カナダBanff国立公園でのTrail Rideガイド体験: その3[読者投稿記事] | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2020.06.15

カナダBanff国立公園でのTrail Rideガイド体験: その3[読者投稿記事]

バックカントリーを満喫できる、Trail Rideキャンピングコースの続きです。

4〜6日間のキャンピングコースでは、ゲストは通常Mt. Norquay Corralを出発して最初の夜をStoney Creek Campで過ごし、 Flints Park Camp、前回紹介したMystic Campの順番で巡ります。

トレイル途中には、まさに大自然の絶景が待ち受けています。

何万年という時を刻む地層が剥き出しの川縁。

昔、elk(エルク=大型の鹿)を捕まえる大掛かりなトラップを仕掛けてあった場所。木の柵はその痕跡。

Packers(荷物運搬係)と遭遇。

山奥のキャンプサイトに食料や日常必需品、そしてゲストの荷物などを運ぶのが彼らの役目です。荷物運搬用にはラバが使われていました。カウボーイ曰く、ラバの方が大人しくて賢いそうです。

まもなくFlintsです。

Flints Park Campサイト。

写真では分かりませんが、キャンプサイトの周りには高電圧のフェンスが引かれていて、野生動物の侵入を防いでいます。

駐在しているスタッフの話によると、巨大なGrizzly Bear(灰色熊)も近くによく姿を現していたそうです。

Flintsキャンプのキッチンテント。

キャンプ近くの湖で馬も人ものんびりと過ごす。。

こうして写真を見ていると、懐かしさと同時に改めて貴重な体験をさせてもらったなと、当時出会った人々とBanffの自然そのものに感謝の気持ちが込み上げてきます。

あの頃はそんな貴重さをしっかり意識していなかったのと、まだデジタルカメラが無かったことで、あまり写真を残せなかったことに強く後悔です。

蛇足ですが、Parks Canada (カナダ公園管理局)が当時出していた、Banff National Park: Horse Users Guideという、Banffで乗馬を楽しむためのガイドブックがあったのですが、1998年度の挿絵を私が担当させて頂きました。

以上が、私のTrail Rideガイド体験談です。

現在も、オーナーは変わりましたが、ビジネスの概要はそっくり引き継がれているようです。

トレイルは、先人が残した足跡の集大成。ほんの僅かながらも、その足跡を辿る体験ができたことをとてもありがたく思います。


※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

Namikさん

1993年カナダに渡り、Banffで2年間Trail Rideガイドとして働く。
1998年カナダ移民権取得。
以後、Vancouver在住。

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

アリゾナ・カリフォルニア州境にある「何もない」町【100周年を迎えるルート66の点と線・その7】

2026.02.18

冬のドイツ北部、バルト海沿岸でビーチ・ウォーキング!夏の人気リゾート地のオフシーズンの味わいとは!?

2026.02.13

高地トレーニングと大自然のゲートシティ——アリゾナ州フラッグスタッフ【100周年を迎えるルート66の点と線・その6】

2026.01.24

シマ模様はみんな同じ!? 絶滅危惧種もいるシマウマの見分け方とは?

2026.01.22

風景と文化の交差点——ニューメキシコ州アルバカーキ【100周年を迎えるルート66の点と線・その5】

2026.01.20

歴史と文化が交錯する街——オクラホマ州タルサ【100周年を迎えるルート66の点と線・その4】

2026.01.19

アラビア砂漠の「遊牧民キャンプ」のあと○○に行ってみた!

2026.01.12

垂直落差1,131m!サウジアラビア・リヤドで「世界の縁」まで行ってきた

2026.01.09

映画『バグダッド・カフェ』の舞台を訪ねる【100周年を迎えるルート66の点と線・その3】

2026.01.08