ピストン西沢、走りも「音」も進化した三菱・アウトランダーPHEVに乗ってきた! | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2024.10.09

ピストン西沢、走りも「音」も進化した三菱・アウトランダーPHEVに乗ってきた!

ピストン西沢、走りも「音」も進化した三菱・アウトランダーPHEVに乗ってきた!
アウトドアでも人気の三菱・アウトランダーが大幅改良。ピストン西沢がさっそく試乗してきたぞ!

EVとして100㎞走れてエンジンでも走れる超万能SUV誕生

従来型(現行前期)のグリル。

新型はグリル他細かくは変わっているものの大きな変化はない。

BEPAL読者のみなさん、クルマの買い替え考えてる? それなら絶対候補に挙げるべき新しいSUVをご紹介しましょう。

それは「三菱・アウトランダーPHEV」。

PHEVとは、充電できるハイブリッドカーで、街中など負荷が低いところはEVとして走り、電池が消耗するとエンジンで発電してEV走行。高速道路など負荷が高いところでは、エンジンで走るという、環境と使い勝手を両立する優れたシステムだ。そもそもは2012年に先代(2代目)のアウトランダーに追加されたもので、世界初の4WDSUVPHEVであった。

当時のEVとしての走行距離は60km。それから3代目へのフルモデルチェンジを経て、ついに今回EV走行可能距離が…なんと100kmを超えてきた!

普通充電の場合、満充電にかかる時間は約7.5時間で急速充電の場合約80%まで充電するのに約38分かかるが、充電器が混んでいたら発電しながら走ればよいだけ。

その秘密は駆動用バッテリーの刷新。「Mグレード」で106km、その他のグレードでも102kmを達成しているのは立派の一言。これだけあれば、大抵の用途には問題なく使えるし、いざというとき発電できるのが素晴らしい。やはり最後に残るのはPHEVではないのか? と思っている人に対しての強いメッセージになる。

これならアウトドアや非常時には電池として使えるし、ガソリンで発電もできる(100V1500wのコンセント付き)。

乗ってみると……力強くそして面白い

1920㎜1520㎜1750㎜のサイズは使いやすい。

20インチの新しいホイールにブリヂストンの専用アレンザが素晴らしい仕事をしていた。

試乗会はサーキットだったので、こんな重くて(最重量グレードで2,180㎏)でかい(全長4,720/全幅1,860/全高1,750㎜)クルマがちゃんと動くんかいな? と思ったところ、それが最初のビックリ! アウトランダーPHEVは予想を覆し、すごい加速を見せる。最高出力は2割アップというが、前後モーターの出力向上は軽い動きで、それを受け止める脚もすごい! 

サスペンションのチューニングを見直し、従来型とは全く別の安定したコーナリングをするが、その秘密はタイヤにあるとみた。サイズは同じ20インチで新しく採用されたブリヂストンの専用アレンザは、グリップと程よいダンピングで重たい車体をきれいにブレーキングさせコーナリングに持っていく。乗り心地も良いし、音も静か。

7つのドライブモードで、ぜひ雪道に行ってみたい。

三菱の伝家の宝刀「S-AWC」がすっごい切れ味

ドライブモードをグラベルにしてサーキットを走ると、三菱の至宝「増岡選手」ばりの横向き走りも可能(笑)。

三菱のHPによれば、「アウトランダーのS-AWCは、ツインモーター4WDをベースに、ブレーキをコントロールするAYCを追加し、前後駆動力配分と左右駆動力配分を制御。さらに、駆動トルクと回生トルクの制御を行うとともに、ABSASCのコントロールについても専用チューニングを実施しました。

常時4輪を最適制御するこのシステムにより、さまざまな走行状態で4輪のタイヤの性能をバランスよく、最大限に発揮することが可能。あらゆる路面状況で、イメージした通りのラインをトレースできる優れたハンドリングと、路面状況の変化に影響されない高度な走行安定性を実現します。」

って書いてあるけど、アクセルオフで内側にグングン入ってくる感じは、とっても楽しいし、温泉帰りの下りのコーナーとかで対向車線にはみ出るリスクも減ると思う。それがとにかく楽しくて、無用にドリフトしたくなったww……が、トラコンも優秀でコントロールは失わないで済んだ。

7つのドライブモードはターマック、グラベル、スノー、マッド、ノーマル、エコ、パワー。

同時に乗り比べた従来型は、3輪コーナリングになりがちで、動きも唐突だし、ちょっと古い感じがしたが、新型より荒い動きが逆に楽しいところもあった。

確かに走りはすごく進化したが……その他はどうなんだ?

  • モニターサイズが9インチから12.3インチに拡大
  • ナビでGOOGLEが使えるようになった
  • デジタルルームミラーが付いた(一部グレードオプション)

ヤマハと共同開発の2つのオーディオシステム

シートにはベンチレーションが付いて、夏も快適。

西沢は常々クルマは最後のリスニング空間だと言ってきた。それはイヤホンで音楽を聴くのとは違い、空気を振動させて入ってくる音楽だからだ。家にもステレオがないことも多く、DLして携帯からイヤホンで聞くのが主流の中、クルマは最後の音楽室なのだ。

三菱も高級車としてその音楽の聴き方を大事にしていて、クルマでは珍しいヤマハと共同開発。伝統的な音楽の聴き方を最新の技術で提供する。

高品質なYAMAHAのサウンドシステム。

2種類のバリエーションがあって、「Dynamic Sound Yamaha Premium 」が標準。

そして12スピーカーの「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」が上級版。両方ともにドアをスピーカーボックスとして鳴りを追及。共に繊細な音からダイナミックな音まで、幅広いレンジで再生する。三菱の人はアーティストが作った音が忠実になることを強調していたが、DJ上がりの西沢は追加ウーファーの如く低音を上げ、HIPHOPを奏でてみたら

これがすげ~のなんのって、まるで週末の大黒PAのようにドンドコドンドンと、ぶっといBASSがなるじゃありませんか(笑)。まあ音楽はあくまで自分の趣味で聞けばいいので、幅広いことだけわかれば十分でした(笑)。

海に山に雪に泥に街中に高速にどこでも乗っていきたい。

結論。新型アウトランダーPHEVは……

100㎞越えのEV性能

パワーもりもり感でコーナリングも楽しい

ルーフレール装備でスキースノボ、ルーフテントも装着可能

長距離も疲れない乗り心地

5人、7人乗りが選べる

音楽聞きながら遠出したくなる

エコカー減税で重量税は100パーセント減税

 

なんていうところが思い浮かばれます。とにかく道具としてよし+楽しい運転感覚なんて、俺が一番好きなところじゃないですか! 欲しいです。

車両本体価格:¥5,263,5006,685,800

問い合わせ先

三菱自動車

TEL:0120-324-860

ピストン西沢さん

ラジオDJ、ミュージシャン

多数のラジオ番組にてパーソナリティを担当。ウィットに富んだトークが人気を集め、第48回ギャラクシー賞でDJパーソナリティ賞を受賞。一方で車好きとしても知られ、レーサーとしてインテグラレースやスーパー耐久などに参戦。日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めた実績もあり。

 

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