カナダBanff国立公園でのTrail Rideガイド体験: その2[読者投稿記事] - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.06.15

    カナダBanff国立公園でのTrail Rideガイド体験: その2[読者投稿記事]

    前回に引き続き、Banff国立公園でのTrail Rideガイド体験を記したいと思います。

    (地図= Parks Canada: Banff National Park – Backcountry Trails in Banff National Park より)

    バックカントリーを堪能するコースには、大きく分けてロッジ泊とキャンピングコースの2種類がありました。ロッジに宿泊するコースは、拠点の馬場から出発して南の方角へと足を伸ばします。

    緩やかなBrewster Creek沿いのトレイルを16kmほど行ったところに、Sundance Lodgeがあります。

    1923年、Assiniboine(アシニボイン)山に向かう開拓者達の休憩所として、最初にここにTen-Mile Cabinと呼ばれた小屋が建てられたそうです。今のロッジが完成したのは1991年。ソーラーパワーシステムがあり、シャワーも可。ベッドルーム10室を備えています。

    そこから更に15kmほど南下したところにあるHalfway Lodge。

    Banffからアシニボイン山までの中間地点ということで、この名前で呼ばれています。1920年代に建てられた当初は平屋建てだったそうですが、1967年に熊がなんと屋根から侵入し、それを防ぐために今の2階建の造りになったそうです。ゲスト14人まで宿泊可能です。

    Halfwayロッジで食事の支度をするカウボーイ。

    周辺のトレイル。

    クリークでは馬の水分補給。

    キャンピングコースのトレイルは、Norquay(ノークウェイ)山の麓にあるMt. Norquay Corralから出発して北の方角へ向かいます。

    私達が利用したキャンプサイトは、Mystic Camp、Stoney Creek Camp、そしてFlints Park Campの3つでした。それぞれ15〜20kmほど離れた地点にあります。

    これらのキャンプサイトには、ゲストが宿泊するテントがあらかじめ備え付けられていました。

    Mysticキャンプに向かう途中のトレイル。

    Mystic キャンプサイト。

    荷物運びのラバの鞍を外すカウボーイ。

    キッチンテント。
    夏の間、食事担当のスタッフがキャンプに駐在し、ゲストとガイドに美味しい手作り料理を振る舞ってくれます。

    一服するカウボーイ達。

    山奥では、日中気温が高くても夜になると急に冷え込みます。
    夕食後はストーブを囲んで、皆でカウボーイの弾き語りや武勇談を聞きながらリラックス。疲れを癒してくれます。

    さて、今回はここまでにして、Flints Park Campとその周辺のトレイルを次回に続けたいと思います。


    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    Namikさん

    1993年カナダに渡り、Banffで2年間Trail Rideガイドとして働く。
    1998年カナダ移民権取得。
    以後、Vancouver在住。

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