本記事では、真空断熱タンブラーのおすすめをBE-PAL.NETがセレクト! アウトドア情報誌『BE-PAL』(2023年3月~2025年6月号まで)やBE-PAL.NETに掲載されたアイテムから、人気ブランドのさまざまな真空断熱タンブラーを紹介する。BE-PAL独自の性能テストも必見。携行に便利な蓋付きやハンドル付きモデルもチェックしよう。
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CONTENTS
BE-PALが厳選&テスト!最強の真空断熱タンブラー8選
飲み物の保温、保冷に役立つ真空断熱構造のタンブラーを紹介。BE-PAL本誌独自の性能テストも実施した。
(BE-PAL 2023年3月号より)
| ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
|---|---|---|---|
| 価格 | |||
Klean Kanteen(クリーンカンティーン) ライズ タンブラー 26oz | ![]() | ¥5,720 | |
Hydro Flask(ハイドロフラスク) 20oz オールアラウンド タンブラー | ![]() | ¥4,290 | |
MiiR(ミアー) Climate+ タンブラー 16oz | ![]() | ¥4,180 | |
MiiR(ミアー) フリップトラベラー 12oz | ![]() | ¥4,840 | |
SIGG(シグ) ネッソカップ 0.4L | ![]() | ¥4,950 | |
HARIO(ハリオ) フタ付き保温タンブラー300 | ![]() | ¥2,200 | |
STANLEY(スタンレー) スタッキング真空パイント 0.47L | ![]() | ¥3,520 | |
BruMate(ブルーメイト) トリオ | ![]() | ¥5,490 | |
テスト方法

約90度Cの湯を容量いっぱいに入れ、30分後の湯温を計測。その際、湯を半量に減らし、さらに30分後の湯温を計測した。
Klean Kanteen(クリーンカンティーン) ライズ タンブラー 26oz
リサイクルされた18-8ステンレスを90%使うことで、温室効果ガスの排出を従来品より50%削減するエコなモデル。表面を保護する「Klean Coat」が施されているので金属特有の冷たさがなく、手に持ったときの感触がとても良いのが印象的だ。16ozモデルもある。(画像左上)
●容量:769ml
●重量:421.6g

リッドの飲み口は、飲み物の温度を長く保てる開閉式になっている。開閉式飲み口の反対側に指を掛ける部分があり、リッドがはずしやすく使い勝手は上々。
保温力テスト
満水30分後 82.0度C
半量60分後 74.0度C
Hydro Flask(ハイドロフラスク) 20oz オールアラウンド タンブラー
スライド開閉式キャップが付いたリッドは、内部がハニカム構造になった断熱仕様。本体の真空構造と相まって、優れた保温・保冷効果を発揮する。20ozのほかに、12oz、16oz、28ozもある。
●容量:591ml
●重量:288g(実測)
保温力テスト
満水30分後 80.0度C
半量60分後 72.0度C
MiiR(ミアー) Climate+ タンブラー 16oz
使用しているプラスチックは100%リサイクル素材。さらに従来よりステンレスの使用量を25%も削減した、環境配慮型のアイテムだ。ブラックには耐久性に優れたHardshellパウダーコートが施されている。12ozモデルも展開。(画像左)
●容量:473ml
●重量:188g
保温力テスト
満水30分後 81.5度C
半量60分後 71.1度C
MiiR(ミアー) フリップトラベラー 12oz
どこへでも気軽に携帯できる、スラッとスマートなデザインと豊富なバリエーションが魅力のモデル。飲み口は飲み物が漏れにくいフリップアップ式キャップ付きで、開けて反対側へ倒せばカチッと留めておける。16ozモデルもある。(画像右)
●容量:354ml
●重量:約280g(ブラックのみ約260g)
保温力テスト
満水30分後 81.4度C
半量60分後 73.0度C
SIGG(シグ) ネッソカップ 0.4L
銅をコーティングした内壁を持つ、独自の真空断熱構造。飲み口を塞ぐキャップはないが、断熱性はかなり高い。また内壁と外装には、飲み物の味に干渉しないセラミックコーティングが施されている。リッドをはずせば複数のカップをスタッキングできる。
●容量:400ml
●重量:205g
保温力テスト
満水30分後 78.7度C
半量60分後 71.3度C
HARIO(ハリオ) フタ付き保温タンブラー300
上部の直径が76mmで、ドリッパーをのせて直接コーヒーをドリップ可能。リッドにはスライド式キャップが付いているので、閉めておけば美味しく飲める温度を長く保つことができる。下部に向けて細くなるデザインで、持ち歩きのしやすさも抜群だ。
●容量:300ml
●重量:201g(実測)
保温力テスト
満水30分後 76.4度C
半量60分後 63.7度C
STANLEY(スタンレー) スタッキング真空パイント 0.47L
真空構造ながらスタッキングできるから、ファミリーやグループでキャンプする人にお薦めのモデル。リッドは付いていないが保温性にも優れ、冬はお湯割りドリンク、夏ならビール主体のアウトドア酒宴に最適だ。
●容量:470ml
●重量:230g
BruMate(ブルーメイト) トリオ
缶ホルダーとしても使える多機能タンブラー。リッドをはずして付属のリングを取り付けると、缶飲料の保温・保冷ホルダーになる。500ml缶はそのまま、350ml缶の場合は付属の保冷剤兼用底上げパーツを使う。飲み口キャップはロック付きで、飲み物が漏れる心配がない。
●容量:400ml(実測)
●重量:約300g(蓋装着時)
保温力テスト
満水30分後 78.8度C
半量60分後 69.7度C
撮影/永易量行
▼参考記事
携行性も抜群!アウトドアにおすすめの真空断熱タンブラー2選
ストロー付きやハンドル付きなど、携行性に優れたタンブラーを紹介。
(BE-PAL 2025年4月号、2025年6月号より)
STANLEY(スタンレー) アイスフローフリップストロー真空タンブラー 2.0 0.88L
完全密閉で漏れない、真空断熱二重構造のストロータンブラー。リサイクルステンレスを採用したエコモデル。880mlとたっぷり容量ながら、カップホルダーに収まるデザインもいい。

