■初心者でも簡単に観測を楽しめる天体望遠鏡の選び方
[ポイント1]
鏡筒は手入れしやすい屈折式を選ぼう
アイピース等光学系にあたる「鏡筒」は、メンテナンスのしやすい「屈折式」がおすすめ。使用中にレンズにホコリがついてしまったときも、筒先から吹き飛ばしてすぐに清掃ができる。
[ポイント2]
操作がしやすいのは経緯台式の架台
鏡筒を支える架台は、「経緯台式」が扱いやすい。鏡筒を上下左右、見たいところに自由に動かすことができる。視界のブレを防ぐために、なるべく頑丈な作りの架台を選ぶと、さらに観測しやすい。
[ポイント3]
倍率と口径の関係に気を付けよう
天体を見るときは、倍率(見たものの拡大率)と、対物レンズ(望遠鏡の前側にある大きなレンズ)の口径のバランスが大切。倍率の目安は、口径の2.5倍程度。大きすぎると像がぼやけてしまうので注意。