車中泊ベッドになるエアマット8選。シングル・ワイド、後部足元用も | マット 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    マット

    2025.09.20

    車中泊ベッドになるエアマット8選。シングル・ワイド、後部足元用も

    車中泊ベッドになるエアマット8選。シングル・ワイド、後部足元用も
    車中泊は『プチアウトドア』ともいえる楽しさがありますが、いかに良質な寝心地を確保するかが問題です。

    「車中泊だと安眠できない」という人は、エアマットを使って快適な寝場所を作りましょう。エアマットの選び方や、おすすめの商品を紹介します。(写真:photoAC)

    車中泊ベッドはエアマットで簡単に

    写真:photoAC

    普段快適なマットレスで眠っている人にとって、ゴツゴツした車中で眠るのは難易度が高いのではないでしょうか。車の中を家のベッドと同じくらい快適にしたいなら、エアマットを使うのがおすすめです。

    車の中で眠るときにエアマットがあるとどのようなメリットがあるのか、見てみましょう。

    シートの上に敷くだけでOK

    エアマットは、空気を入れて膨らませるマットレスです。倒したシートの上に広げるだけなのでとても扱いやすく、床面の硬さや凸凹も気になりません。車中での睡眠を快適にしてくれるアイテムです。

    携行性が高いのもエアマットの魅力の1つです。空気を抜けばコンパクトなサイズに収まるものがほとんどで、ムダなスペースを取りません。

    車中泊はもちろん、気軽に使えるキャンプギアとして、キャンプ場に持参するキャンパーもたくさんいます。

    エアマットの種類

    軽ワゴン車

    (出典) photo-ac.com

    エアマットは、空気の入れ方によって大別できます。定番である『手動式』『自動膨張式』について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

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    空気の入れ方の種類

    自分好みに調節できる「手動式」

    手動式は、文字通り自分の手で空気を入れるタイプです。完全に膨らむまでマットレスに付きっきりとなりますが、空気量でマットの厚さを微調整できます。自分好みの硬さに仕上げられるので、寝心地を追求したい人におすすめです。

    手動式のエアマットを自力で膨らませるには、かなりの体力を消耗します。とくにエアマットが大きめだったり厚みがあったりするときは、空気を自動で送ってくれるエアポンプがあるとよいでしょう。

    エアポンプはマットレスに付属している場合もありますが、単体購入も可能です。アウトドアで使うなら、コンセント不要の電池式や充電式がよいでしょう。

    膨らませる手間がない「自動膨張式」

    このタイプは、内部に高反発ウレタンフォームといった素材を使うことで自動的に膨らむようになっています。自身で息を吹き込んだりエアポンプで空気を送ったりする必要がなく、マットが膨らむまでそばに付いている必要もありません。

    ただし、空気量の微調整は難しいため、購入前に空気注入後の厚みや弾力性を確かめた方がよいでしょう。

    自動膨張式のエアマットは女性や子どもでも簡単に扱える上、自然に空気が抜けるタイプもあります。エアマット設置・撤収の手間を少なくしたい人にはとくにおすすめです。

    車中泊ベッドにするエアマットの選び方

    車中泊

    (出典) photo-ac.com

    車中泊用のエアマットを選ぶときは、サイズや厚みが重要です。車との相性や好みの寝心地をイメージして、最適なものを選びましょう。

    エアマット選びでチェックしたいポイントを紹介します。

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    チェックポイント

    車のサイズに合わせて選ぶ

    「大きなマットでゆったり寝たい」と思っても、大き過ぎては広げられません。まずは車のシートをフラットにした状態でサイズを測り、どのくらいまでなら設置できるかを認識しておきましょう。

    また、エアマットのサイズを見るときは、『何人で使うか』も想定しなければなりません。1人で使うならシングルサイズで十分ですが、数人で使うならダブルサイズ以上がおすすめです。

    連結ボタン付きなら『切り離してシングル』『つなげてダブル』と臨機応変に使えるため、『1人でも複数人でも使う』という人は重宝するでしょう。

    寝心地のよい厚さを選ぶ

    体を横たえたときに『底付き感』を覚えにくいのは、厚さ10cm以上のマットです。シートの凸凹が気にならず、自宅での就寝環境に近い状態をキープできます。そのままでは眠りにくい車中でも、快適な睡眠を得られるでしょう。

    エアマットが薄過ぎると、どうしても底付き感があります。体を横たえたとき一部に負荷が掛かりやすく、落ち着いて寝られません。朝目覚めても疲れが取れていなかったり体に痛みを感じたりするでしょう。

    ただし、車の仕様・使用者の体重によっては、10cmでも物足りなく感じるかもしれません。その場合はより厚みのあるエアマットを選ぶようにしましょう。

    収納時のサイズで選ぶ

    車中泊をするとき、『荷物はエアマットだけ』というケースは少ないのではないでしょうか。ほかの荷物があっても困らないよう、収納時のサイズも確認しておくことが大切です。

