テントマットは本当に必要?気になる選び方やおすすめマットを紹介 | マット 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.09.08

    テントマットは本当に必要?気になる選び方やおすすめマットを紹介

    テントマットは本当に必要?気になる選び方やおすすめマットを紹介
    テントマットは、床に敷いてテント内の環境を快適にするアウトドアアイテムです。主にテント全体の床に敷くインナーマットや寝袋の下に敷くシュラフマットなどがあります。さまざまな種類の商品が販売されているため、購入前に役割や特徴を確認する必要があります。テントマットの必要性や種類、おすすめ商品を紹介しましょう。(写真:photoAC)

    キャンプにテントマットは必要?

    テントマットを使えば、テントでの居住性や睡眠の質が向上します。断熱効果が高く、夏の暑さや夜間の底冷えを防げるのもポイントです。

    テントマットの役割

    テントマットとは、テント内の床に敷くマットを指します。キャンプでは敷布団や寝袋さえあれば一応は眠れるので、テントマットは必要ないと感じる人もいるでしょう。しかし、快適な室内環境と睡眠を実現させる上で、有用なキャンプ用品であることは間違いありません。

    テントマットには『地面の凹凸による影響を防ぐ』という基本的な役割だけでなく、雨などが浸水した場合に室内の寝袋や荷物が濡れるのを防ぐという役割もあります。

    断熱効果も高いので、冬場はもちろん夏場の夜間や朝方にストレスになりやすい地面からの冷気も防げるでしょう。

    サイズや種類も豊富で、重視する目的や役割によって使い分けることも可能です。テント内の快適な住環境と睡眠のためにも、テントマットを使用して、キャンプする場所や天候による影響を低減しましょう。

    知っておきたいテントマットの種類

    テントマットには主に、『インナーマット』と『シュラフマット』の2種類があります。目的に適したテントマットを選ぶために、それぞれの特徴を見ていきましょう。

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    テントマットの種類

    インナーマットとは

    インナーマットはテントの床全体を覆うように敷くテントマットで、カーペットのような役割があります。室内の床面積に合わせたサイズを選ぶのが基本です。

    テントの床全体にクッション性があるインナーマットを敷くことで、寝心地が改善するだけでなく、地面の凸凹を感じさせない快適な室内環境を実現します。

    サイズが豊富にあるのもポイントです。荷物を車で運べるオートキャンプでは厚さがあってクッション性の高いインナーマットを、運べる荷物量が少ない登山やツーリングキャンプなどでは薄手の軽いインナーマットを選ぶといった使い分けができます。

    インナーマットは、長時間テント内で過ごす場合や、テント内にいる全員が快適に過ごせるよう工夫したい場合に大活躍してくれます。

    シュラフマットとは

    テント内全体ではなく、寝袋の下にだけ敷くテントマットをシュラフマットと呼びます。インナーマットをカーペットとすれば、シュラフマットには敷布団のような役割があり、寝袋の大きさや身長に合わせたサイズを選ぶのが基本です。

    地面の凸凹や底冷えの影響を防いで睡眠の質を向上させ、インナーマットよりもサイズが小さいので、キャンプの荷物量を最小限に抑えられます。

    また『銀マット』や『ウレタンマット』など素材の種類も多く、価格や自分のキャンプスタイルに合わせて選べるのも魅力です。

    寝心地に直結?シュラフマットの種類

    シュラフマットは『銀マット』『ウレタンマット』『エアマット』『インフレーターマット』の4種類に分類できます。シュラフマットを選ぶ際には、それぞれの価格や機能性、断熱性などに注目するのがポイントです。

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    シュラフマットの種類

    軽量・コスパ抜群「銀マット」

    最も一般的な発泡式のシュラフマットや断熱シートは『銀マット』と呼ばれています。リーズナブルな価格ながら、春や初秋のキャンプで快適に過ごせる程度の断熱性があります。ベーシックなシュラフマットなので、初心者にもおすすめします。

    また、ハサミやカッターで加工しやすいのも特徴で、自分好みのサイズに調整できます。折りたたんで丸められるので、持ち運びや収納も簡単です。

    汎用性が高いので幅広いアウトドアシーンで使用されている銀マットですが、他の種類と比較すると、寝心地はやや劣ってしまいます。

    厚手だからこその断熱性「ウレタンマット」

    ウレタンマットは合成樹脂などを素材としており、夏の暑さや夜間の底冷えを防ぎます。過酷な環境下でのキャンプにも耐えられる頑丈さが魅力です。

    銀マットよりもクッション性が高く、快適な寝心地とオールシーズン使える機能性を誇ります。また断熱性が高く頑丈な分、サイズや厚さもあるものの軽量化された商品が多く、持ち運びにも困りません。

