初めてのジョンミューア・トレイル顛末記 vol.5 ~出会うための運命~ | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2015.12.06

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    レッズメドーストア

    アジア人の女性は、バスの前方に乗っていた。デイハイカーにしてはバックパックが大きい気がする。
    付けてるギア日本人っぽい。そういえば、AT(アパラチアントレイル)を歩いたべーさん(勝俣さん)に、「MASAさん(私のこと)と同じ時期にJMT(ジョンミューア・トレイル)を歩く女性がいるので、もしかしたら会うかもしれませんね、その時はヨロシク!」と連絡を貰っていたことを思い出したのでした。

    日本人なのか?日系人なのか?はたまた、アジア人なのか?

    実は、人見知りな私は、確証の持てないままマンモスレイクの町中まで行くバスの乗り換えまで声を掛けられずにいました。
    やがて、バスは乗り換え地に着き、バスを待っていると、そのアジア人の女性も同じように、バスを待っているのでした。ストレッチを始めた女性を見て、もう一つの情報を思い出したのでした。
    「JMTを歩くクミさんは、ヨガの先生もしてるらしいですよ」
    私の中で、確信が芽生え始めたのでした。

    レッズメドーからのバス

    レッズメドーからのバス

    乗り換えのバスに乗り込んだ時、思い切って声をかけるとまさにクミさんなのでした。
    彼女ものことをMASAさんじゃないか?と思っていたようですがMASAさんは、赤のグレゴリーのバックパックを背負っているから直ぐわかるよ」とべーさんから聞いていたそうで。ミステリーランチのバック
    パックを背負った私を見て、違うかもしれないと思っていたそうです。
    実は、今まで背負っていたグレゴリーのパリセードは年から廃盤になり、悲しいことに前回で、損傷を受け修理を依頼したのですが、引退勧告を受けてしまっていたのでした。
    もう、加藤さんの愛したパリセードは背負えない。
    思い悩んだ私は、ご縁がありこのミステリーランチを背負うことにしたのでした。

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