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多機能モデルが充実!最新おすすめタープ
近年のスペック向上は、とくに夏場の厳しい日差しへの対策として進化しており、高遮光素材を用いたモデルも多い。これにより、タープ下の温度を効果的に下げることが可能となっている。
通気性を高めるベンチレーションの装備や、シーンに応じて張り方を変えられる可変構造など、バリエーションが豊かな最新のタープ事情。みなさんもぜひ、“進化形タープ”を実感してみては?
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | ||
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サイズ | 重量 | 価格 | |||
Coleman(コールマン) レインカームヘキサライト DR | ![]() | 約420×420cm | 約6kg | ¥27,940 | |
Snow Peak(スノーピーク) 2レイヤータープ ラーグ Pro. | ![]() | 700×500cm | 約7.4kg | ¥190,300 | |
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) プレリオン6 | ![]() | 490×435cm | 約2.05kg | ¥38,500 | |
LOGOS(ロゴス) neos エアベント ヘキサタープ-BE | ![]() | 約430×440cm | 約2.4kg | ¥19,800 | |
Coleman(コールマン) レインカームヘキサライト DR
ダークルームテクノロジーとレインカームテクノロジーを搭載したヘキサタープ。真夏でもタープ下は涼しく過ごせるとともに、不快な雨音も軽減してくれる。φ25mmの太く強度のあるポールを採用しながら、コンパクト収納を実現。
●サイズ:約420×420cm
●重量:約6kg

メッシュを活用した二重生地構造。雨音を穏やかにしてくれ、快適な空間に。

ダークルームテクノロジーで日光の透過を抑え、タープ下の温度上昇を軽減。
Snow Peak(スノーピーク) 2レイヤータープ ラーグ Pro.
2枚の生地を合わせた革新的な構造!アウターとインナーの二重構造のタープは、一般的なタープよりも太陽光の影響を軽減してくれる。はじめから2枚がセットされているため、設営が面倒ということもない。
●サイズ:700×500cm
●重量:約7.4kg

この隙間に生まれた空気層が熱や光を大きく軽減する。快適性と遮蔽効果を両立!

5〜6人で使えるサイズで、タープ下は広々とした空間。開放感もバッチリだ!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) プレリオン6
光を遮る遮光ピグメントPUコーティング生地を採用し、タープ下にはしっかりとした日陰が生まれる。裾広がりのレクタ形状も、より広い日陰スペースの確保に貢献している。
●サイズ:490×435cm
●重量:約2.05kg

日光を遮断されたタープ下は快適そのもの。これならぐっすり昼寝もできそう。
LOGOS(ロゴス) neos エアベント ヘキサタープ-BE
2つのベンチレーションが風を抜いて、内部にこもる熱を効率的に排出する。難燃性のポリタフタ生地を使用しているため、火の粉が付着しても燃え広がりを防いでくれる。
●サイズ:約430×440cm
●重量:約2.4kg

風抜き機能付きベンチレーションのおかげで、タープ下はいつでも快適な空間。
撮影/三浦孝明
▼参考記事
2025年にブームを巻き起こしそうなタープをチェック!
屋根のないキャンプ場で、日差しや雨をよけながら寛ぐためのタープの存在は見逃せない。そこで、人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、BE-PAL編集部で「これは売れる!」とセレクトしたタープを紹介。
限定カラーやオリジナル柄、形状なども様々。テントのようにウォールのないタープは、2ルームテントのリビングとはひと味違う開放感が味わえるはず。焚き火がマストのキャンパーに向けたTC素材タープは、今や引っ張りだこ状態だ。
2025年にブームを巻き起こしそうなモデルをチェックしよう。
TATONKA(タトンカ) TARP 1 TC BLACK
TCタープシリーズの中で最もサイズが大きいレクタタープ。ポール用グロメット8か所、ロープ用ループが12か所にあるので、バリエーション豊富な張り方が楽しめる。四角い形状で有効面積が大きく、ファミリーやグループなど、大人数で集うときにぴったりだ。ガイロープ4本、収納ケース付き。
「425×445cmというたっぷりサイズと、真っ黒じゃないブラックカラーのTC素材が気に入りましたね。」
グレーに近いブラックのTC地は日差しの熱を吸収し、タープ下は涼しくなる。
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ogawa(オガワ) オクタゴンシェーディングタープ
テントとの連結がしやすい8角形のシートを採用。コーナー2か所の内側にはメッシュポケットが付いており、小物類を入れておくのに便利だ。日差しを90%、UVを99%カットする遮光生地を採用しており、夏に最適。
撮影/永易量行
▼参考記事
2024年に全国アウトドアショップで売れたタープはどれ?
キャンプサイトのリビングを作るタープは、サイズもスタイルもバラエティ豊か。ファミリーやグループ利用に欠かせない大型タープは、酷暑続きでもストレスなく楽しめるTC製や遮光性の高いモデルがヒットした。アウトドアショップで実際に売れたタープを見てみよう。
DOD(ディーオーディー) いつかのタープ
扱いやすいポリエステル製のヘキサタープ。ペグやガイライン、テントの出入り口にタープを被せたいときに便利な延長ベルトなど、設営に必要なものがすべてそろっており初めてのファミキャンにぴったり。生地は従来モデルよりも厚手(150D)になって遮光性が高まった。
●サイズ:420×410×H230cm
●重量:5.4kg
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) 焚火タープTCマルチコネクトヘキサ
「サーカスTC」や「サーカスST」といったワンポールテントに付属のキャップを被せて、テントのポールを共用できるヘキサタープ。テントの入り口をきれいにカバーするので雨の日の行き来が楽になる。火の粉で穴があきにくいことで知られるTC素材は、遮光性の高さも秀逸。強烈な日差しを防いでくれるのはありがたい。手持ちのポール(約280cm)を2本使えば単独で使用可能。別売連結用キャップをもうひとつ手に入れ、テント2張の間にタープを張ってもいい。
●サイズ:580×450cm
●総重量:5.75kg
▼参考記事
こちらもおすすめ!しっかり日陰を作ってくれるタープ
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | ||
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サイズ | 重量 | 価格 | |||
LOGOS(ロゴス) プレミアム ソーラーヘキサタープ L-BB | ![]() | 全長570×幅500cm | 約3.8kg | ¥34,650 | |
Snow Peak(スノーピーク) HDタープ ヘキサエヴォ Pro. アイボリー | ![]() | 920×1,160cm | 5.3kg | ¥67,320 | |
DUNLOP(ダンロップ) サマーシールドタープ | ![]() | 415×380cm | 約2.3kg | ¥49,500 | |
RATELWORKS(ラーテルワークス) ネモス | ![]() | 565×565cm | 約9kg | ¥39,800 | |
LOGOS(ロゴス) プレミアム ソーラーヘキサタープL-BB
UVカット、遮光にも優れるソーラーブロック加工を施し、難燃ヘビーポリオックス生地を採用したヘキサタープ。ワイドな形状なので、広々としたリビング空間を演出できる。

