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雪国新潟で、ブナ林を満喫できるキャンプ場をつくる話(プロローグ)

2020.03.17 (閲覧数) 749

 例年にない少雪に見舞われた今年の一月のある日、雲ひとつない美しい夕焼けにふと思い立って、集落の田んぼを取り囲むブナ林へと向かいました。足もとは革ブーツとウロコの刻まれたテレマークスキー。肩に担いだザックには、スコップにテントとランタンと、少々のキャンプ道具。それに熱々のコーヒーを満たした魔法瓶。
 15分ほどで森のなかの目的地に到着し、整地をしてテントを設営します。マジックアワーを過ぎて、少しずつ闇に沈んでゆくブナの森と、頭上に輝きだす冬の星々。写真は、そんな静寂のひとときを写したものです。

 はじめまして。新潟県に住むnoriushiという者です。
 突然ですが皆さん、ご存じでしたか?一般的に天然のブナ林といえば、奥山や標高の高いところに存在するものというイメージがありますが、新潟県などの雪深い地域では、標高が数百メートルほどの地域でもブナを中心とした自然林が発達するのです。まだ薪や炭が一般的な燃料として利用されていた50~60年ほど前までは、こうしたブナ林がいわゆる“里山”として、人々との関係性を密に有していました。
 時は経ち、現在では昔ほど“里山”に人間が入らなくなりましたが、それでもブナの木々は年々僅かずつ成長し、美しい森の姿を私たちに見せてくれています。

 この美しい雪国のブナを、春夏秋冬をつうじて存分に楽しめるキャンプ場を整備しよう!というのが、私をはじめとする近隣有志で今年から取り組んでいく活動の目的です。
 キャンプ場としてオープンできるのが来年になるか、再来年になるか…… そもそもオープンに至れるのか?!という心配もないではないですが、これからの私たちの取り組みを、この場をお借りして、不定期にご報告させていただきたいと思います。

 どうかお楽しみに!

noriushiさん

元ワンダラーな田舎文士。山・旅・カメラ・自転車・テレマークの20代を経て、現在は雪国新潟に居を定め家族とともにささやかな百姓業を営む。仲間歓迎。

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