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    2024.11.13

    初心者でもかっ飛ぶ「ジグミノー」とは?遥か彼方の魚も釣れるぞ

    初心者でもかっ飛ぶ「ジグミノー」とは?遥か彼方の魚も釣れるぞ
    海のルアーフィッシングで釣果につなげる大きな要素、それはルアーのキャスト(投げること)の飛距離です。

    キャストの飛距離を伸ばすには練習して技術を磨く他にも、よく飛ぶルアーを使用するという手もあります。

    この記事では誰でも簡単にキャストの飛距離を稼ぐことができるルアー、ジグミノーの魅力とおすすめの3種を紹介します。

    ジグミノーとは

    ミノーとメタルジグ、各2つ

    筆者私物のミノー(左2つ)、メタルジグ(右2つ)

    海のルアーフィッシングで使用されるルアーは多岐に渡りますが、中でもポピュラーといえるのがメタルジグやミノーといったルアーです。

    金属製のルアーであるメタルジグは重さで飛距離を出すことができますが、釣り人自身のロッド操作でルアーを動かす必要があり、加えて沈下スピードが早く操作を怠ると海底に沈むためじっくり魚にアピールできません。

    ミノーは先端部のリップと呼ばれるプレートが水の抵抗を受け、ラインを巻き取るだけで艶めかしく泳ぐ反面、浮力のあるボディやリップが受ける空気抵抗により飛距離はメタルジグに劣ります。

    そんな2種類のルアーのいいとこどりをして、メタルジグ並みの飛距離を出しつつラインを巻き取るだけで泳いでしまうルアーが、ジグミノーとなります。

    初心者がジグミノーを使うメリット

    ジグミノー4種

    近年ではキャスト時に空気抵抗にならない程度の極小のリップのついたものもあります(右端のもの)。

    ジグミノーが持つ、飛距離を出しつつラインを巻くだけで泳ぐという特性は、初心者に大変おすすめできると筆者は考えます。

    キャストの飛距離は他の釣り人に釣られていない、遠くの魚にルアーをアピールできるなど、海のルアーフィッシングにおいて非常に大事な要素といえます。

    また、ジグミノーはメタルジグのように釣り人がロッド操作をしなくてもよく、高比重ながら水の抵抗を受けると浮き上がりやすいという特徴もあり、重さにより大きく飛距離を伸ばしたうえでゆっくりラインを巻いてじっくりと魚を誘えてしまいます。

    ルアーフィッシングに慣れない初心者の方でも簡単にキャストの飛距離と魚へのアピールを両立できてしまうルアー、それがジグミノーです。

    おすすめのジグミノーを紹介!

    ジャンプライズ「かっ飛び棒 130BR」

    ジャンプライズ「かっ飛び棒 130BR」

    頭部がカップ状になっていてわずかながら水の抵抗を受けるため、ルアーの動きが安定しやすいです。

    13㎝で38gと、比較的大きなボディを持つジグミノーです。

    しっかりキャストが決まれば100m近い飛距離を出すことができ、名前の通りかっ飛んだ先で魚を誘い出すことができます。

    またジグミノーとしては珍しく、ハリを装着するアイと呼ばれるリングが3か所も設けてあり、食いついてきた魚を確実にハリ掛かりさせることができます。

    砂浜から中~大型の回遊魚などを狙うサーフルアーフィッシングに大変おすすめです。

    アムズデザイン「YOICHI 99」

    アムズデザイン「YOICHI 99」

    YOICHI 99はおもちゃのような愛らしい見た目も魅力です。

    実際のベイト(カタクチイワシなど捕食される小魚)に近い、10cm弱の小型のボディが特徴です。

    重量も28gほどと前述のかっ飛び棒 130BRより抑えられていて、初心者にも扱いやすいつくりとなっています。

    こちらも同様にサーフルアーフィッシングにおすすめで、大きなルアーで釣れない場面でYOICHI 99のような小型のルアーに付け替えた途端釣れ出す、ということもしばしばです。

    メタルジグを使用しロッド操作が常に必要な釣りであるライトショアジギングなどで、ロッド操作に疲れたとき用にルアーボックスに忍ばせておくといった使い方もおすすめです。

    重量を36gに増やしてさらなる飛距離を追求した「YOICHI 99 BALLISTA」という派生モデルもあります。

    シマノ「トライデント 60S」

    シマノ「トライデント 60S」

    パールホワイトのカラーは視認性が良く、夜中の釣りにおすすめです。

    小粒といった表現がよく似合う6cmサイズのシンキングペンシルです。

    本来はジグミノーに大変近いカテゴリーであるシンキングペンシルに属するルアーですが、筆者おすすめのルアーということもあり紹介させていただきました。

    ルアー内部の重心を移動することにより飛距離を伸ばすシマノ独自のジェットブースト機構が搭載されており、キャストが決まりやすく誰でも簡単に飛距離を出せる特徴があります。

    トライデント60Sの小粒ボディは20㎝前後のメバルなども十分に捕食対象にできるサイズで、アジやメバルを狙うライトソルトルアーフィッシングでも大変おすすめのルアーです。

    軽量なルアーを多用し、近距離のキャストが多くなりがちなライトソルトルアーフィッシングにおいて、トライデント60Sの飛距離は他の釣り人が釣れなかった魚を誘い出せることうけあいです。

    ジグミノー使用上の注意

    ジグミノーは浮き上がりやすいという特性を持っていますが、その自重ゆえに放っておくとすぐに沈んでいきます。

    海藻が生えていたり岩場のような海底の地形だと、キャスト後にそのまま放っておくとルアーを引っかけてしまう根掛かりが発生します。

    飛距離が出ることから飛んでいくジグミノーを見失うこともありますが、水深が分からない場所などは着水直後にすぐラインを巻く操作に移るようにしましょう。

    周囲に気を付けて大海原にキャスト!

    ジグミノーやメタルジグなど飛距離の出るルアーは、魚が釣れなくてもキャストを続けているだけで楽しいものです。

    しかし、キャスト時に背後に居た人に万が一ルアーのハリを引っかけてしまうと、大ケガに繋がります。

    背後や周囲に人が居ないか、しっかり確認してからキャストをするようにしましょう!

    志田 こうたろうさん

    アウトドアライター 釣りYouTuber

    幼少から釣りに触れていたものの“趣味としての釣り”をするようになってからは10年を越えたところ。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 海や渓流などのルアーフィッシングに加え、夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。

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