メイプルリーフの柄パターンが、角度によって見え隠れする、おしゃれな仕様。
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撮影/山本 智
▼参考記事
Snow Peak(スノーピーク) HDタープ ヘキサエヴォ Pro. アイボリー
アイボリーがスタイリッシュでカッコイイ。太陽光が透過するのではと少し不安になるが心配無用。タープの内側にぴったりとセットできるインナールーフが付いている。装着後にタープ下に入ってみると、吹く風が涼しく効果はバッチリだ。
●サイズ:920×1,160cm
●重量:5.3kg

日差し対策用として付属しているインナールーフは、本体を張ったあとでも簡単に着脱できる。
DUNLOP(ダンロップ) サマーシールドタープ
紫外線遮蔽効果のある「フルダルポリエステル糸」を使った特殊織物に、東レが開発した特殊3層加工が施された「サマーシールド」という遮熱、遮光、UVカット機能を持つ素材を使用。外部が35.3度Cのときにタープ下は31.7度C(撮影時の計測)。
●サイズ:415×380cm
●重量:約2.3kg
撮影/永易量行
▼参考記事
RATELWORKS(ラーテルワークス) ネモス
自由自在に設営可能なウイングタープで、ソロキャンプから大規模なグループキャンプまで幅広く対応。太陽の位置に応じた日陰づくりやプライバシーの確保など、キャンプシーンを快適にサポートしてくれる多様な機能を備えている。
●サイズ:タープ本体/565×565cm、庇シート単体/282.5×400cm
●収納サイズ:約65×20×20cm
●重量:約9kg(タープ本体約2.3kg、庇シート2点約1.65kg)
●対応人数:1~12名
太陽の位置に合わせて、庇シートの取り付け位置のみを変更できる革新的なタープ。必要な場所に影をつくり続けられる。
主な「NEMOS」の特徴を3つ紹介しよう。
庇シートと金具で広がる設営バリエーション
NEMOSには「庇シート」が付属。メインタープの四辺に取り付け可能で、自由自在な日陰の調整ができる。
ソロキャンプではプライベート空間を確保するための目隠しシートになり、ファミリーキャンプでは大人数をカバーできるシェードとしても機能。単独でタープとしても利用できるので、設営の自由度が無限大に広げられる。
さらに、新開発の独自金具により、4辺どこにでもシートの着脱が可能。
設営バリエーションは30通り以上だ。

設営のバリエーション1。

設営のバリエーション2。

設営のバリエーション3。
特殊4層仕様のフライシート
フライシートは特殊4層仕様。耐久性、機能性、デザイン性が高く、多くのアウトドア環境での使用に対応できる。

特殊4層仕様。
一番外側になるのがシリコーン加工。高い耐久性と撥水性があり、長期間安心して使えるという。
2層目はリップストップポリエステル生地。軽量で、破れや引き裂き強度に対する高い耐性を持っている。
3層目はブラック遮光PU。陽射しを遮断し、強力な遮光効果を発揮。
そして、一番内側となるのはカラーPU&難燃加工。安全性を高める難燃加工と、見た目にも美しいカラーPUで、デザインと実用性を両立している。
コンパクト収納・簡単設営
付属の庇シートを含めてもコンパクトに収納でき、女性一人でも持ち運びやすい重さ。
設営が簡単な点も魅力だ。

持ち運びに便利で設営が簡単。
▼参考記事