北アルプス・立山(たてやま)に挑戦! 内蔵助山荘に泊まって2日間ゆっくり満喫 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2022.08.12

北アルプス・立山(たてやま)に挑戦! 内蔵助山荘に泊まって2日間ゆっくり満喫

雄山に登頂。展望もよくしばらくゆっくりしたい。

北アルプスってどこ?立山はどんな山?

「日本アルプス」とよく耳にするかもしれない。この日本アルプスとは、
・北アルプス 飛騨山脈(富山県・岐阜県・長野県・新潟県の4県にまたがる山脈)
・中央アルプス 木曽山脈(長野県に存在する山脈)
・南アルプス 赤石山脈(長野県・山梨県・静岡県の3県にまたがる山脈)
この3つの山脈の総称として使われている。

今回はそのなかでも、北アルプスにある、富山県を代表する山「立山」へ挑戦しよう。立山は、雄山(3,003 m)、大汝山(3,015 m)、富士ノ折立(2,999 m)の総称だ。日本の三大霊山のひとつでもある。登山に適した気候で登りやすい時期は、7月下旬から8月中旬頃とされている。

みくりが池。室堂付近は整備され観光客でも賑わう。景色を眺めるだけでも満足な場所だ。

立山室堂からスタート。余裕があれば前泊がオススメ

富山駅からロープウェイ、バスを乗り継ぎ、立山室堂へ。当日富山駅出発でも良いが、室堂付近の宿で前泊すれば、明日登る山をゆっくり眺めることができ、テンションが上がるだろう。体調を整える意味でも前泊は有効だ。さらに室堂を散策をするだけでも、高山植物や美しい景色が楽しめる。

室堂から一ノ越山荘までは舗装されているものの、なかなかの急勾配。頑張って登ろう。一ノ越にトイレ、広場があって一息つくことができる。

一ノ越山荘からは、岩場を登り立山雄山を目指す。

登っていくにつれ絶景が楽しめ頑張れる!

登っていくにつれ、一ノ越山荘が小さくなってくる。続く急な岩場を頑張って登ると、だんだんと景色がよくなり雄山神社が見えてくる。やっと着いた立山主峰雄山の岩頭には峰本社が鎮座している。開山期間は71日から930日まで。お守り、記念バッジなどもゲットできる。山頂では、祈祷を受けることができるのでぜひ体験しよう。もちろん展望は360度の大パノラマなのでゆっくりしたい。次は大汝山、そして冨士ノ折立へ向かう。景色を楽しみながら稜線を歩くと今日の宿、内蔵助山荘に到着だ。

夏といっても寒い。防寒対策をしっかりとして御来光を待とう。

内蔵助山荘に宿泊して御来光を楽しみたい

内蔵助山荘は真砂岳直下に位置する。展望もよく天気が良ければ夕日、ご来光が楽しめる。夕食はなめこ汁が名物。美味しくてついおかわりしてしまう。アットホームなスタッフさんで、気持ちよく山小屋を過ごすことができるだろう。朝日を満喫したら朝食を済ませて、別山へ。

剱岳が間近に迫り、しばらく眺めていたい。いつかは剱岳に登りたいと思うだろう。

いつかは剱岳へと思える絶景が広がる

別山からは、剱岳が間近に迫る。いつかはあそこへと気持ちが昂ぶるだろう。その後、劔御前小屋へ向かい雷鳥沢へ降ろう。雷鳥坂はなかなかの下りなのでゆっくり余裕を持って下りよう。足元には高山植物が迎えてくれるので花も楽しみながらゆっくり下りたい。時間に余裕があれば、下山後のご褒美に温泉と美味しい料理を楽しむべく、立山室堂付近でもう一泊いかが。今回もお疲れ様でした。

プラスで楽しむ­­

雷鳥荘 

標高2,400mに位置する立山の冒険拠点。地獄谷の熱を使ったエコな山小屋(灯油を使わない)だ。宿泊はもちろん立ち寄り湯も可能であり、下山後に汗を流して帰りたい。展望温泉は景色を眺めながら入ることができ、喫茶店も楽しめる。泊まって楽しみたくなること間違いなし。

住所:〒930-1403 富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林
電話:076-463-1664(受付時間7:00~19:00)
立ち寄り温泉:800円 (11002000)宿泊10,500円から(12食)4月下旬から10月下旬頃

アクセス情報

 公共交通機関

電鉄富山駅―立山駅 ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂へ 片道4,390円

登山ウェアや持ち物について

朝晩は冷えるのでレインウェアはもちろん、夏でもフリース、ダウンジャケットなどの防寒具は必須。紫外線も強いので日焼け対策はしっかりしたい。岩場を歩く箇所が多くあるため装備も万全に。時間に余裕を持って行動しよう。

立山データ

所在地:富山県
山域:北アルプス
標高:立山 雄山3,003 m

今回のコース

コースの距離:約11キロ

コース:
1
日目:室堂(60分)→一ノ越(60分)→雄山(30分)→大汝山(20分)→富士ノ折立(50分)→内蔵助山荘(合計3時間40分 休憩なしの場合)

2日目:内蔵助山荘(70分)→別山(40分)→劔御前小屋(70分)→雷鳥沢キャンプ場(70分)→室堂(合計4時間10分 休憩なしの場合)

<問い合わせ>
関電アメニックスくろよん総合予約センター 0261-22-0804
内蔵助山荘 090-5686-1250(営業期間のみ)7/229月末予定 (完全予約制)
雷鳥荘           076-463-1164    (受付時間7:00~19:00)

私が書きました!
日本山岳協会認定登山ガイド
河野綾子
登山ガイド/山のことライター。福岡県出身、くじゅうネイチャーガイドクラブ所属。2019年秋にくじゅう連山の麓、九重町に移住。九重町地域おこし協力隊としても活動し、くじゅう連山、九重町の情報を「九重町飯田 地域おこし協力隊」(Facebook)で発信中。楽しく学びながらをモットーに、山のガイドや、九州の山雑誌「のぼろ」などに執筆中。

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