ストローが内蔵され、最後まで傾けずに飲める構造。
(BE-PAL 2025年6月号より)
▼参考記事
KINTO(キントー) トレイルタンブラー 580ml
真空二重構造で保温・保冷効果が長時間持続。ハンドル付きの持ち運びやすいデザインで、炭酸飲料にも対応するスグレモノ。(画像7)
●サイズ:φ77×240mm
●容量:580ml
●重量:約350g
写真/三浦孝明
(BE-PAL 2025年4月号より)
▼参考記事
キャンプシーンを豊かにする真空断熱タンブラー
キャンプでのリラックスタイムにぴったりの真空断熱タンブラーもピックアップ。
(BE-PAL 2025年3月号より)
Snow Peak(スノーピーク) サーモタンブラー470
炭酸飲料OKなタンブラー。真空断熱構造で酒宴中もビールは冷えたまま。最高にゴキゲンなビアパーティーになること間違いなしだ。同じく真空断熱のピッチャーもラインナップ。
●サイズ:φ8.4×H15cm
●重量:225g
撮影/永易量行
▼参考記事
まだまだある!おすすめの真空断熱タンブラー
人気ブランドの真空断熱タンブラーを紹介。
(BE-PAL 2024年2月号等より)
STANLEY(スタンレー) H2.0 真空スリムクエンチャー 0.88L
フタを回転させるだけで、フタ、ストロー、飲み口の3通りの使い方ができる。リサイクルステンレス採用。(リンク先は別カラー)
(BE-PAL 2024年2月号より)
▼参考記事
Coleman(コールマン) アウトドアタンブラー 590ml
真空耐熱構造で、保温力・保冷力ともに優れたステンレス製タンブラー。落ち着いたカラーリングに光沢加工を施した高級感たっぷりのデザインで、アウトドアシーンにラグジュアリーな雰囲気をプラスしてくれそうなアイテムだ。880mlモデルもラインナップ。(画像右)
●サイズ:約9×9.4×17.5(h)cm
●重量:約350g
●効力:保温/82℃以上(1時間)、保冷/5℃以下(1時間)

アウトドアシーンで特に気になるほこりや虫などの異物が入りにくいスライド式の飲み口が採用されている。また、蓋を外せば、開口部は大きく、ドリンクや大きな氷が入れやすい。手入れも簡単だ。
▼参考記事
THERMOS(サーモス) 真空断熱タンブラーJDYシリーズ
ステンレス製魔法びん構造の高い保温・保冷力でおいしい温度をキープすることができるタンブラー。氷が長持ちし、結露もしにくくテーブルを汚さないので、テレワークや家呑み、アウトドアなどのシーンで快適に使えると人気だ。サイズのラインナップは340ml、420ml、600ml。
▼参考記事
MiiR(ミアー)×TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト) 真空断熱 タンブラー 蓋付き
普段使いのコーヒーブレイクを、より洗練されたひとときに変えてくれるタンブラー。縦長だが蓋があるので、こぼれる心配もなし。容量は354mlと473mlの2サイズをラインナップ。
▼参考記事


































