今回は、そんなMSRのおすすめストーブをBE-PALが厳選。アウトドア情報誌『BE-PAL』(2023年12月~2026年4月号まで)に掲載された記事から、液体燃料ストーブやガスストーブの人気モデルを紹介する。定番品から火力調節が可能なタイプ、独自機構で風に強いものなど、自分のスタイルに合ったアイテムを選ぼう。
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MSRってどんなブランド?
アウトドア界にインパクトを与え続けるMSR(エムエスアール)。そのブランドヒストリーや人気の理由をチェックしよう。
(BE-PAL 2026年4月号より)

1969年に設立された「MSR」のブランド名は、「Mountain Safety Research」の頭文字を並べたもの。アウトドアメーカーではなく、調査や研究を行なっている団体のようである。
じつは創業者ラリー・ペンバシーの当初の狙いは、登山装備の安全性を高めること。その流れで自らも安全な登山装備を開発するようになり、現在のMSRの骨格ができ上がった。初の製品はスノーアンカーと寒冷地用グローブだったという。
MSRのエポックメイキング的製品のひとつは、1973年の「モデル9」というストーブだ。今でいう分離式ストーブの原型で、燃料を安定供給できるため、雪山でも支障なく使えた。現在のXGK EXストーブは、その子孫ともいえる存在だ。

テントにも開発の手を伸ばしたMSRは、2004年に「ハバハバ」シリーズを生み出す。これはポールとハブの使い方に工夫のあるテントで、内部に広い居住空間を生み出す。後追いで類似モデルを販売するメーカーも出てくるなどアウトドア界に大きなインパクトを残し、現在もMSRのテントの代表格だ。

アメリカのリノにあるMSRの工場。ここでは主に金属製のストーブ類を製造している。
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液体燃料ストーブの代表作「ウィスパーライトインターナショナル」
液体燃料ストーブの定番モデル。火力は強いが燃焼音は静かだ。
(BE-PAL 2026年4月号より)
MSR(エムエスアール) ウィスパーライトインターナショナル
燃焼音が静かな液体燃料ストーブの代表作。燃料にホワイトガソリン、無鉛ガソリン、灯油が使用でき、火力は強い。
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独自の燃焼機構で風に強い「ウィンドバーナーパーソナルストーブシステム」
100%一次空気を使用して燃焼する「ラジエントバーナー機構」を採用したストーブ。専用ポットの下部がバーナーを覆うため、効率的にポットを加熱できる。BE-PALによる独自テストも実施!
(BE-PAL 2025年6月号より)
MSR(エムエスアール) ウィンドバーナーパーソナルストーブシステム
炎ではなく赤外線で加熱する赤外線ストーブ。ポットと火口の間を閉じた空間にできるため、風の影響を受けにくい。断熱グリップ付きの鍋の容量は1.0L。
BE-PAL本誌の独自テストでは、真横から風速約6m/sの風を当てても、500mlをわずか2分42秒で沸かせた! 風の影響をほとんど受けず、安定した火力を発揮するモデルだ。

熱せられたバーナー部の金属メッシュが赤外線を放射してクッカーを温める。風にはめっぽう強い。
撮影/森本真哉
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あらゆる燃料に対応する定番ストーブ「ドラゴンフライ」
二重バルブ設計により、とろ火から強火まで繊細な火力の調節が可能なストーブ。さまざまな燃料に対応するマルチフューエルタイプなのもうれしい。
(BE-PAL 2023年12月号より)
MSR (エムエスアール) ドラゴンフライ
1998年に開発された、ガソリンストーブ初のとろ火調節可能なモデル。ジェット(付属)交換することで、ホワイトガソリン、無鉛ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料が使える。

分離型という仕様だけでなく、ゴトク自体が支点となることで高い安定性を実現している。ゴトクの直径も約19cmあるので、比較的大きめの鍋を置くことも可能だ。

専用のボトルはアルミ製で軽量。燃料を入れたらポンピングしよう。
撮影/三浦孝明
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どんな環境でもタフに使える「XGK EX」
1973年に発売された「モデル9」の後継モデル。太い燃料ホースを採用しており、どんな環境でも頼れるストーブだ。
(BE-PAL 2026年4月号より)
MSR(エムエスアール) XGK EX
ホワイトガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料などに対応する液体燃料ストーブ。不純物が詰まらないように燃料ホースを太くして、どんな状況でも火を起こせる。
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