    厚みがあったりサイズが大きかったりするエアマットは、空気を抜いてもコンパクトにまとまりにくいかもしれません。いざ出発するときに『積めない』ということになれば、エアマットを購入した意味がなくなってしまいます。

    一般的なエアマットは、広げたときのサイズとともに収納時のサイズも記載されています。数字だけではイメージしにくい場合、実際にコンベックスやメジャーを持って車に行き、どのくらいのサイズかを体感してみるとよいでしょう。

    シングルタイプのエアマット

    車中泊

    (出典) unsplash.com

    1人でふらっと出掛けてみたい、そんな人はシングルタイプのエアマットを車に常備しておくとよいでしょう。

    車中での寝心地をアップしてくれる、シングルタイプのエアマットを3つ紹介します。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    フィールドア

    車中泊マット Sサイズ 10cm厚

    ¥6,710〜

    クイックキャンプ

    車中泊マット 8cm

    ¥6,480

    WAQ

    インフレータブル式マット 8cm

    ¥6,980

    フィールドア「車中泊マット Sサイズ」

    総合アウトドアブランド『フィールドア』の自動膨張式エアマットです。本体サイズは60×188×10cmで、1人寝にちょうどよい適度なサイズ感です。

    エアマットを広げるときは、マットの両端にある口径約22mmのバルブを開きます。空気は自動で吸入されるため、空気入れの手間がありません。撤収時はバルブを開けてスムーズに空気を排出でき、収納も容易です。

    本体表面素材はポリエステルで、汚れが付いてもサッと落とせます。中材にはクッション性の高い高密度ウレタンフォームが使われており、床面の凸凹を伝えにくいのも魅力です。

    エアマットは単体でも使えますが、本体横には連結用のボタンも付いています。複数人で横になりたい場合は、シングルサイズを並べて広く使うことも可能です。収納バッグも付いていて、収納時は直径約28×長さ約68cmになります。

    フィールドア 車中泊マット Sサイズ 10cm厚

    サイズ:約60×188×10cm
    収納時サイズ:約Φ28×68cm
    重量:約2.7kg

    クイックキャンプ「車中泊マット 8cm」

    本体サイズは201×70×8cm、収納時は約20×65×20cmのマットです。中材には高反発ウレタンフォームが使われており、凸凹のある車内でもフラットな状態で眠れます。

    また裏面には滑り止め加工が施されており、横たわったときにズレにくい仕様です。2か所のバルブを開ければ自動で広がるため、自分で空気を注入する必要はありません。

    ほかのマットとの連結用ボタンが付いていたり専用収納袋・バンドが付いていたりと、使い勝手にも配慮が見られます。もしものためのリペアキットも同梱されているので、うっかり穴を開けてしまったときも安心です。

    クイックキャンプ 車中泊マット 8cm

    サイズ:約201×70×8cm
    収納時サイズ:約20×65×20cm
    重量:約2.5kg

    WAQ「インフレータブル式マット 8cm」

    本体サイズは190×65×8cmのインフレータブル式マットです。バルブを回して開けるだけで空気が自動で入り、初心者の方でも簡単に設営できます。

    マット内部にはひし形に打ち抜かれたウレタンフォームが使われており、ほどよい反発力で快適な寝心地を実現します。PVC75D素材を採用しており、高い耐久性と防水性を備えています。裏面には滑り止め加工が施されているため、テント内や車内でもずれにくいのがメリットです。

    収納時は65×20cm、重量は約2.5kgとコンパクトになります。サイドの連結ボタンを使えば、複数のマットをつなげて使用することも可能です。

    WAQ インフレータブル式マット 8cm

    サイズ:約190×65×8cm
    収納時サイズ:約65×20cm
    重量:約2.5kg

    ワイドタイプのエアマット

    車中泊の車内に並ぶ2つの寝袋

    (出典) unsplash.com

    家族・友人と広々使いたいなら、シングルサイズでは物足りません。車の大きさに合わせて、広く使えるサイズを選びましょう。

    ワイドタイプのエアマットから、おすすめを紹介します。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    コールマン

    コンフォートエアーマットレス / W

    ¥6,600

    オンリースタイル

    車中泊専用マット ワイドサイズ

    ¥15,180

    DOD

    SOTONE NO KIWAMI (L)

    ¥30,650

    コールマン「コンフォートエアーマットレス / W」

    約189×138cmで、ミニバンなどの車内に適しています。厚さは約19cmあるので、体を横たえても車内の凸凹が気になりません。軽量でコンパクトながらも、ふかふかの寝心地を実現しています。

