街全体が世界文化遺産。ラオスの古都、ルアンパバーン | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2018.05.09

    街全体が世界文化遺産。ラオスの古都、ルアンパバーン

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    ラオスの旅1

    東南アジア諸国の中でも内陸部に位置する国、ラオス。日本の本州とほぼ同じ面積の国土は、約8割が山岳地帯で、メコン川をはじめとする多くの河川と森からなる自然に恵まれています。今回、僕はラオスの北部で少数民族の村々を訪ね歩くトレッキングをしたいと考え、初めてこの国を訪れました。

    最初に到着したのは、北部の街、ルアンパバーン。ラオスのみならず、東南アジア全体の中でも、今もっとも注目されている観光スポットの1つです。山合いにあるため陸路でのアクセスはやや不便ですが、タイやベトナムなど周辺国からの国際線も含め、空路でのアクセスは比較的整っています。

    かつてラーンサーン王国の都として栄えたルアンパバーンは、古くからの仏教寺院と、フランスに植民地支配されていた頃の面影が混在しています。その景観の美しさと他にはない文化的・歴史的価値が認められ、1995年、ルアンパバーンは街全体が世界文化遺産に登録されました。

    一年のうちでラオスを旅するのに一番適しているのは、11月頃から2月頃にかけての乾季。雨はほとんど降らず、気温もそこまで上がらないので、カラッとしていて過ごしやすい時期です。ただ、特にルアンパバーンなどの北部では、朝晩はかなり冷え込むので、長袖の上下と、薄手のダウンやフリースなどの防寒着は必要です。

    どこに行っても、ゆったり、のんびりした雰囲気の、ルアンパバーンの街。特に目的もなくぶらぶら散歩するだけで、日本でのせわしない日々できつく巻き上がっていたネジがスルスルとゆるんでいくような、穏やかな気分になれます。

    ラオスの手工芸品、特に伝統的な織物は、その素材と製法のクオリティの高さで、世界でも非常に高い評価を受けています。ルアンパバーンの街にも伝統織物を扱うショップがたくさんあって、織り子の方の作業風景を見学できる場所もあります。

    本格的な伝統織物はかなり高価ですが、10万キープ(約1500円)程度から見つかるコットン製のストールなどもあるので、おみやげ用にいろいろ探してみると楽しいでしょう。

    滔々と流れる大河メコンに面している、ルアンパバーンの街。川べりには大小のオープン・レストランが点在しています。ビア・ラオ(ラオスのビール)をぐびっと飲みながら、メコン川の向こうに沈んでいく夕陽を眺めるというのも、乙なものです。

    川べりで木登りをしながら、ポーズを取ってくれた男の子。ラオスの旅は、まだ始まったばかりです。

    ——

    夕方6時頃にタイで撮影した写真だけで構成した写真展「Thailand 6 P.M.」が、東京・三鷹で現在開催中です。会期は5月27日(日)まで。ご興味をお持ちいただける方は、ぜひよろしくお願いします。

    山本高樹 写真展「Thailand 6 P.M.」

    太陽が西に傾き、昼間のうだるような暑さが消えて、暮れ色の空に夜のとばりが下りてくる頃。タイの街は、その素顔を僕たちに見せてくれる。ささやかな電球の灯りの下で交わされる笑顔と、にぎわいと、ちょっぴりの寂しさと。写真家・山本高樹が5度にわたる取材で撮影した作品を展示する写真展。

    会期 2018年3月20日(火)〜5月27日(日)
    会場 リトルスターレストラン
    東京都三鷹市下連雀3-33-6 三京ユニオンビル3F
    TEL 0422-45-3331 http://www.little-star.ws/
    時間 12:00〜14:30、18:00〜23:00
    定休 月曜日(臨時休業や貸切の日もあるため、同店のサイトをご確認ください)
    料金 無料(会場が飲食店なので、オーダーをお願い致します)

    ——

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』ほか多数。
    http://ymtk.jp/ladakh/

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