
CONTENTS
水筒の選び方
水筒を選ぶ時は何に注目したらいいだろうか?そのポイントをチェックしてみよう。
水筒選びのポイント
容量
水筒の容量を決める際は、シチュエーションごとに必要な水分量を考えることが重要。
- 0.5L以下:普段使いや2個持ち用
- 0.75~1.2L:スポーツやアウトドア
- 1.5L以上:登山など長時間のレジャー
日常的に使用する場合は、0.5〜1L程度の容量が便利。学校やオフィスなどで使用するなら、飲みきれる量や補充のしやすさを考慮して選ぼう。
一方、アウトドアやスポーツシーンでは、より多くの水分を必要とする。季節によっても変わるが、少なくとも1L以上の容量を持つ水筒が適している。
また、登山のように長時間水分の補充ができないシーンや、大人数のピクニックでは、さらに容量の大きい1.5L以上の水筒を持っていた方が安心だ。
▼参考記事
素材
保冷や保温したいかどうか、どのような飲み物を入れるかによって選ぶものが変わる。大まかに、保冷したいならステンレス、スポーツドリンクを入れたいならプラスチック、持ち運びや使い勝手を重視するならシリコンがおすすめ。
ステンレスはアルコールの匂いがうつりにくいので、お酒を飲みたいときにも適している。また、二重構造となっているものなら、通常よりも高い保冷・保温力を発揮。ただし、中には保冷専用のものもあるので、注意しよう。
また、プラスチック製の水筒は、常温になっても良い飲み物を入れるのに向いている。シリコンの水筒の中には、袋状の構造になっており、コンパクトに折りたためるものがあるので、荷物をあまり多くしたくないソロキャンプや比較的ハードなハイキングなどにおすすめ。
機能性
登山やキャンプをするなら、保冷・保温性はほしいところ。熱湯を入れられるタイプなら、カップ麺やコーヒーを作ることも可能。持ち手や取っ手、滑り止めがついているものなら、持ち運びが楽だったり、手元が不安定な状態でも使いやすい。
ドリンクを入れるとどうしても重量が重くなるので、本体自体の重量も大切。大容量の水筒は飲み物のストックには困らないが、飲むときは重たくて不便に感じるだろう。
用途や入れるドリンクに応じて、複数の水筒を持参するのもひとつの手段だ。
▼参考記事
とことん断熱性を追求した構造|アルパイン サーモボトル
断熱性の高さで選ぶなら「アルパイン サーモボトル」。BE-PAL編集部が実際にテストした保冷力データも公開。その実力はいかに?
mont-bell(モンベル) アルパイン サーモボトル 0.9L
真空構造に加え、内部の熱移動を抑える反射加工が内側に施され、内栓にも断熱材を封入。断熱性の高さに定評があるモデル。しかも、ステンレス鋼の厚さを極限まで薄くすることで軽量性も実現。トレッキングに最適な一品だ。
※画像中央
容量:900ml
重量:354g
BE-PAL編集部が保冷力をテスト!
室温24度C±1度Cのもと、平均初期温度4.6度Cの水で実施。満水状態で3時間後の水温を計測、その後半量に減らしてさらに2時間後の水温を計測した。なお、炭酸対応タイプとグロウラーには、平均初期温度2.5度Cの炭酸水を使用。
満水3時間後 5.7度C
半量5時間後 6.1度C
撮影/永易量行
(BE-PAL 2025年7月号より)
▼参考記事
50周年記念モデル|50th アルパインサーモボトル
モンベル50周年記念のロゴが入った特別なモデルは要チェック!
mont-bell(モンベル) 50th アルパインサーモボトル 0.5L
50周年モンタベアロゴ。そのロゴをアルパインサーモボトルにプリント。
容量:500ml
重量:237g
(BE-PAL 2025年2月号より)
▼参考記事
ワンタッチで開閉だから片手でも使用OK|アルパインサーモボトル アクティブ
アルパインサーモボトルの性能はそのままに、フタの開閉を片手で可能にしたモデルをご紹介。
mont-bell(モンベル) アルパインサーモボトル アクティブ
6時間後でも、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま飲むことができる保温性能。アルパインサーモボトル アクティブの魅力は、なんと言っても開閉が楽なこと。慣れれば、片手でもロックレバーの上げ下げができるようになる。飲み口も口当たりがよく、とても飲みやすいデザインだ。0.35L、0.5L、0.75L、0.9Lの4種類の容量がある。(リンク先は0.5Lモデル)

まずはロックバーを上に操作。

ボタンを押すとフタが開く。
▼参考記事
多様な使い方ができる万能選手|クリアボトル
軽量で耐久性に優れたポリエステル製のクリアボトル。ドリンク以外にも、アイデア次第で様々な使い方ができる優れもの。
mont-bell(モンベル) クリアボトル
耐久性と軽量性に優れたポリエステル樹脂を採用したクリアボトル。サイズ展開が豊富で、山行やハイキングなどアクティビティーの用途に合わせて使い分けることができる。(リンク先は0.5Lモデル)
飲料水を運ぶだけでなく、行動食の携行、衛生用品の収納など、その軽量性と耐久性を活かして多様な使い方ができる万能選手。


▼参考記事