    収納サイズは約38×26×7cmで、携行性も良好。汚れも拭き取るだけで落ちやすく、お手入れが簡単です。

    ただしエアマットを広げるときは、横にあるバルブから自分で空気を注入しなければなりません。電動エアポンプを持っていない場合は、同じくコールマンの電動エアポンプを併せて購入するのがおすすめです。

    コールマン コンフォートエアーマットレス / W

    サイズ:約189×138×19cm
    収納時サイズ:約38×26×7cm
    重量:約3.3kg

    オンリースタイル「車中泊専用マット ワイドサイズ」

    本体サイズは198×100cm、厚さ約10cmです。中材には高反発ウレタンフォームが使われており、バルブを開ければ自動で空気が入ります。

    本体表面にはポリエステルが使われており、手触りはサラサラです。汚れが付着しにくいうえに防水性にも優れ、飲み物をこぼしてもサッと拭き取れます。

    裏面には起毛生地が使われており、マットに体を横たえたときズレにくい仕様です。触れると温かみがあるため、寒い季節はこちらを表にして使ってもよいでしょう。

    収納袋や収納バンドのほか、修復用のリペアキットも付いています。収納時のサイズは、約107×20cmです。

    オンリースタイル 車中泊専用マット ワイドサイズ

    サイズ:100×198×10cm
    収納時サイズ:直径20cm×107cm
    重量:4.7kg

    DOD「SOTONE NO KIWAMI (L)」

    かわいいウサギがトレードマークのDODでは、約208×138cmのエアマットがラインアップされています。中材には高反発ウレタンフォームが使われており、バルブを開けるだけで自動的に膨張する仕組みです。

    表面素材はポリコットンが使われており、伸縮性があります。汚れが気になるときはカバーを外して丸洗いできるのも嬉しいポイントです。万が一穴が空いてしまったときは、付属の補修パッチで修復できます。

    また、マットとおそろいの枕にはエアポンプ機能があります。エアマットの膨らみが足りないときは、枕をポンプ代わりにして膨らみを足すことが可能です。

    本体を付属の袋に収納すると、約70×31×31cmとコンパクトになります。

    DOD SOTONE NO KIWAMI (L)

    サイズ:約138×208×10cm
    収納時サイズ:約70×31×31cm
    総重量:約7.5kg

    シートを倒さず使えるエアマット

    車中泊の窓から見える田園風景

    (出典) photo-ac.com

    ラゲッジスペースに荷物をたくさん積んでしまうと、シートを倒して使えません。この場合は、後部座席に設置できるエアマットがおすすめです。

    シートを起こしたままで使えるエアマットを見ていきましょう。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    Luvian

    車中泊マット

    ¥7,180

    YOUTALLY

    カーマットレス

    ¥2,999〜

    Luvian「車中泊マット」

    脚付きで、後部座席と前シートとのすき間を埋めるように設置します。後部座席が広く使えるため、シートを倒さなくても快適です。

    設置の際は、エアポンプを使ってバルブから直接空気を入れます。エアポンプは本体に付属しているため、別途購入する必要はありません。本体素材にはPVCの上に肌に優しいフロッキング素材が使われており、さらっと軽い手触りです。耐汚性もあり、食べ物等をこぼしても簡単に拭き取れます。

    本体サイズは約82×130×48cmで、収納袋も付いています。

    Luvian 車中泊マット

    サイズ:82×130×48cm

    YOUTALLY「カーマットレス」

    後部座席の足置き部分にすっぽり入れて使うエアマットです。後部座席の面積が広がり、体を横たえるスペースを確保できます。

    本体を展開するときは、自分で空気を入れる仕様です。材質はPVCで、収納袋・電動エアポンプも付いています。

    本体サイズは約130×27×37cm、収納時は約30×25cmです。

    YOUTALLY カーマットレス

    展開サイズ:130×27×37cm
    収納サイズ:30×25cm
    重量:約750g

    まとめ

    エアマットがあれば、車中の居住性はぐっと高まります。体を横たえても凸凹や段差を感じにくく、普段と近い状態で眠りやすくなるでしょう。

    ただし、サイズ・空気の入れ方・厚さなどはエアマットの仕様によって異なります。車のタイプ・使用人数・価格・素材などにこだわって、ニーズに合ったものを選ぶことが大切です。

    車中以外で使いたい人は携行性も重視して、使いやすいエアマットを見つけましょう。

    BE-PAL.NET編集部

    アウトドア月刊誌『BE-PAL』のウェブサイト。キャンプ上級者ライターや山岳ガイド、ショップスタッフ、釣りの専門家、自転車や車の専門ライターなど、さまざまなジャンルの達人が、ハウツーや商品のレビュー記事、行ってみたいアウトドアのスポット、おすすめのギアカタログなどを紹介。主にアウトドア初心者から中級者が読みたい!と思う記事を中心に配信しています。

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