アウトドア情報誌『BE-PAL』(2023年12月~2026年1月号まで)や本サイトに掲載された記事から、大定番をはじめ、人気のおすすめモデルを種類別に紹介する。「BE-PALアウトドアアワード2025」にノミネートされたアイテムも必見だ。SOTOのモノ作りのこだわりや、バーナーの基本的な選び方も解説。自分にピッタリのモデルを見つけよう。
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数々の傑作ストーブを生み出してきた国産ブランド「SOTO」
日本発の人気ブランド「SOTO(ソト)」。その人気の理由やモノ作りのこだわりをチェックしよう。
(BE-PAL 2026年4月号より)
革新を続けるSOTOの発想力
愛知県豊川市。海に面した工場地帯に自社工場を有した新富士バーナーはある。’08年に発売したレギュレーターストーブは、SOTOのロングセラー製品。日本人に馴染みの深いCB缶を使ったモデルで、五徳の安定感が抜群なうえにすっきりした形状。容姿端麗のバーナーなのだ。
「構造作りを得意とするメンバーと意匠を考える自分で、チームで製品を開発しています。当時は新しいストーブをデザインしようと図鑑を見たりして蜘蛛から着想を得ました。公言していませんでしたが、気付いてくれる方もちらほらいましたね」
と、開発部の西島丈玄さん。

使い勝手、カッコ良さ何拍子もそろった名機。
外見の美しさに加え、レギュレーターストーブは同社が開発した小型レギュレーター(つねに適量の燃料を供給する機構)を搭載した最初の製品でもある。低温下では炎が安定しない弱点を解決、気温5度Cでも問題ない。“課題解決”が基本的理念にあると広報の坂之上丈二さんが話す。
「寒いときに炎が不安定であれば、じゃあどうしたらいいかと考える。創業当時から、物作りとは何かと考えたときに、一歩先は消費者にとって未来すぎるから半歩先がちょうどいいと。それが物作りの原点にあります」
燃焼器具メーカーはどこも100年超えの老舗ぞろい。そこに風穴を開けたのがSOTOだ。半歩先の発想力で革新は続く。

自社工場ではバーナーの組み立てと点検が行なわれている。水に器具を沈めて漏れがないか点検。
撮影/中村文隆
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バーナー選びのポイント
バーナーを選ぶ際の基本的なポイントを解説。使用する燃料のほか、バーナーの形状も確認しておこう。
バーナー選びはここをチェック!
OD缶とCB缶の違い
扱いやすいのは液化石油ガスなどを充填したOD缶とCB缶を用いるガスバーナー。CB缶はカセットこんろに装着する円柱状の缶で、OD缶は角張った肩のないコロンとした缶だ。
低温でも燃焼するように作られているOD缶は、CB缶と比較すると価格が高く、入手できる場所が限られている。
直結型と分離型の特徴
ガスバーナーには、OD缶やCB缶をバーナーに直接取り付ける「直結型」と、ホースでつなげる「分離型」がある。
| 燃料の取り付け方法 | サイズ | メリット | デメリット | |
| 直結型・タテ型 | バーナーの下にOD缶を取り付ける | コンパクト | テーブルを広く使える | 地面に接する面積が小さく不安定 |
| 直結型・ヨコ型 | バーナーの横にCB缶を取り付ける | やや大きめ | 接地面が大きく、安定する | 場所をとるので小さなテーブルでは食器などを置けなくなる |
| 分離型 | ホースを使って燃料缶と接続 | やや大きめ | 輻射熱の影響を受けにくい | ハイパワーなモノが多く、燃費が悪い |
携行性重視ならOD缶の直結型。3〜4人用の大きめ鍋を載せたり、ハイパワーで一気に湯沸かしをするなら低重心で輻射熱の影響を受けにくい分離型が本命だろう。
タフに使えるガソリンバーナー
また、ガスバーナーは気温にあった燃料を用意する必要があるが、ガソリンバーナーは冬も夏も同じ燃料で大丈夫。メンテナンス次第で何年も使えるタフさも魅力だ。
ホワイトガソリンを使えばほぼ煤によるトラブルはなく、レギュラーガソリンを使えるモデルでは燃料の入手が楽なことも見逃せない。
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【CB缶・直結型】のシングルバーナー3選
まずはCB缶を使用する直結型のバーナーを紹介。大定番のロングセラーモデルほか、高地でも安定して使えるモデルなど、人気バーナーが勢揃いだ。
(BE-PAL 2025年3月、2026年1月号より)
SOTO (ソト) レギュレーターストーブ ST-310
マイクロレギュレーターを搭載した最初のモデルで、ベテラン、ビギナーを問わず圧倒的人気を誇る。外気温に影響されにくいだけでなく、気圧の低い高所でも安定燃焼する。
元祖マイクロレギュレーター搭載モデル。低温下でも火力が安定し、CB缶が使える経済性も相まって、発売以来人気を継続。専用テーブルがさらに人気を底上げ!

