【ロシアのパワースポットとマイ秘境】 第2回 シャーマンの砦、オリホン島 | クルマの旅・ドライブ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 4
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    2018.04.12

    【ロシアのパワースポットとマイ秘境】 第2回 シャーマンの砦、オリホン島

    いつの間にか、砂

    崖に近づかないように気をつけていると、次なる罠は砂。いかんっと思った瞬間には、埋まってました。

    助けを求めようにも、バイカル湖はオフシーズン。あたりには、ひとっこひとり歩いていません。4WDを発動してなんとか脱出しましたが、冷や汗だらだらなぎりぎり感。2度と砂には近寄るまいと決意をし、その後も油断して砂に埋まるわけです。

    崖、砂、次なる関門は、泥

    崖を避け、砂を避け、島の最北端を目指して北上します。北の関門は、泥。

    固く締まった轍はやがてゆるゆるになり、高低差の激しい凸凹の泥の塊。ガリガリと車の腹をこするようになったところで、撤退しました。

    湖の中の湖

    湖に浮かぶオリホン島ですが、湖があります。つまり湖の中の湖。今宵のキャンピングは、そのマトリョーシカの前。例によって、ひとっこひとりいません。シベリアの名物は、「無人」です。キャンピングの最高の贅沢は、絶景+無人ですね。

    上の写真の右側の小屋は、トイレ。ロシアお得意のボットン式です。このトイレに、最後のトラップが仕込まれてました。どういうわけか、穴が小屋の外にも広がっているのです。頻尿気味だというのに、夜中のトイレは危険です。

    シャーマン断崖

    昔はシャーマンしか近寄れなかった、寺院岩へ散歩。

    バイカル湖の主が住んでいた、神聖な半島です。

    スピリチュアルに輝く極彩色の旗に、旅の安全を祈願しておきましょう。

    無事にアフリカの喜望峰までたどり着きますように!

    地球規模のパワースポットバイカル湖に浮かぶ、エネルギーの源オリホン島。観光客のいない秋が狙い目ですが、冬もまた楽しからずや、です。凍った湖の上を車で走れるのですから!

    次回は、「第3回 シベリアはマイ秘境の宝庫」です。

    石澤義裕・祐子
    住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた。

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