暮らすように旅しよう! 地元の知恵に学ぶ、沖縄再発見の旅。(その1) | BE-PAL

暮らすように旅しよう! 地元の知恵に学ぶ、沖縄再発見の旅。(その1)

2016.03.10

世界遺産推薦候補地にもなっている自然豊かなやんばるの森をはじめ、リゾート旅だけでは見えてこない魅力が、沖縄にはまだまだある。急ぎ足で通り過ぎるのではなく、ゆっくりと滞在することで見えてくる、新しい沖縄の旅プランをご紹介!

Plan 1<国頭村・伊部岳>
いたる所に
薬草が生える
恵みに溢れた
やんばるの森へ

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薬草料理に舌鼓
おばあの知恵に触れる
贅沢な民泊体験

沖縄本島の北部一帯は、深い山並みが続き、やんばるの森と呼ばれている。伊部岳はその中にある標高351mの山。今回は、麓の安田集落に民泊して、翌日に伊部岳を目指す。お世話になる「あだの宿」のヒロコおばあは、薬草料理の名人だという。

おばあの家に泊まれるという民泊体験。一緒に集落を回りながら薬草を摘み、同じ食卓を囲んで昔話に耳を傾ける。なんだか親戚の家に遊びに来たような居心地の良さなのだ。

おばあの家に泊まれるという民泊体験。一緒に集落を回りながら薬草を摘み、同じ食卓を囲んで昔話に耳を傾ける。なんだか親戚の家に遊びに来たような居心地の良さなのだ。

集落に着くと、出迎えてくれたおばあが「ちょっと晩ご飯を採って帰りましょうかね」といって先に歩き出す。薬草採りと聞いていたから、てっきり森の中に行くものだとばかり思っていたが、おばあはその辺の道端に生えている草を摘んでいく。

「これはセンダングサ。天麩羅にしても美味しいし、煎じれば、高血圧にも効く。ヨモギは知ってるね? こっちにはチョウメイソウがあるよ。私らはサクナと呼んでる。1回食べれば寿命が10年延びるよ(笑)」

どこに薬草が生えているか、どんな効能があるかは、おばあの頭の中に完璧に入っている。摘んだ薬草は用途によって仕分けしていく。煎じてお茶にして飲んだり、天麩羅にしたり。

どこに薬草が生えているか、どんな効能があるかは、おばあの頭の中に完璧に入っている。摘んだ薬草は用途によって仕分けしていく。煎じてお茶にして飲んだり、天麩羅にしたり。

ちょっと歩くだけで、たくさんの薬草が採れることに驚く。効能は、人づてに集落に伝わり続けているという。子供が腎臓を患ったときには、この薬草を使って治したこともある。

ヨモギ、ニガナ、クワ、センダングサ、ノビル、ハマダイコン、チョウメイソウ、クゥワンソウなど、30分ほど集落を回っただけで驚くほどたくさんの種類の薬草が採れた。

ヨモギ、ニガナ、クワ、センダングサ、ノビル、ハマダイコン、チョウメイソウ、クゥワンソウなど、30分ほど集落を回っただけで驚くほどたくさんの種類の薬草が採れた。

 「必要な薬は大体まわりに生えているからね」とおばあがなんでもないという風にいう。

その日はおばあと採った薬草をたっぷり使った料理が並んだ。
次の日目覚めると、風邪気味だった体調がすっかり治っていたのは、嘘のような本当の話。

薬草を使った豪華な夕食。

薬草を使った豪華な夕食。

今回宿泊した「あだの宿」。国頭村には民泊できる家が24軒ある。問結くにがみTEL:0980(41)2537

今回宿泊した「あだの宿」。国頭村には民泊できる家が24軒ある。結くにがみTEL:0980(41)2537

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