撮影/山本 智
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SOTO(ソト) レギュレーターストーブ ST-340Range
待望のレギュレーターストーブの後継機。火口が直径66㎜に大型化し、火力もアップ! 直径110〜190㎜の調理器具と相性が良く、底面をムラなく加熱する。

中型調理器具に対応するレギュレーターストーブ。調理器具の底面を広範囲でカバーし、ムラなく均等に加熱できる。火力は3.3kW(2,800kcal/h)。外気温25℃~5℃の環境下でも常に一定の火力を発揮してくれる。
撮影/山本 智
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SOTO(ソト) レギュレーターストーブ TriTrail
軽量コンパクト化された最先端CB缶モデル。レギュレーター(ガス圧調整器)を搭載し、気温の変化に関わりなく安定した火力で使える。「馴染みのあるCB缶仕様なのが初心者にはうれしい!」
登山での使用を想定し’24年に発売。高地での安定した火力の実現のためにCB缶自体も高性能に新開発した。安定感がありつつも本体は135gの軽さ。
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【CB缶・分離型】のシングルバーナー2選
火力、安定性ともに優れた分離型バーナーをセレクト。BE-PALアウトドアアワード2025「アウトドアギア部門」にもノミネートされた人気モデルも必見だ。
(BE-PAL 2026年1月号等より)
SOTO (ソト) レギュレーターストーブ FUSION ST-330
CB缶(カセットガス)を燃料としたガスストーブ。ガス圧を調整するマイクロレギュレーター搭載で、ボンベの内圧低下に影響されにくく、高所や低温下でも安定燃焼する。
ボンベとバーナーが別体の分離型。重心が低く4本のゴトクを採用しているので、グラつきがなく安定して使える。また、加熱するクッカーや鍋などから放射される輻射熱の影響がないため、大人数で使用するような大きめの鍋やクッカーものせることができる。
ボンベの取り付けは、ボンベホルダーに軽く押し込んで回すだけ。点火は、ガスを出して点火スイッチを押すだけと、操作も簡単だ。
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SOTO(ソト) トレックマスター ST-331
CB缶を使用した、低重心の分離型ストーブ。山岳使用に特化した山を楽しむモデルだ。ドロップダウンによる火力低下が生じにくく、低温環境でも火力が安定する。
第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025「アウトドアギア部門」にもノミネートされた、鍋なども安定して使えるバーナー。特製CB缶を使い、冬にドロップダウンしないよう液出し式を採用している。ライターなどで点火することで、壊れにくく軽量化することに成功。

