIRILAMPOS

写真では伝えきれませんが、満点の星空です。

初夏にポルトガルを訪れる方は、ぜひ参加してみて下さい!

なお、かなり気温が下がるので、セーターやダウンジャケットの持参がお勧めですよ。

rikah
私が書きました!
フリーライター
東リカ
アウトドアが盛んなオレゴン州ポートランドからポルトガル・リスボン近郊へ移住したフリーライター。著書に「好きなことして、いい顔で生きていく ~風変わりな街ポートランドで、自分らしさを貫く15の物語~ 」(イカロス出版)など。旅行、お酒、食事、キノコ狩り、カヌーなどが大好きです。

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