小さくてもたっぷり積める!背が高い軽「デリカミニ」「N-BOX JOY」の内装、収納力などを調査 - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.07.26

    小さくてもたっぷり積める!背が高い軽「デリカミニ」「N-BOX JOY」の内装、収納力などを調査

    小さくてもたっぷり積める!背が高い軽「デリカミニ」「N-BOX JOY」の内装、収納力などを調査
    巨大な室内空間を誇る個性派軽スーパーハイトワゴンの実力は? ソト遊びに通じたライター2名がチェック!

    軽自動車とは思えないワンクラス上の走りと実用性「デリカミニ」

    私がテストしました! ライター 山本修二
    愛車は古いアウトバック。クルマ選びは、4WD、最低地上高、積載力を重視。休日には、MTBパークやキャンプ場で気楽に遊んでいる。

    フロントグリルとリアガーニッシュに大きく記された「DELICA」のロゴ。ひと目見た瞬間に、三菱が誇る4WDミニバン、デリカの系統であることがわかる。そんな遊び心満載のデザインにまとめられた全高1830㎜のハイトボディーには、様々な魅力が詰まっている。
     
    真っ先に挙げたいのが、乗り心地の良さだ。デリカミニ専用に開発されたショックアブソーバーと、軽としては大径の15インチタイヤによる、跳ね上げの少ない乗り味は快適そのもの。高速でも、悪路走行でも、地面からの突き上げを見事に解消し、快適な乗り心地を楽しめる。
     
    デリカD:5に迫るアイポイントの高さもあって、軽自動車に乗っていることを忘れるほど。さらにこのグレードには、レーダークルーズコントロールや車線維持支援機能、衝突被害軽減ブレーキシステムなど、快適かつ安全なドライブを支援する先進装備も搭載されている。
     
    シートは撥水性で、荷室には掃除がしやすい樹脂製ボードを採用。リアシートは、320㎜のスライドができ、4名乗車+遊び道具という使い方も得意だ。
     
    全方向の視界もよく、積載力も文句なし。所有感をくすぐるデザインもしかり。これだけ考え抜かれた仕上がりで、維持費が安い軽自動車枠の恩恵をあずかれるのは、もはや反則では(笑)。

    三菱/デリカミニ Tプレミアム

    ¥2,271,500

    ●全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,830㎜ 
    ●車両重量 1,060kg
    ●最低地上高 160㎜ 
    ●最小回転半径 4.9m 
    ●乗車定員 4人
    ●エンジン 659㏄ 水冷直列3気筒DOHCターボ+モーター
    ●駆動方式  4WD 
    ●燃料 無鉛レギュラーガソリン 
    ●WLTC燃費 17.5km/ℓ

    問い合わせ先:三菱自動車 TEL:0120-324-860

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    視界が良く、小物入れも豊富なコクピット。シート&ステアリングヒーター付き。

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    後部座席の空調を整えるプラズマクラスター付きのサーキュレーターを標準装備。

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    リアシートの左右には、ロールサンシェードを装備。助手席背面には、折りたたみ式のテーブルやタイプAのUSBポートもある。

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    車中泊をするならラゲッジルームよりも、フラットシートにしたほうが広くて快適。マットで凸凹を解消すれば快眠できる。

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    スライドができるリアシートを下げれば、 頭上も足元も余裕たっぷり。このグレードは左右とも電動スライドドアを装備。

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    リアシートを倒したときに、完全にフラットにならないのは残念。3人分のキャンプ道具は、リアシートの片側を倒せば余裕で入る。

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    頼れる軽に遊びのスパイスを!圧倒的な広さと心地よさ「N-BOX 」

    私がテストしました!ライター 佐藤旅宇
    自転車、オートバイ、車と、タイヤ付きの乗り物が大好きな本誌ライター。DIYでカスタマイズした30年モノのミニバンで、デイキャンプにハマり中。

    軽自動車のみならず、日本国内でもっとも売れているクルマが、ホンダ N-BOXシリーズだ。その理由は、現在のユーザーが軽に求めるニーズを高いレベルでクリアしているから。

    燃料タンクを車体中央床下に配したセンタータンクレイアウトなど、独自の工夫により、軽自動車離れした広さと安定した走りっぷりを実現している。そして安全運転支援システム、ホンダ センシングも全グレードに標準装備され、つけ入る隙がない。

    そんな実用を極めたN-BOXに、アウトドアテイストを加えたのが「JOY」である。専用デザインのタフなグリルなど、ギア感の増したエクステリア。さらにチェック柄を基調とした内装デザインにも目を奪われる。

    ’80年代まではこういう柄の内装がよくあったなと、ベテランドライバーもノスタルジックな気分に浸れ、とても居心地がいい。しかも生地は撥水ファブリックなので飲み物をこぼしても簡単に拭き取れるのがうれしい。
     
    運転席はフロントガラスが大きく、まるで電車の運転台のような眺め。走行中は風景が映画のスクリーンのように目に飛び込んできてじつに気分がいい。ターボ付きはパワーに不満はないが、さすがに山道を上るとエンジン音は大きめ。もっともそれがなかったら、軽に乗っていることを忘れてしまうかも。

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    チェック柄の撥水ファブリックを用いた内装が特徴的。物入れの数も多い。

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    助手席側のピラーには死角となりやすい左側前方を映す補助ミラーを装備する。

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    ラゲッジスペースでは、体を伸ばして寝ることはできないものの、天井が高く、クッション性もあるので十分くつろげる。

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    後席は前方に190㎜ほどスライド可能。4人乗車でもピクニック程度の荷物なら積載できそうだ。倒せば荷室床長1,480㎜の広大な空間が作れる。

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    後席座面を跳ね上げられる機構を搭載する。大きな荷物をスライドドアから積載でき、リアゲートを開けるスペースがない場所で便利。

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    ホンダ/N-BOX JOYターボ

    ¥2,260,500(2トーン/4WD) 

    ●全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,815㎜ 
    ●車両重量 990㎏
    ●最低地上高 145㎜ 
    ●最小回転半径 4.8m 
    ●乗車定員 4人
    ●エンジン 658㏄ 水冷直列3気筒DOHC 
    ●駆動方式 4WD
    ●燃料 無鉛レギュラーガソリン 
    ●WLTC燃費 18.4㎞/ℓ

    問い合わせ先:ホンダ TEL:0120‐112010

    ※構成/山本修二、佐藤旅宇 撮影/三浦孝明

    (BE-PAL 2025年7月号より)

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