ホーボージュンさんも太鼓判を押す!
手軽なカセットガスを用いて雪山でも使えるタフネス仕様。200gを切るコンパクトさで広げてパッと使える利便性の良さもうれしい。
撮影/小倉雄一郎、編集部
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【OD缶・直結型】のシングルバーナー2選
高い耐風性や手のひらサイズが魅力のモデルなど、OD缶を使用する直結型バーナーも人気。BE-PAL独自の火力テストも!
(BE-PAL 2023年12月、2024年4月号より)
SOTO (ソト) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター
独自のすり鉢状バーナーヘッドにより、風防がなくても優れた耐風性を発揮。マイクロレギュレーターも搭載されているので、高所や寒冷下の連続使用でも安定燃焼する。

すり鉢状のヘッドで風に強く、-5度Cでも高火力。着脱式ゴトクは別売りの大型のものに変更も可能だ。BE-PAL独自のテストでは、カップ麺に必要な量である300mlの水を火力を最大にしたストーブにかけて、1分17秒で沸騰。
撮影/三浦孝明
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SOTO(ソト) アミカス
手のひらサイズに収まる、軽量ストーブ。すり鉢状のヘッドで、風にも強い。
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【OD缶・分離型】のシングルバーナー
OD缶モデルの分離型もピックアップ。火力の安定性はもちろん、重心が低いので大鍋も安心して乗せられる。
(BE-PAL 2024年4月号より)
SOTO(ソト) マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331
出動率ナンバー1!のコンパクトストーブ。分離型ならではの低重心と安定性、すり鉢ヘッドの耐風性、そして低温でも安定燃焼してくれる。電圧点火装置は備えていない。
OD缶を燃料にした分離型、マイクロレギュレーター搭載のストーブ。風に強いすり鉢状の火口や不整地の地面をしっかり捉える3本ゴトクで安定した火力を発揮。
コンパクトに収納できるので持ち運びに便利。点火装置は装備していないのでライター等が必要だ。
撮影/中村文隆
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冬でも安心して使える【ガソリンバーナー】
気温に影響されづらいガソリンバーナーなら、冬場も安心。OD缶やホワイトガソリンのほか、自動車用レギュラーガソリンも燃料として使用できるのも、うれしいポイントだ。
(BE-PAL 2023年12月号より)
SOTO(ソト) ストームブレイカー
遮熱板付きの進化版ストームブレイカー。1泊はガス、長期にわたる旅には全国のガソリンスタンドを利用できるガソリンにと自在に選べるのがうれしい。
指定のOD缶だけでなく、付属のポンプを使えば自動車用レギュラーガソリンやホワイトガソリンも使用OK。
ガスは液出しで低温下でもドロップダウンしにくく、ガソリンの場合はプレヒート不要でポンピング不足を予防する圧力インジケーター、消火時に勢いよく空気を通して詰まりにくいなど、どちらの燃料を選んでも扱いやすい。
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SOTO(ソト) MUKAストーブ
ガソリンバーナーに必須のプレヒートの作業が不要で扱いやすいストーブ。コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利。自動車用のガソリンも使用できるため、燃料費を抑えられる。
面倒な点火時の余熱(プレヒート)作業がいらないガソリンバーナー。火力が強く、燃費がいいので冬でも安心して使い続けることができる。機能美を追求した、シンプルな3本パイプの五徳を使用。
ノズル交換なしで自動車用レギュラーガソリンでもホワイトガソリンでも使えるのも魅力。
撮影/三浦孝明
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料理も快適に楽しめる【2バーナー】
アウトドアで料理を楽しみたい人におすすめの2バーナー。ファミリーやグループでのキャンプでも快適だ。
(BE-PAL 2025年6月号より)
SOTO (ソト) レギュレーター2バーナー GRID ST-528
低温時や連続使用時に火力の低下を防ぐマイクロレギュレーターを搭載した、ツーバーナーの後継機が登場。火口径が大きくなり火力がUP。広範囲かつ均等に加熱ができるようになり、より機能的に。炊飯時も満遍なく鍋に火が回る!
火口径を45mm(開発当初)から66mmにして、より広範囲を均等に加熱できるように改良されたモデル。風防も付いているので風の影響も受けにくい。
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