    本格的な真夏や冬場、過酷な環境下のキャンプでシュラフマットを使用するのであれば、ウレタンマットが最適です。

    寝心地重視派に「エアマット」

    エアマットとは、ポンプなどを利用して空気を送り込んで膨らませるタイプのシュラフマットです。マット内にスポンジが入っておらず、風船のような構造になっています。キャンプでもベッドのように快適な寝心地が得られると人気です。

    エアマットの厚さはさまざまで、厚さによって設営に必要な時間や断熱性が異なります。また、空気を入れる作業がやや面倒で、使用している間に中の空気が少しずつ抜けていくのがデメリットです。

    他のシュラフマットよりも圧倒的に浮遊感があり、睡眠の質が向上します。とにかく寝心地を重視している場合に推奨したいシュラフマットです。

    お手軽に快適「インフレーターマット」

    インフレーターマットは、自然に空気が入っていき自動的に膨らむ仕組みのシュラフマットです。最後は空気を注入して仕上げる必要があるとはいえ、エアマットよりも時間や手間がかかりません。使用しないときには空気を抜いてコンパクトに収納できます。

    中にスポンジも入っているため、エアマットよりも断熱性が高いというバランスのよいマットです。

    寝心地を重視したいけれど全注入式のエアマットは面倒という場合や、シュラフマット選びに迷った場合は、インフレーターマットを選ぶのも手です。

    おすすめテントマット「シュラフマット編」

    2021年 BE-PAL2月号より。撮影/山本智

    寝袋の下に敷くシュラフマットは、持ち運びのしやすさや準備の手軽さ、寝心地、価格のバランスを考えて選ぶのがポイントです。種類の違いに注目しながら、おすすめのシュラフマットを4点紹介します。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    WAQ

    キャンプマット 1人用

    ¥4,580

    サーマレスト

    Zライトソル

    ¥9,790

    コールマン

    コンフォートエアーマットレス

    ¥5,500

    ロゴス

    (楽ちんバルブ・高密弾力)55セルフインフレートマット・SOLO

    ¥9,460

    WAQ「キャンプマット 1人用」

    マット片面にアルミ加工を施して、断熱性を35%も向上させた銀マットです。アルミ面を上にすると体の熱を反射して暖かくなり、アルミ面を下にすれば熱を反射せず涼しくなるので、季節を問わず使えます。

    弾力性や耐久性に優れている『XPE素材』を採用し、マットの凹凸が荷重を分散させることにより、抜群の寝心地を実現します。XPE素材は湿気の影響も少なく、水洗いができるのでキャンプでの使用に最適です。

    約480gという軽量モデルで、リュックやザックに外づけして簡単に持ち運べます。設営も広げるだけと楽々です。

    WAQ キャンプマット 1人用

    サイズ(約):182×57×1.8cm
    収納時サイズ:15×57×12cm
    重量(約):480g
    セット内容:マット本体、固定用バンド2個、専用収納袋1個

    サーマレスト「Zライトソル」

    表面にアルミを蒸着させた、3シーズン利用できるシュラフマットです。アコーディオンのように折りたたむことができ、設営・撤収が簡単で、収納や持ち運びにも便利です。

    この商品は『サーマキャプチャーテクノロジー』という技術を採用しており、熱反射板が利用者の体温を逃さず、その熱を利用して寝袋や体を温めます。

    また、表面の柔らかい凸凹フォームも特徴です。耐久性と睡眠の質が向上し、見た目もスタイリッシュに仕上がっています。

    サーマレスト Zライトソル

    サイズ:183×51×2cm
    収納時サイズ:13×51×14cm
    重量:410g
    R値:2

    コールマン「コンフォートエアーマットレス」

    『コンフォートエアーマットレス』は、コンパクトで使いやすい軽量のエアマットです。価格はリーズナブルながら、寝転がっても体が安定する耐圧分散構造によって、抜群の寝心地を提供します。

    収納用の袋が本体に直接ついており、収納しやすく簡単に持ち運べます。サイズもシングルとダブルが用意されているので、使用人数や目的に合わせて柔軟に選べるのも人気の理由です。

