
おもちが主役のすき焼き

お好みで生卵に絡めてどうぞ。
油脂で変わる!おもちすき焼きの楽しみ方
おもちすき焼きは、スキレットなどで、おもちを焼くときに使う油脂を変えるだけで、味わいが自由自在に変化します。濃厚でリッチな味わいを楽しみたいなら「牛脂」、さっぱりと仕上げたいなら「こめ油」や「なたね油」、風味豊かで香ばしく食べたいときには「ごま油」がおすすめ。シーンや気分に合わせて、いろいろ試してみてください。
【おもちすき焼きのレシピ】

今回使用した材料です。おもちと長ネギ以外の材料はお好みで。
今回は、白もちと玄米もちで味比べを楽しみました。豆もちや、よもぎもちなど、好みのおもちで食べ比べてみるのもおすすめです。

玄米もちは、「もち米玄米」のみで作られたおもちで、歯切れがよく、もっちりとした噛み応えがあります。おもちが苦手な人や玄米が苦手な人でも食べやすい素朴で香ばしい味が特徴のおもちです。食物繊維やタンパク質が豊富なので、消化がゆっくりと進み、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。
【材料】2人分
- 切りもち 食べたい量
- 長ネギ 1本
- 春菊(青菜) 適量
- しいたけ、エノキ 適量
- なると 適量
- 焼き豆腐 適量
- すき焼きのタレ(割り下) 適量 ※後半部分で、すき焼きのタレのレシピを紹介しています。
- 卵(好みで)
- 七味唐辛子 適宜
- 油(こめ油、ごま油、牛脂など) 大さじ1程度
<下準備>
- 切りもちを食べやすく半分にカットします。

半分など、食べやすい大きさにカットします。
- 長ネギは斜め切りにします。
- 青菜は食べやすい大きさにカットします。
- きのこは食べやすい大きさにカットします。
- なるとは斜め切りにします。
<作り方>
(1)スキレットを熱し、好みの油を入れます。
(2)カットした切りもちを入れて、両面がこんがりするまで焼きます。

スキレットは十分に熱してから、切りもちを入れます。
(3)長ねぎも一緒に焼きます。

切りもちとねぎをこんがり焼くのがおいしさのポイント。ねぎの代わりに、わけぎや玉ねぎなどでも。
(4)長ねぎがこんがりしてきたら、割り下を注ぎます。

切りもちとねぎにタレを煮絡めます。
(5)野菜類を入れ、食べごろになるまで煮ます。

野菜など、好みの材料を加えます。

お好みで、生卵や七味唐辛子でどうぞ。
野菜が煮えて、切りもちがとろっとしてきたら食べごろです。
自家製すき焼きのタレ(割り下)を作ってみよう!
市販のすき焼きのタレは手軽で便利ですが、自分でもとても簡単に作れます。キャンプ場などアウトドアに出かけた場所でさっと作ることもできますし、事前に用意しておけば荷物も減り、調理がスムーズに進みます。自家製ならではの深い味わいを楽しめるので、一度試してみてください。

お好みで酒や砂糖の量などを調整して、自分好みの甘辛さに仕上げてください。小さなボトル(液漏れしない)に入れて持参すると便利です。
【すき焼きのタレ(割り下)のレシピ】
【材料】作りやすい分量
- しょうゆ 150ml
- みりん 150ml
- 酒 150ml
- 砂糖 45g
<作り方>
(1)小鍋にみりんと酒を入れ、強火で煮立たせてアルコール分を飛ばします。
(2)火加減は中火から弱火にし、しょうゆと砂糖入れ、砂糖を溶かします。
(3)砂糖が完全に溶けたら火を止めて、そのまま常温で冷まします。冷める過程で味がなじみます。冷めたら、清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。1週間を目安に使い切るようにしましょう。
※現地で作る場合は、「作り方(2)」のあとに、焼いたおもちや野菜類を加えます。
すき焼きたれ(割り下)の使い方
今回紹介した「すき焼きのたれ(割り下)」は、おもちすき焼きだけでなく、本格的なお肉を使ったすき焼きにもよく合います。また、焼き鳥やグリルしたお肉、魚のタレとして、さらに煮込み料理のベースとしても使えます。砂糖の分量を調整して自分好みの自家製万能たれを作り、いろいろな料理でお試しください。