    空気を入れるバルブはダブルロック式のため、対応している空気入れを用意しなければならない点に注意しましょう。

    コールマン コンフォートエアーマットレス

    サイズ:187×97×19cm
    重量(約):2.5kg

    ロゴス「(楽ちんバルブ・高密弾力)55セルフインフレートマット」

    高弾力とクッション性を追求し、厚みを55mmまで増やした寝心地抜群のインフレーターマットです。自動で膨らむシュラフマットで、逆止弁付きの「楽ちんバルブ」を採用しており、バルブを開ければ簡単に空気が注入されていきます。グリーンとブラウンを好みに合わせて使い分けできる、リバーシブルデザインも魅力です。

    マットの両サイドには連結ボタンがあり、使用人数に合わせて同じ商品同士を繋げて、拡張することができます。圧縮すればコンパクトになるので、付属の収納バッグに入れることで簡単に持ち運ぶことも可能です。

    ロゴス (楽ちんバルブ・高密弾力)55セルフインフレートマット・SOLO

    サイズ(約):190×65×5.5cm
    収納サイズ(約):17×61cm
    重量(約):2kg
    バルブサイズ(約):直径2.2cm
    セット内容:本体、収納袋

    おすすめテントマット「インナーマット編」

    インナーマットはテントの床全体に敷くことができるので、地面の凸凹を感じさせない快適な室内環境を実現します。高性能なおすすめ商品をチェックしておきましょう。

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    スノーピーク

    アメニティドームM マットシートセット

    ¥22,440

    小川キャンパル

    グランドマット2222

    ¥22,550

    コールマン

    テントエアーマット270

    ¥21,681〜

    スノーピーク「アメニティドーム マットシートセット」

    スノーピークのベストセラーテント『アメニティドーム』専用のマットシートセットです。『アメニティドーム』は初心者用のテントなので、マットシートセットも同時に購入することをおすすめします。

    スノーピークならではの高品質なインナーマットで、地表の汚れや冷気からインナーテントを守るフロアシートと、クッション性のあるフロアマットがセットになっています。

    また、設営が非常に簡単なのも魅力です。持ち運びに便利な専用の収納ケースも付属しています。

    スノーピーク アメニティドームM マットシートセット

    サイズ:【フロアマット】255×255cm 【フロアシート】255×255cm
    収納サイズ:【フロアマット】88×13×45cm 【フロアシート】20×40cm
    重量:【フロアマット】1.7kg 【フロアシート】0.6kg
    セット内容:フロアマット、フロアシート、マット収納ケース、シート収納ケース

    小川キャンパル「グランドマット2222」

    クッション性が高く、3〜4人用テントのインナーにぴったりなサイズのテント用インナーマットです。クッションの厚さは10mmで、地面からの影響を受けにくく、テント内の快適性を向上させます。

    表地には『ポリエステルリップストップ75d』、裏地には『PVCフィルム』を採用し、地面の冷気や熱をしっかりと遮断します。表地は静電気防止加工が施されているため、乾燥の厳しい冬キャンプでも安心です。

    サイズが豊富なシリーズなので、テントの広さや使用人数に合わせて選びましょう。

    小川キャンパル グランドマット2222

    サイズ:215×215cm
    収納サイズ:107×41×11cm
    重量(約):2.6kg
    セット内容:マット、収納袋

    コールマン「テントエアーマット270」

    270cm四方以上のサイズのテントに対応している、大型のエアマットです。テント全体に敷けるシュラフマットのような役割も担い、4人家族が横になって寝ても十分な広さが確保できます。ファミリーでの利用にぴったりです。

    空気を入れるバルブの開閉が簡単なダブルロック構造で、すばやく設営と撤収ができます。また、表面の凸凹デザインが快適なテント内環境を作り上げてくれるでしょう。

    サイズが大きいので、テントフロアのサイズを確認してから購入するのがポイントです。

    コールマン テントエアーマット270

    サイズ:255×189×14cm
    重量(約):7.3kg

    まとめ

    テントマットは睡眠の質の向上や、室内環境を快適にする目的で敷くアウトドアアイテムです。断熱性も高いので、夏の地面の熱さや夜間の底冷えを遮断するというメリットもあります。

    テントマットを選ぶ際は、インナーマットとシュラフマットの違いに注目です。快適な居住空間でキャンプを楽しむためにも、使用人数や目的に合ったテントマットを用意しましょう。

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